表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
731/754

第710話 トマト料理を食べに行こう その3

【宣伝】

「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。」発売中です! 会社帰り・学校帰りにぜひぜひよろしくお願いいたします!m(__)m


○GCN文庫さま 商品ページ

https://gcnovels.jp/book/1872


○メロンブックスさま 通常版(SS付き)

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2905033


○ゲーマーズさま 限定版アクリルプレート

https://www.gamers.co.jp/pd/10794723/

【登場人物】

鏡      だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber

御旗楯無   だいさんじ所属VTuber DKVTuber

大洗湊斗   だいさんじ所属VTuber 天然ホストVTuber

躑躅館咲   だいさんじ所属VTuber トマトが苦手

清水K介   だいさんじ所属VTuber アラフォー独身おじたん

津田杏    だいさんじ一期生 関西最強女VTuber

志摩ぱるけ  伊勢志摩大好き系VTuber

大草原原シャロン だいさんじマネージャー お嬢様系一般人


【シチュエーション】

清水K介は現役農家! 彼の畑ならなにをやっても構わない!

そんな悪ふざけの延長線上に行われるドッキリ企画!

はたしてR.I.Pメンバーのメンタルは保つのだろうか!


既に躑躅館くんのライフはトマト食べる前からゼロよ!!!!


◇ ◇ ◇ ◇



清 水「それじゃ僕は先生のお相手をしなくちゃいけないので……」


 鏡 「あ、言っちゃうんですねそれ……」


御 旗「これはK介さんのツイッターが荒れるぞ……」


大 洗「K介さん! 一旦! 一旦ステイでお願いします!」


   「K介さんのためでもありますから!」


躑躅館「ネットでめっちゃ人気のみるく先生を」


   「家に連れ込んだとか、絶対こんなの炎上案件でしょ」


   「なにやってるんすかK介さん!」



三 人「わざわざ詳しく説明すんなよ!」


   「こっちが一生懸命誤魔化してんのにさぁ!」


   「そういうところだぞ躑躅館ァッ!」



K 介「あ、ばれちゃいました?」


   「なんかね、急に土いじりがしたくなったそうで」


   「お前のところで畑作業させろやって」


   「押しかけられちゃったんですよ」



   「押しかけ女房ならぬ、押しかけVTuberってね!」



三 人「だから! 話をややっこしくすんなって!」


   「みるくママのファンに○されてーのか! K介ぇッ!」


英 数「K介くぅん、ちょっといつまでぶらぶらしてるの」


   「みるくさんのお相手、僕だけだと大変なんだから」


   「って、あら? ウチの若い衆がわらわらと?」


四 人「なんや英数さんも一緒か」


   「ほなええか」



【※ 英数さんは、だいさんじ内屈指の良識人で人望が厚いぞ! 彼がいれば間違っても妙なアクシデントなんて起こらないから……R.I.Pのメンバーも安心だぞ! それはそれとしてK介羨ましいぞ、そこを代われ】



K 介「あ、そうだ」


   「畑なんだけれど、最近カラスが多くってさ」


   「作物荒らすから大変なんだよね……」


 鏡 「まあまあまあ、それは農家あるあるですよね」


大 洗「え? 社長って、実家が農家だったりするの?」


   「けどたしか大きな会社の跡取りだって……?」


御 旗「大洗さん、アンタが一旦ステイだよ」


   「キャラの設定と中身の設定をごっちゃにしないで」


躑躅館「害獣対策はしんどいっすよね」


   「狐やオコジョなんかも地味に迷惑でさあ」


   「猪くらいだったら食べられるからまだいいんだけど」


大 洗「躑躅館のところが農家ってのは、なんか解釈通りだわ」


御 旗「僕も僕も。すっごく自然に感じたw」


 鏡 「分かりますか躑躅館さん」


   「農業って辛いですよね……!」


K 介「そうなんだよ辛いんだよ……!」



   「ってことでまあ、畑に最近かかしを立てたのよ」


   「ちょっとビビるかもしれないけれど」


   「害はないから安心してくれ……な?」



四 人(雑なフリだなぁ……)


◇ ◇ ◇ ◇


 鏡 「さて……誰がこれ出てくると思います?」


御 旗「畑でしょ? そんなの一人しかいないじゃん?」


   「稲は育ててないけど、麦は育ててるんだよってw」


大 洗「あ~! 一二三さんね! あり得る!」


躑躅館「ちょっと勘弁してよぉ~!」


   「トマトに一二三さんって、僕の苦手なのばっかりじゃん!」


   「こんなのいじめだよ! 絶対に事務所に抗議してやる!」


 鏡 「…………あれ?」


   「なんかちょっと、見ない感じのかかしが出てきましたよ?」


大 洗「かかしの下で泣いてる女の子がいるぜ!」


御 旗「え⁉ ロリ⁉ 田舎ロリですか⁉」


躑躅館「なにテンション上がってんだクソガキ!」


   「って、おいおいおい、これはまさか……!」



ぱるけ「え~ん! え~ん!」


   「杏しゃん! どうしてこんなことになっちゃったんだよ~!」


   「ひどいよぉ~! 生け贄だなんてぇ~! 野蛮人のすることだよぉ~!」


大草原「泣き止んでくださいまし、ぱるけさま」


   「杏さんはその身を呈して、この地の飢餓をお救いになられた」


   「自らこのK介さまの畑の守り神になられたのですよ」



 杏 「ぐで~ん」



四 人(なるほど、そう来やがったかぁ……ッ!!!!)



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



K介畑の守護神は、だいさんじの守護神。

この手の話題となったら必ず顔を出す女。

津田杏さんなのでした。


ついでに、大草原原さんとぱるけちゃんも集結。

この三人はなんていうか扱っててほんと安定感がありますね。

そして、嫌な予感しかないR.I.Pメンバーなのでした。


守護神にも守りたいものと守りたくないものがある。守りたくないものに回った時、人に神の猛威が降りかかる。だいさんじの荒魂こと津田杏。彼女の庇護ははたしてR.I.P.の連中に届くのか。届かない気がするなぁ、どこかの誰かさんのせいで――なんて思った方は、ぜひぜひ応援コメントなどよろしくお願いいたします。m(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ