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【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
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第656話 かりんちゃん初配信、反省会会場 その5

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【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘


【シチュエーション】

さっそくの反省会。かりんちゃんをどうすれば人気者にできたのか。

ばにら、かりん、そしてずんさん(会場主)で話し合いの巻き。


◇ ◇ ◇ ◇


ばにら「しのぎ、アイツってば昔から、予測不能なところがあるバニだからな」


   「アイツなりに頑張って考えたんだろうけれど……」



   「流石にこの配信はちょっと!」



りんご「しのぎちゃんはそのえちえちな声もさることながら」


   「3D配信でのダイナミックな暴れっぷりにも定評がある」


   「動けるVTuberだからね……」



   「自分の特技を教えようと、暴走させてしまったのかもしれない」



ずんだ「天然のしのしのらしい配信と言えば、配信だけれども」


   「もうちょっとレーヌちゃんのことも考えなさいよ」


   「たしかにレーヌちゃんも天然の気があるけれれど……」



   「けど、天然×天然のコラボって、たいがい地獄だでな?」



かりん「冷静に分析してもらってるところ悪いけれど」


   「全部、言われなくても分かる話だから!」


   「分析してますみたいなノリで言われても困りますから!」



   「あぁ、もう、コメント欄がざわついてる……!」



―――――――

コメント

―――――――


:初手、壬生狼マッスルワークアウトだと⁉


:いきなりダンスミュージックとはレベルが高い


:隊長以外で、このダンスを踊ることができる奴がいるとは……!


:いや、よく見るとできてないよね?


:腕上がってないよ! レーヌたん! もっとしっかり踊って!


:体力ないないなのらねw


:なんでこの二人を組ませたw


:しかし、壬生郎マッスルワークアウトは、隊長だから映えるダンス


:隊長のビックデカメロンが揺れるのを、思うさま楽しむための曲


:レーヌたんは見た感じロ○キャラだからなぁ、そういうのないのが……


:いや、よく見るのだ皆の衆


:レーヌたそ、意外にもあるぞ!!!!


:B! C! D! E……F! バカな、この低身長で⁉


:ロ○巨乳ってことか!


:ちくしょう! やってくれるなDStars!


:こんな赤たんキャラに、立派に揺れるものをくっつけてくれやがって!


:しかし、おっぱいは正義! ゆえにエーフ!(エッチだけどセーフの略)


:いいぞいいぞ! もっと脂肪を揺らすんだ! 隊長、姫さま!


:これだからDStarsはたまんねえぜ!


:ぺえ! ぺえぺえぺえ! ぺぺえぺえ!(高円寺ラム)


:同期も喜んでる!w


:なんでいるんだ同期!w


:何語だよ同期!w


:やれやれこれは、面白くなってきてくれたじゃないの!w


:わかっているな! 当然、チャンネル登録ボタンを押させてもらった!


:揺れたと思った時には、すでにチャンネル登録は完了しているんだッ!


:うーん、ここは紳士が多いインターネッツですねw


:デビュー初っぱなから、厄介なファンを抱えちまったな、レーヌたんw


―――――――



かりん「なんか好評なんですけど⁉ いいのそれで⁉ 許されるの⁉」


   「結局胸かよ! 胸が大きければいいのかよ!」


   「そんなんだからエ○Starsとか言われるんだよ!(///)」


三 人(またそんな、懐かしい話を……ッ!)



―――――――

補足 エ○Stars

―――――――


DStars初期の活動方針。

水着のエッチなモデルでの活動が多かったため、ユーザーから揶揄されていた。

その後、プラットフォームでエッチなのが禁止されたため方針転換。

現在のKENZENアイドル路線へと舵を切ることとなった。


ちなみに、当時爆発的な暴威を振るっていたのは、赤坂ここあ先生。

彼女のえちえちボイスと、ダイナマイトボディにやられたファンは多い。

そんな彼女も今は立派なクッキングファイター。

華麗なお料理VTuberへの転身を遂げている。


そう、エロだけではVTuberは務まらないのだ!!!!


―――――――



ずんだ「ほんと、小さいのによく揺れるわね?」


   「なに? 新技術? Live○Dのバージョン上がったの?」


かりん「そんなわけないでしょ! そこにボーン入れてるんだよ!(///)」


ばにら「エロ売りはばに~らは否定しないけれど」


   「レーヌちゃんのキャラには合ってない気がするバニよ」


   「いや、けど、こんな赤たんが巨乳でえちえちっていうのが」


   「現代の疲れた男性社会人には沁みるってことなのか……?」


かりん「真面目に考察しなくていいから! やめてばにらちゃん!(///)」


りんご「うひょーっ! いいねいいね! たまんないよ!」


   「ほらほら、もっと揺らして! 恥ずかしがらないで!」


   「おっぱいはね、揺れれば揺れるほどその価値が上がるんだよ!」



かりん「もうやだ! この箱の先輩たち! こんなのばっかじゃん!(///)」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



かりんちゃん、安心して。変態は一匹のみだから。

せっかくここ数話で常識を取り戻してきたというのに、一話にして台無しにするりんごさん。本当にそういうところだぞ……!


しかし、それはそれとして、おっぱ○はいいのらね。

おっきければおっきいほどいいのらよ。

いや、ちっさくてもそれはそれで。


おっぱ○はそれだけで尊いのら!(叡智作家らしい発言)


筆者、そろそろ出版まで時間がなくなってきたこともあり、ちょっとばかり焦っております。ちょっとこちらの作品とは毛色が違う(そもラブコメ、そして叡智)ため、なんとも宣伝しにくいのですが、よければお手にとっていただけると助かります。そう、エ○売りはやっぱり大事――ということで、商業の大変さをご理解いただけた方は、ぜひぜひ応援・評価・フォロー・拙作のご購入などなどよろしくお願いいたします。m(__)m

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