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【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
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第648話 誰神ののみのKZKSDK配信 その4

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【登場人物】

犬神ののみ  だいさんじVTA所属 クソ雑魚ゲーム配信者


【シチュエーション】

犬神KZKSDK配信。

ステージ1のボスで沼りまくる。

どうやったらそんなに沼れるのか……!


◇ ◇ ◇ ◇



ののみ「もう無理! アタイ、やっぱりレトロゲー向いてないッ!」


   「こんなことやめて田舎に帰る! 田舎に帰って実家のイチゴ農園継ぐ!」



   「こんなゴリラたちの相手なんてするつもりなかった!!!!(絶叫)」



―――――――

コメント

―――――――


:流石に3時間も、一面で沼ると犬神さんもダメか


:メンタルだけは一級品なVTuberの卵だったのにな


:犬神ちゃんは、よく頑張ったよ


:人間にはできることと、できないことがやっぱりあるのさ


:自分に限界を作っちゃダメだ、犬神ちゃん! まだやれるって!


:いや、もう犬神ちゃんのコントローラーはガタガタよ!


:さっきからあきらかにゴリラの挙動がおかしいw


:はよ修理出してもろてw


―――――――



ののみ「そうよ! そもそも私はVTuberなのであって!」


   「ゲーム配信者じゃないの! だから、ゲームを途中でなげてもいい!」


   「はい! 論破! ということで、ここでゲーム配信終了……」



???「ちょっと待てーい!!!!」


???「犬神ぃ~~~~ッ! お前、本当にそれでいいのかぁ~~~~ッ!」


???「いまここで止めたら、貴方はきっと後悔しますよ!!!!」



ののみ「そ、その声は……!」



―――――――

コメント

―――――――


:お、茶番がはじまったぞ?


:けしかけておいて、今さらだなぁw


:しかし、彼らの言葉には一理ある


:レトロゲームから逃げるな! 令和世代!


:マイクラでは味わうことのできない、達成感があるのだ!


:今のおじさんたちは逆にマイクラができないけど!


:↑それを言っちゃおしまいよ!


:きたぞわれらがだいさんじ、レトロゲー三銃士!


―――――――



ののみ「どんな場に居合わせても大丈夫」


   「絶妙なトークスキルで、ボケからツッコミまでオールラウンダーにこなす」


   「だれが読んだか、だいさんじのひな壇エルフ――!」



   「麦畑一二三……さん!!!!」



一二三「ほう、わざわざ敬称をつけなおすとは」


   「犬神ぃ~? お前は本当にかわいいなぁ~?(にちゃあ)」



ののみ「どんな時でも気遣いを忘れない!」


   「そう、たとえ過酷な野外ロケ! たんぼを耕した後だとしても!」


   「気遣いの鬼と誰が呼んだか! POWER系CEO!」



   「鏡社長!!!!」



 鏡 「大丈夫ですか、ののみさん!」


   「耐久配信は水分補給に栄養補給が大事!」


   「さあ、わたくしが作ったアクアパッツァですよ!」



ののみ「そして! なんだかんだこいつが、ゲームが一番うまい!」


   「だいさんじの有〇部長! 今日も元気だコナ〇コマンド!」


   「ミスターゲームセンター〇X!」



   「御城たてるさん!!!」



たてる「なにやってんだ犬神!」


   「ドンキーコ〇グの一面くらいで泣いてるんじゃねえ!」


   「こんなんで泣いてたらな! マリオも、ヨッシーアイランドも!」


   「とてもじゃねえがクリアできねえぞ!」




―――――――

コメント

―――――――


:熱いメンバーが集まってまいりましたw


:ゲーセン仲間やんけw


:三人の定期配信と変わらん光景w


:それでも、後輩のピンチに颯爽と駆けつけるのは、いい先輩だよ


:だいさんじのエクスペン〇ブルズ集結や!!!!


:まあ、麦畑さんはちょっと頼りないけれどね


:社長もどっちかっていうと、ゲーム選びのセンスがいいだけで、うまいわけじゃ


:やっぱり頼りになるのはおしろずなんよ!


:そう!


:レトロげーの鬼! 伊達に公式番組を持っていない! おしろずなんよ!


:おしろず、超ガンガレ! ののみちゃんを助けてあげて!


―――――――



ののみ「三人とも! 今日はいつもの飲みトークの日だったんじゃ!」


一二三「そうよ! 私たちは、みんなで集まって飲み雑談をしていた!」


 鏡 「そこで、あろうことかののみさん……!」


   「あなたのKZKDK配信を視聴してしまった!」


たける「こりゃ助けてやらないと、朝までクリアできないぞ」


   「そう思った俺たちは、急いで駆けつけたってわけだ」



ののみ「そんな…………ッ!」



   「え、つまり?」


   「私を酒の肴にして、後方腕組するつもりだったってこちょ?」



三 人「そういうこちょwwww」



ののみ「いや、助けに来いや先輩ッ!!!!」


   「なに後輩の苦しむ姿で、酒がうまいしようとしてんねん!!!!」


   「しばくど!!!!」



【※ 犬神ののみちゃんの夜はやっぱりやっぱりこれからである】



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



いやあ、先日の師弟マリオは熱かったですね。

まさか10時間もぶっ続けでマンツーマン指導するとか。

途中、結構きつい言い回しにウッてなったりしたんですが(僕、結構いろんな人に怒られたり、否定されて生きてきた人間なので、そういうの一歩引いちゃうタイプです)、最後まで根気よく面倒見るのは、本当にすごいなって。


最後、ちゃんとクリアできてよかった。

二人の健闘を讃える――つもりがどうしてこうなった。

やはりだいさんじ。人材のるつぼであった。


もうなんかパターン読めてきたと思いますけど、筆者がストーリーに困ったタイミングで、ののみちゃんが入ってきます。はたして、第三部が終わるまでに、ののみちゃんはゲームをクリアすることができるのか。彼女を応援したい方は――ぜひぜひ応援・評価・フォローなどなどよろしくお願いいたします。m(__)m

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