第680話 かりんVSごりら 世紀の大怪獣対決 その4
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【登場人物】
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
八丈島うみ DStars3期生 センシティブ委員長
東山ごりら DStars4期生 幸薄そうな清楚少女だった(過去形)
【シチュエーション】
脱法四期生コラボ開始! キャラクターセレクトは……
ばにら: チョロ○ー
うみ : テレ○
かりん: ヨッ○ー
ごりら: ドンキーコン○
となっております。
これでごりらがピー○選んだらそれは解釈違いでしょ?
◇ ◇ ◇ ◇
ばにら「そういえば、二人はパーティゲームはよくやるバニ?」
「えい! おっと、8が出たバニな! アイテムマスバニよ!」
「ラッキラッキラッキ~~~~♪」
う み「調子いいじゃないですかばにらちゃん!」
「これは委員長も負けてられませんね……」
「と、それはそれとして、どうなんですかお二人とも?」
「パーティゲームとかってやられる感じですか~?(ナイスフォロー)」
ごりら「僕はそんなにやらないですね」
「というか、ゲーム自体があんまりかなぁ? 得意じゃないかも?」
う み「おっと⁉ それはVTuberとしては致命的では⁉」
「だったらなんで配信者やろうと思ったんですか⁉」
ごりら「いや、配信言うてもいろいろあるやないですか」
「歌うたったり、雑談したり、ご飯を一緒に食べたり」
「一緒の時間をリスナーと過ごすことに」
「僕は価値があると思っているんですよねぇ(得意げ)」
う み「利いたふうな口をきくな~~~~ッ!!!!(クワッ!)」
「そんなゆるいお喋りだけで食べていけるほど」
「VTuberの世界は甘くないんですよ!」
「ひとつ抜きん出る武器がないとね!」
「すぐに飽きられてポイでございますよ!」
「はい来た! マックス10!」
「こういうの! こういう持ってる人間じゃないと!」
「VTuberってのはできないんですねぇ~!」
ごりら「振っておいてなんなのその煽り⁉」
「ちょっとこの先輩感じ悪いんですけど~⁉」
う み「って、ぎゃあいきなりクッ○マス!」
「委員長の所持金がもうゼロよ⁉ これじゃスターが買えないわ⁉」
「あんまりだよぉ~! こんなのってないよぉ~!」
―――――――
コメント
―――――――
:煽りからの見事なオチw
:やっぱり委員長は不憫でなくっちゃねw
:えらそうにご高説を垂れたのにこれであるw
:そう人気者になるためには、PONでなくてはならんのだw
:↑それ、PONの総大将に向かって言えます?
:VTuberの人気って、また毛色が違うよね
:アイドルとかの売り方とまったく違う感じはある
:ガワのかわいさはもちろんだけれど、中身が重要ではある
:↑それはどの業界でもそうだろ
:地味に稼働時間がしんどそうではあるよな
:24時間会えるアイドルとは言ったものだが、本当に会える奴があるかw
:VTuberの働き方は、ほんとなんとかせにゃならんよな
:それはそれとして、かりんちゃんはゲームとかどうなの?
:↑いまさらだろその質問
―――――――
かりん「え? かりんですか?」
「まあ、ゲーム配信者やってたんで、そこそこはしますけど」
「パーティゲームの類いはあんまりやらないかなぁ……?」
ばにら「あ、そうなんだ」
「FPSとか格ゲーしかやらない感じバニか?」
かりん「そんな感じ。あとはサンドボックス系もやるかなぁ」
「一人でやってるときはマジで無言だからか」
「あんまり見てても面白くないかも……(謙遜)」
う み「はい、ダメですよかりんさん! そんなマインドじゃ!」
「配信者なんだから! ゲームプレイをしながらトークで魅せる!」
「両方やらないといけないからVTuberは難しい……んですよ!」
「ゲームつよつよだからってね、舐めてたらいけませんからね」
「ごりらも、かりんちゃんも」
「武器を持ってこの界隈に入ったつもりかもしれないけど」
「上には上がいるってことを、ちゃんと理解すること」
「わかった?」
二 人「は~~~~い! わかりました、お局さま!」
う み「だから、誰がお局やっちゅーねん!」
「しばき倒すぞこのジャリどもが!」
かりん「いや、うみパイセンが言い出したんですやん!」
ごりら「かりんちゃん、更年期障害だよこれ」
「あんまり真に受けちゃいけない奴だよ」
かりん「なるほど」
「委員長、いい市販薬をかりん知ってるんだけれど」
「よかったら紹介しようか? 皇○って言うんだけど」
う み「テレビショッピングはじめんなや!」
「まだ更年期じゃないわい! まったくもう、これだから若い子は……!」
「まぁ、言うて委員長も、ピチピチのギャルですけれどね?」
三 人「うわ、キッツ……(ガチトーン)」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
トークに自信がある様子のごりら。
ゲームで実績があるかりんちゃん。
しかし、あくまでそれは素人芸。プロの集団に混じった時、通用するかと言われると――まあ、新しい業界なのでそれほど差はないはず。案外なんとかなるかもです。
とはいえうみはマウントをとる。なぜならお局ちゃんだから。
そんな甘い考えじゃ、この業界じゃやっていけないわよ~!
と、言うのが彼女のお仕事なのでした。
もちろん、それはそれとして気にかけているのでそこはご安心を。
後輩の気遣い方が不器用な奴らしかいねえ! ずんさんもそうだが、うみさんもたいがいな接し方をしてくるのだった! そんな中、いまいち自分の殻を破れていないもう一人の先輩――その消極性が、吉と出るのか凶と出るのか! ばにらの今後が気になる方は、ぜひぜひ応援・評価・フォローよろしくお願いいたします。m(__)m




