第687話 羊は、悪くないよねぇ? その2
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【登場人物】
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
五十鈴えるふ DStars3期生 和風エルフ
高円寺ラム DStars4期生 悪くない陽キャ
【シチュエーション】
三期生の智将五十鈴えるふ。
高円寺ラムのプロデュースに、あえてのMHP2を選択する。
こいつは今夜は眠れないぜ……!
◇ ◇ ◇ ◇
ラ ム「ぺいぺい! ぺいぺぺいぺい!(鳴き声)」
「モンスター○ンターって、あのモンスターハンター?」
「ラムも存在は知ってるけれど、やったことはないペイ!」
「ラムでもできるかなぁ~~~~?」
えるふ「大丈夫だよラムちゃん! そのために……!」
「伝説のはじまり! おそらく最も多くの人がプレイした!」
「時代を変えた名作MHP2を持って来たんだから!」」
ラ ム「えぇ~~~~っ⁉ そんなすごいゲームなのぉ~~~~ッ⁉」
えるふ「すごいよ~! これは本当にすごいゲームなんだよ~?」
「今でこそ通信対戦は当たり前になったんだけれど」
「当時はまだケーブルを使った有線式が主流だったの」
「けれど、MHPの登場によって」
「無線による通信対戦が流行りだしたのね」
「ゲーム機を持ち寄れば、すぐにみんなとゲームができる」
「そんなお手軽さが子供心に火をつけた……!」
「無印MHとMHPで新しい通信対戦の下地を作り」
「そして満を持してのMHP2でメガヒットをたたき出す」
「これにより、多くのZ世代の青春にこの作品は刻まれたの」
「つまり!!!! 問答無用の名作なんだよ!!!!」
「つべこべ言わずにさっさとやりなさい!!!!」
ラ ム「ぺいっ! このえるふさん怖いペイ! ぺいぺい!」
―――――――
コメント
―――――――
:流石はえるふちゃん。ゲームの選が玄人のそれ。
:新人にMHP2をやらせる! これぞゲーマーの鑑!
:古から長き時を生きるエルフだけはある……!
:これ、普通に年代バレしない?
:↑面白いからいいんだよ
:↑PSPは神マシンだから。現行最強の携帯ゲーム機だから。
:いや、まじでMHP2を選ぶのはよくやったわ
:俺もちょっとひと狩り行っちゃおうカナ?
:いやいや、もう公式サーバー動いてないでしょw
:知らんのか? パソコンとPSPをアドホックで……!
:↑やめろ! それは誰もが知っているが触れてはいけない禁断の!
:↑ぶっちゃけそれでIT沼に足突っ込んだ奴多そう
:↑ほんと、いろんな意味で後世の人間に影響与えたよな
―――――――
ラ ム「ふぇえぇ、なんだかみんなめっちゃ騒いでる!」
「本当にこのゲームって、すごいゲームなんだ!」
「ラム、知らなかったよぉ~!」
えるふ「ふっふっふ、まあ、ラムちゃんみたいに若い子は」
「知らなくて当たり前体操かもしれない」
ラ ム「けど、これってとっても古いゲームなんだよね?」
「リメイクとかもされてないみたいだし」
「どうやってプレイするの?」
えるふ「それはもちろん……」
「実機に決まっているだろう!!!!(PSPを取り出す)」
ラ ム「うわぁ! なんだそのゲーム機は!」
「親戚のお兄ちゃんが持っていた気がする!」
えるふ「ラムちゃんとプレイするために」
「都内の中古屋を駆けずり回って集めてきたよ」
「さらに、モン○ンするならやっぱり」
「それなりのメンバーが必要だよね……!」
す ず「は~い! こんこんこん、こんばんわ~!」
「みなさんの愛され狐にして、えるふちゃんの後見人!」
「ゲーミングおきつねの生駒すずでございま~す!」
ともこ「あ、どうも、お邪魔いたします」
「私、企業勢VTuberということで」
「えるふさんとはたびたび絡ませていただいている」
「低気圧ともこと申します……」
「今日はともこ! 低気圧に勝ってます! ハイテンションで行くぜ~!」
ラ ム「ぺぺぺぺい⁉ いっぱいコラボ相手が⁉」
「いいのえるふちゃん⁉ ラム、こんなにいっぱいコラボして⁉」
えるふ「いいんだよ! グリー○だよー!」
「あくまで、私の配信に二人がコラボにかけつけてくれて」
「そこにラムちゃんの初配信が被ったってだけだから」
「それに! ぶっちゃけ、モン○ンは大勢でプレイするかラ楽しいんだ!」
「二人でプレイしてもつまらないからね!」
「あと……流石の私も完全な初心者をキャリーするのは難しい!」
ラ ム「あ、それが本音っぽいぺい」
す ず「は~い! そこで生駒の登場ということでございます!」
「MHP2をやったことがある現役JKはおるか……!」
「ここにおるぞーーーーッ!!!!」
ともこ「MHP2に青春を捧げたギャルゲーゲーマーはおるか……!」
「おるよーーーーッ!!!!」
えるふ「ということで、異様に頼りになる二人を加えて」
「ラムちゃん、ひと狩りいこうぜ!!!!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
五十鈴エルフ、とんでもない奇手を打つ。
自分の枠だからいくらでもゲームしていいし、コラボ相手も呼んでもいいもん。
この女VTuber、まさに配信の鬼である。(エルフである)
そして、期せずして揃ってしまった、最強ゲームメンバーズ!
全員が全員、夜までゲームする廃人たちだが、大丈夫か?
こんな夜中までゲームをするバカタレどもにならんか?
なります!(断言!)
えるふちゃんとラムちゃんを組ませたからには、ここまでやらなくては意味がない。この四人の最強感。元ネタの空気を少しでも再現しようと頑張ってみますが、言うて某建設配信よりは、そんなに見てないのでご容赦を。なんにしても、バカ○レサー○スの集合にワクワクした人は――ぜひぜひ応援・評価・フォローよろしくお願いいたします。m(__)m




