表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
685/754

第664話 らいおんラーメンふたたび その7

【宣伝】

「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。」発売中です! 会社帰り・学校帰りにぜひぜひよろしくお願いいたします!m(__)m


○GCN文庫さま 商品ページ

https://gcnovels.jp/book/1872


○メロンブックスさま 通常版(SS付き)

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2905033


○ゲーマーズさま 限定版アクリルプレート

https://www.gamers.co.jp/pd/10794723/

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

たたたたた  ばにらのリスナー らいおんらーめんの店員

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

石清水しのぎ DStars3期生 おっぱい侍太郎


【シチュエーション】

らいおんラーメンにしのぎちゃん合流。

どうやらレーヌちゃんと揉めた模様だが、大丈夫太郎?


◇ ◇ ◇ ◇



かりん「そういえば、らむは明日がデビューの予定だよね?」


   「いったいなんの配信するの? やっぱり歌とか?」


ら む「かりんちゃん、ラーメンを食うときはね」


   「なんというか神聖な時間じゃなきゃいけないんだ」


   「一杯のスープと、一啜りの麺の幸福に」


   「正面から向き合う。そういう静謐さが……」



ずんだ「ええから答えんかい! このペイ娘!」


ら む「ぺぺぺぺぺい! 乱暴だぺい!」


   「ずんだ先輩とは来夢、あんまり相性よくないかも!」


ばにら(いや、意外と君みたいな子の面倒を)


   (見ちゃうタイプの先輩だよ、美月さんは……!)


ら む「来夢たちはね、えるふちゃんたちの希望もあって」


   「初手、ゲーム配信でいくことになったよ~!」



ばにら「ゲーム配信バニか。まあ、えるふらしいチョイスバニな」


ずんだ「とはいえ、四期生のお披露目配信は制限時間付きよね?」


   「大丈夫なの? そんな短い枠でゲームなんてしちゃって?」


ら む「ぺいぺいぺ~い! それなら問題ないぺい!」


   「来夢のチャンネルは閉じるけれど」


   「そのあと、えるふちゃんのチャンネルで」


   「気が済むまでゲームするペイ!」



三 人「そ、その手があったか…………ッ!!!!」



ら む「…………ぺい?」



ずんだ「たしかに、四期生のお披露目配信は三十分」


   「運営から配信時間を遵守するように言われている」


ばにら「けど、紹介する側のばに~らたちの枠については」


   「とくになにも指定を受けていない」


かりん「お披露目配信&複数枠コラボすることにより」


   「四期生のお披露目配信から、スムーズに他のチャンネルに移動」


   「そうすれば、いくらでも配信することができる」



三 人「えるふ……おそろしいVTuberやで!!!!」



ら む「えるふちゃん、そんなこと考えてないと思うぺい」


   「普通にゲームやろうよって誘われたぺい」


   「気にしすぎぺい! ぺいぺい!」



かりん「ばにらちゃん⁉ かりんたちもこれやれないかな⁉」


   「まだ、かりんのちゃんねるでコラボ許可は出てないけど」


   「先輩のチャンネルではコラボ許可降りてるよね?」


ばにら「たしかに。ばにらのコラボに、かりんちゃんが混ざって」


   「偶然ゲームをやることになった……ということなら」


   「Bちゃんもきっと怒らない(最重要)バニよ!」


ずんだ「初手がほぼコラボだったとはいえ」


   「いくらでもコラボ相手や企画は欲しいところ」


   「これは私たちも真似しない手はないわね……!」


かりん「けど、やっぱりかりんばっかりコラボしてたら」


   「運営や箱推しのファンにしたら、気分が悪くないかな?」


   「こういうのって公平にやるのが筋なわけで」


   「たしかに禁止はされてないけれど、ギリギリのような……?」



ばにら「そうバニ! それバニよ、かりんちゃん!」


   「そこの抜け穴をさらに使ってやるバニ!」


かりん「抜け穴?」


ずんだ「…………なるほど!」


   「たしかに、四期生はまだチューター役の先輩たち以外との」


   「コラボを運営から認められていない!」



   「けれども、四期生同士でのコラボについては」


   「とくになにも言われていない!」



かりん「…………えっ? えっ? どういうことどういうこと?」


   「かりんにも分かるように説明してよ!」



ばにら「つまり……対決コラボや!」



   「うみごりVSばにかり、マリ○パーティ頂上決戦や!」


   「ごりらちゃんがコラボ相手なら、なんも問題あらへんあらへん!」



ずんだ「ええやんええやん!」


かりん「えっ……えぇっ⁉ いきなり、対決コラボするのォっ⁉」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



悪魔的発想で初手長時間ゲーム配信という奇手を打つえるふちゃん。

三期生メンバーの中では良識派と思われているが、配信に関しては容赦なし。さらに、後輩の今後がかかっているとなれば危ない橋も渡ってみせる。


この胆力やはり真似できない。

実は三期生で一番の社長力の持ち主は、えるふちゃんなのかもしれない。

そんな彼女が、一癖も二癖もある社員を集めて、DStarsに一大旋風を巻き起こすことになるのは、まだまだ先のことなのだった……!


一方、ばにらさんはファッションセンターばにむらを(ry

(ばに~ら建設の方がきっと先になりますw)


お披露目配信と言っても、なーなーになるかと思いきや、意外にみんなガチで人気を取りに来ている三期生&四期生。創意工夫の初配信で、いったいどれだけの差が出るのか。トップをひた走るかりんちゃんは、このままゴールすることができるのか。いや、きっとそんなことはない。後に控えている二人は、2000万パワーズなみのアイドルVTuberだと感じる方は――ぜひぜひ応援・評価・フォローなどなどよろしくお願いいたします。m(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ