第681話 かりんVSごりら 世紀の大怪獣対決 その5
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【登場人物】
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
八丈島うみ DStars3期生 センシティブ委員長
東山ごりら DStars4期生 幸薄そうな清楚少女だった(過去形)
【シチュエーション】
脱法四期生コラボ開始!
ミニゲーム。アイテムマスに止まったばにらが赤に。
三期生VS四期生で戦うことに……。
◇ ◇ ◇ ◇
ばにら「ばに~らが赤扱いバニか」
「クッ○マスに止まったうみ」
「かりんちゃんとごりらちゃんは青マスだから」
「2VS2のゲームになるバニな」
う み「お? 奇しくも三期生VS四期生対決じゃないですか?」
「これはちょっと、かっこいいところをお見せしなくては!」
「三期生の実力、思い知らせてあげますよ~~~~!」
かりん「うわぁ、大人げない……!」
ごりら「まあまあ、かりんちゃん」
「うみは昔から、こういう勝負事には真剣なタイプだから」
「そんなに言わないであげてちょうだいよ……」
「まあ、僕も負ける気なんてさらさらないんだけれどね!」
かりん「ごりらもやる気まんまんだ!」
「ばにらちゃ~ん! 怖いよぉ~! 周りがガチなんだけど~!」
ばにら「なに言ってるバニかかりんちゃん!」
「ゲームはいつだって真剣にやるものバニ!」
「お前もFPSをお遊びでやってるわけやないやろ!」
「どんな時でも全力!」
「それがかっこいいVTuberの条件や!」
かりん「うぅっ! ばにらちゃんまでぇ……ッ!」
「かりん、こういうパーティゲーム苦手なのにぃ……!」
―――――――
コメント
―――――――
:あれ、かりんちゃんってゲームつよつよじゃなかったの?
:FPSは強いよ。国内でもトップ10クラスの実力。
:けど、FPSとパーティゲームはまた違うからね。
:ゲーム実況者でもパーティゲームする人たちはいるけど……。
:あんまり需要ないのよね
:あくまで内輪ノリみたいなw
:人狼とかだとまた違ってくるんだけれど
:というかパーティーゲームにはコミュ力が
:↑おっとそれ以上はよすんだ
:↑人には人のよさがある あまり多くを求めてはいけない
:↑かりんちゃんはFPSだけできれば大丈夫!
:みんなかりんちゃんに甘すぎるだろw
:オタサーの姫感あるよね
:それを鼻にかけてないあたりがまたたまんないのよ
:今も壮絶にテンパってるし
:これこれ、こういう初心なVTuberを待ってたんだよ!
:ワイトもそう思います
―――――――
かりん「あ~! せめてかりんもできるゲーム出てくれ~!」
「なんかこうシューティング要素のある奴~~~~!」
ばにら「そんな都合良くいくわけないバニよ」
う み「そうですよ! さあ、ここからお仕置きの時間です!」
「先輩を舐め腐った生意気な後輩たちを分からせてあげますからネ!」
「…………って、あれ?」
ごりら「うぇ? マジか?」
ばにら「ちょっちょっ……ちょっと待って?」
【ミニゲーム: ペイント○リボー】
かりん「やったぁ~! シューティングゲームだ!」
「FPSとは違うけれど、予測射撃は得意だよ!」
―――――――
コメント
―――――――
:おっとヒキつよ!
:ここでシューティングゲームを引けるのは強い
:かりんちゃんやるやんけ
:これはVTuberとしては有能
:どうやらボコボコにされるのは三期生の方だったな
:かりんのFPS性能は伊達じゃないってわからせてやれ
:お局なんて関係ないね! 強い奴がえらいのよ!
:下剋上はじまったなw
:いや、まだわからんぞ? ごりたそがどれくらいの実力か……!
:2VS2ってところがミソよな
:けどまあ、これは流石にかりんちゃんが勝つでしょ
:かりんちゃんの勝利に全BET! さらに花京院の魂もかける!
:↑勝手に花京院の魂をかけるなw
―――――――
三 人(まじか、ここで得意なシューティングを引くとか)
(さてはかりんちゃん、持ってやがるな……!)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
FPSゲームは得意でもパーティゲームは得意じゃない。
もちろん、そういうVTuberもいていいわけで、実際そんな感じの人もいますよね。最新のゲームはすいすいこなすけど、レトロゲーだけはダメみたいな……。
いったい、誰神さんのことやろなぁ……!
(最近、修行してたからこれから強くなりそう)
ということで、マウントをとるつもりがとられる形になった三期生VS四期生対決の行方やいかに。かりんちゃんが一方的に蹂躙するのか。それとも、ばにらとうみが覚醒して先輩としての威厳をみせるのか。まさかのダークホース、ごりたそ大活躍なのか――というところで、白熱のバトルを期待していたところ申し訳ないですが、たぶんバトルシーンは飛ばします。だって、なんか具体的なゲームの描写までやっちゃうと、権利関係でひっかかりそうなんだもの。(いまさら) いまさらビビってしまう作者でも許してくれるという希有な方は、ぜひぜひ応援・評価・フォローよろしくお願いいたします。m(__)m




