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【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
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第683話 かりんVSごりら 世紀の大怪獣対決 その6

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【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長

東山ごりら  DStars4期生 幸薄そうな清楚少女だった(過去形)


【シチュエーション】

マリ○のミニゲームでシューティングゲームを引いたかりんちゃん。

もちろん、持ち前のつよつよゲームセンスで圧勝するのだった。


◇ ◇ ◇ ◇



かりん「いぇ~い! かりんの勝ちぃ~!」


   「ばにらちゃんも、うみちゃんもザッコォ~ッ!」


   「そんなゲームよわよわで、先輩面とかみっともなくないですか~!」


う み「こ、こいつ! 打って変わって急に煽ってきやがって!」


   「二面性のあるタイプか! くそっ、なんにしても腹立つわね!」


ばにら「負けは負けバニよ、うみ(我慢してのフォロー)」


   「お見事だったバニよかりんちゃん、流石はばに~らが認めた後輩」


   「その健闘をばに~らは素直に賞賛するバニ」


う み「なにを大物ぶってんだよ、まったくもぉ~!」



―――――――

コメント

―――――――


:本当は悔しいくせに、無理しちゃってまあ


:ばに~らってばさ、そういう変なところで意地を張る癖があるよね?


:ゲーム相手だと感情剥き出しだからわかりやすいんよ


:まあ、後輩相手に我慢できるのは成長の証よな


:かりんちゃんはばにらの担当の後輩でもあるし


:素直に喜べてえらい!


:しっかし、エグいくらいにつよつよなエイムだったな?


:こんなミニゲームで本気を出さなくてもとビビった


:↑わかる


:先日のばにらのコラボの時もそうだったけど、場違い感が半端ない


:正直、アイドル路線のDStarsではどうなんだろう……?


:けど、だいさんじって感じでもないだろ?


:↑あっちもFPS強いゲーマーさんはいるけど、なんか違うよな


:本当はデジすぽあたりに所属してた方が幸せだったのでは?


:いやいや本人が希望してきたわけだから


:かりんちゃんの選択を尊重してあげなよ


:それにFPSだけかもしれないしね……!


:そうだ! まだゲームは始まったばかりだぜ!


―――――――



ばにら(う~ん。かりんちゃんの実力をみんなに見てもらえたけど)


   (なんか方向性が変な感じだなぁ)


   (けど、言っていることも分からなくもないというか)



   (かりんちゃん、どうしてアイドル路線のウチを選んだんだろう?)


   (もっとそのFPSの技術を活かせるような事務所は)


   (他にもいっぱいあると思うのに……?)



ごりら「すごいなかりんは」


   「ごりら、まったくなにもできなかったよ」


   「かりんにキャリーされっぱなしだった……!」


ばにら「…………あ!(いま気づいた)」


う み「…………あ!(いま気づいた)」


かりん「えぇ⁉ ちょっと、凹みすぎじゃん、ごりら⁉」


   「そんなに気にしないでよ! ていうか、勝ったんだからOKじゃん!」


   「かりんができないゲームを、ごりらはやってくれればいいから」


   「それでOKってことにしよう! ね?」



ごりら「かりんちゃんマジ天使…………!」


   「こいつ吸血鬼なんかじゃない、天使だわ間違いなく…………!」



かりん「吸血鬼ですぅッ! かりんは悪い子なんですぅッ!」


   「ちょっとやめて、そういう風評被害迷惑なんですけどぉ~ッ!」


ばにら(よかった、かりんちゃんがいい子ですぐにフォローしてくれて)


う み(ふむ。生意気なだけかと思ったら、意外に気が利きますね)


   (陰キャで引きこもりって言ってましたけれど)


   (これはもしかすると、気を遣いすぎて疲れるタイプって奴ですかね)


   (ばにらと同じでちょっと取り扱いには注意した方がいいかも……)



   (しかし、ばにらといいずんだてんぱいといい)


   (DStarsは陰キャで構ってちゃんな人材の宝庫ですね……)



二 人「…………あ!」



―――――――

コメント

―――――――


:そういや、総合司会のずんださんはなにしてんの?


:さっきからずんだの霊圧が消えている件について


:いるだけで騒がしいのに


:こんなに静かなずんださんはなかなか珍しいですよ


:これはあれだな、後輩の間に挟まれない奴だな


:ずんさんまで、コミュ障発動しちゃったか


:ばにら! はやくフォローしてあげなさい!


:ずんさんはね、本来コラボとかしないタイプなのよ!


:後輩の世話も大事だけれど、先輩の世話も忘れちゃいかん!


:気がつけばどっちが先輩か後輩かわかんない件についてw


―――――――



ずんだ「…………」


   「ごりらちゃんはまだいいよ」


   「ずんだは、まともに司会もできず」


   「みんなの会話の中にも入っていけず」



   「本当になんでここにいるんだろう……(迫真)」



全 員「ず、ずんさん!!!!」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



そういえば、ずっといたけど台詞がなかった。

すみません作者の把握ミスでございます。

いったい、なんのために呼んだのか……!

(※今回の章は、相当に行き当たりばったりになってます)


自らの才能を開花させて、ちゃんと自分で見せ場を作ることができたかりんちゃん。これができれば、VTuberとしては安心なのですが……安心できないVTuberが二人。ごりたそとずんだてんぱい。二人のダメダメっぷりが明らかになったわけですが――往々にしてそういう奴らが合わさった時の、化学反応という奴がヤバい。もしやずんばにに続いて、ずんごりのターンがあるのか――と、ちょっと最近の元ネタ状況的に思ってしまった方は、ぜひぜひ応援・評価・フォローよろしくお願いいたします。m(__)m

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