第648話 誰神ののみのKZKSDK配信 その4
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【登場人物】
犬神ののみ だいさんじVTA所属 クソ雑魚ゲーム配信者
【シチュエーション】
犬神KZKSDK配信。
ステージ1のボスで沼りまくる。
どうやったらそんなに沼れるのか……!
◇ ◇ ◇ ◇
ののみ「もう無理! アタイ、やっぱりレトロゲー向いてないッ!」
「こんなことやめて田舎に帰る! 田舎に帰って実家のイチゴ農園継ぐ!」
「こんなゴリラたちの相手なんてするつもりなかった!!!!(絶叫)」
―――――――
コメント
―――――――
:流石に3時間も、一面で沼ると犬神さんもダメか
:メンタルだけは一級品なVTuberの卵だったのにな
:犬神ちゃんは、よく頑張ったよ
:人間にはできることと、できないことがやっぱりあるのさ
:自分に限界を作っちゃダメだ、犬神ちゃん! まだやれるって!
:いや、もう犬神ちゃんのコントローラーはガタガタよ!
:さっきからあきらかにゴリラの挙動がおかしいw
:はよ修理出してもろてw
―――――――
ののみ「そうよ! そもそも私はVTuberなのであって!」
「ゲーム配信者じゃないの! だから、ゲームを途中でなげてもいい!」
「はい! 論破! ということで、ここでゲーム配信終了……」
???「ちょっと待てーい!!!!」
???「犬神ぃ~~~~ッ! お前、本当にそれでいいのかぁ~~~~ッ!」
???「いまここで止めたら、貴方はきっと後悔しますよ!!!!」
ののみ「そ、その声は……!」
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コメント
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:お、茶番がはじまったぞ?
:けしかけておいて、今さらだなぁw
:しかし、彼らの言葉には一理ある
:レトロゲームから逃げるな! 令和世代!
:マイクラでは味わうことのできない、達成感があるのだ!
:今のおじさんたちは逆にマイクラができないけど!
:↑それを言っちゃおしまいよ!
:きたぞわれらがだいさんじ、レトロゲー三銃士!
―――――――
ののみ「どんな場に居合わせても大丈夫」
「絶妙なトークスキルで、ボケからツッコミまでオールラウンダーにこなす」
「だれが読んだか、だいさんじのひな壇エルフ――!」
「麦畑一二三……さん!!!!」
一二三「ほう、わざわざ敬称をつけなおすとは」
「犬神ぃ~? お前は本当にかわいいなぁ~?(にちゃあ)」
ののみ「どんな時でも気遣いを忘れない!」
「そう、たとえ過酷な野外ロケ! たんぼを耕した後だとしても!」
「気遣いの鬼と誰が呼んだか! POWER系CEO!」
「鏡社長!!!!」
鏡 「大丈夫ですか、ののみさん!」
「耐久配信は水分補給に栄養補給が大事!」
「さあ、わたくしが作ったアクアパッツァですよ!」
ののみ「そして! なんだかんだこいつが、ゲームが一番うまい!」
「だいさんじの有〇部長! 今日も元気だコナ〇コマンド!」
「ミスターゲームセンター〇X!」
「御城たてるさん!!!」
たてる「なにやってんだ犬神!」
「ドンキーコ〇グの一面くらいで泣いてるんじゃねえ!」
「こんなんで泣いてたらな! マリオも、ヨッシーアイランドも!」
「とてもじゃねえがクリアできねえぞ!」
―――――――
コメント
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:熱いメンバーが集まってまいりましたw
:ゲーセン仲間やんけw
:三人の定期配信と変わらん光景w
:それでも、後輩のピンチに颯爽と駆けつけるのは、いい先輩だよ
:だいさんじのエクスペン〇ブルズ集結や!!!!
:まあ、麦畑さんはちょっと頼りないけれどね
:社長もどっちかっていうと、ゲーム選びのセンスがいいだけで、うまいわけじゃ
:やっぱり頼りになるのはおしろずなんよ!
:そう!
:レトロげーの鬼! 伊達に公式番組を持っていない! おしろずなんよ!
:おしろず、超ガンガレ! ののみちゃんを助けてあげて!
―――――――
ののみ「三人とも! 今日はいつもの飲みトークの日だったんじゃ!」
一二三「そうよ! 私たちは、みんなで集まって飲み雑談をしていた!」
鏡 「そこで、あろうことかののみさん……!」
「あなたのKZKDK配信を視聴してしまった!」
たける「こりゃ助けてやらないと、朝までクリアできないぞ」
「そう思った俺たちは、急いで駆けつけたってわけだ」
ののみ「そんな…………ッ!」
「え、つまり?」
「私を酒の肴にして、後方腕組するつもりだったってこちょ?」
三 人「そういうこちょwwww」
ののみ「いや、助けに来いや先輩ッ!!!!」
「なに後輩の苦しむ姿で、酒がうまいしようとしてんねん!!!!」
「しばくど!!!!」
【※ 犬神ののみちゃんの夜はやっぱりやっぱりこれからである】
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
いやあ、先日の師弟マリオは熱かったですね。
まさか10時間もぶっ続けでマンツーマン指導するとか。
途中、結構きつい言い回しにウッてなったりしたんですが(僕、結構いろんな人に怒られたり、否定されて生きてきた人間なので、そういうの一歩引いちゃうタイプです)、最後まで根気よく面倒見るのは、本当にすごいなって。
最後、ちゃんとクリアできてよかった。
二人の健闘を讃える――つもりがどうしてこうなった。
やはりだいさんじ。人材のるつぼであった。
もうなんかパターン読めてきたと思いますけど、筆者がストーリーに困ったタイミングで、ののみちゃんが入ってきます。はたして、第三部が終わるまでに、ののみちゃんはゲームをクリアすることができるのか。彼女を応援したい方は――ぜひぜひ応援・評価・フォローなどなどよろしくお願いいたします。m(__)m




