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【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
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第632話 かりんちゃん初配信 その6

【宣伝】

「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。」発売中です! 会社帰り・学校帰りにぜひぜひよろしくお願いいたします!m(__)m


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【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

トキワいま  DStars零期生 事務所発足の切っ掛けになったV

Bちゃん   DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当


青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

生駒すず   DStars1期生 JKお狐VTuber

秋田ぽめら  DStars特待生 みんなのママ

羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意


【シチュエーション】

かりんちゃん、先輩VTuberたちに囲まれる。


◇ ◇ ◇ ◇



―――――――

コメント

―――――――


:うぅむ、初配信にしては豪華すぎる面子になってきたぞ?


:特待生(りんごを除く)勢揃いとは……!


:かりんちゃん、実質特待生なんじゃない?


:ゲームのスキル的には入っててもおかしくないよね


:トークスキルはまだまだだけど


:生駒を見習って練習じゃい!


:というか特待生メンバーってそこまでトーク力(ry


:↑なんでや! ぽめぽめの天然トーク楽しいやろ!


:↑ずんさんの発想力が理解できないのか!


:↑りんごのねっとりセクシャルトークが分からんのか、ガキが!


:うーん、トーク力がないってことはないのよねw


:方向性がバラバラのバラってだけで


―――――――



かりん「とにかく、このあとの段取りもあるので」


   「帰ってもらってもいいですか……ねぇ?(困惑)」



ずんだ「まぁまぁ、そう硬いことをいうでないでな」


   「ちょっと先輩たちとお話してきましょうよ」



   「ばにらちゃんとの今後について……とかね?(圧)」



かりん「ずんさん怖いんですけど!!!!」


   「なんで⁉ オフで会った時は普通だったじゃん⁉」



ぽめら「あら? もう二人は会ってたの?」


す ず「あやー。これはかりんちゃんもあひるちゃんと同じ」


   「無自覚失言王の素質があるやもしれませんなぁ」


   「これは教育のしがいがあるというもの!(必死の火消し)」



―――――――

コメント

―――――――


:あれ? かりんちゃんとずんさん、知り合いなの?


:やっぱり、ばに~らと絡むにあたって、挨拶したんじゃない?


:けしてNTRしませんって、約束させられたのかな?


:百合営業相手がいると、そのあたり大変そうね


:むしろよくこの件を承知させたよ


:気をつけろかりんちゃん、ラスボスはその目の前のイッヌだぞ?


:彼女に嫌われずにばにらとはコラボしないとだぞ……?


:おっと、委員長もここで目を光らせてますよ?


:↑なにしてるんですか、うみさん


:↑ごりらの世話をちゃんとしろ、委員長


:↑昨日のお披露目配信を忘れたか、八丈島ァッ!!!!


―――――――



かりん「やば! 言っちゃった! ずんさんと知り合いって!」


ばにら(なに言ってるバニか、かりんちゃんてば)


   (あぁ、もう見てられないバニよ……!)


ずんだ「まあ、ずんだハウスでばにらちゃんを交えて」


   「三者会合した件についてはおいおい話すとするでな」


ばにら(ずんさんもまたさらっと!)


   (リアルで交流してるのバラしちゃダメでしょ!)


   (また百合ガチ勢が騒いじゃうってば!)


ずんだ「そんなことよりもかりんちゃん!」


   「はやくばにらちゃんと合流しなくては!」



   「お披露目配信はスピードが大事!」


   「いつまでもたらたらやってたら!」


   「せっかく集まった人が散っちゃうでな!」



かりん「いや、あんたらが乱入してきたんですやん!」


   「もうやりたい放題しないで! これかりんの初配信なの!」


   「アーカイブの先頭に残る奴なの!」



す ず「正論パンチ草www」


ずんだ「幸いなことに、ここにはイヌ系VTuberが二人いる!」


   「ずんだとぽめぽめに任せれば! すぐにばにらちゃんは見つかるでな!」


かりん「え、なに? もしかしてそういうこと?」


   「こういうドッキリってことなの?」


ばにら(そうじゃない! そうだけど、そうじゃないバニよ、かりんちゃん!)


ずんだ「ずんだの勘が言っている……!」


   「ずばりばにらちゃんは、あの森の中にいるでな……!」



つ 【ばにらが隠れているのと反対方向の森】



ずんだ「さあ、みんな! ずんだの背中についてきて!」


   「すぐにばにらちゃんと合流してみせる!」


   「ずんばにの絆が、二人を引き寄せるんよ!」


ぽめら「ずんばにてぇてぇなぁ!」


す ず「まあ、ずんだが自信満々の場合」


   「たいていろくなオチにならないんですけどね」


かりん「もぉおぉ! だから勝手に話を進めないでよぉ!」


   「ちょっと待ってってば、ずんさ~ん!」



ばにら(けど、結局着いていっちゃうあたり)


   (根がいいこバニよな、かりんちゃんって……!)



ずんだ「はっ⁉ こ、こりは……⁉」


   「そ、そんなまさか……⁉ どうして……⁉」


ぽめら「お、どしたどした?」


す ず「おや、なにかトラブル発生ですか?」


かりん「あれ、どこかで見たことがある人影が……?」



たると「…………(一人で黙々と薪を焚くたるとちゃん)」



四 人「孤独のソロキャンパー! 宮古島たるとさんじゃないですか!」



―――――――

コメント

―――――――


:なにやってんだたるきちwww


:ほんと、どうして出てきたwww


:これ、ずんさんが仕込んだのかwww


:最近なんか仲良いよな、この二人www


:ばにら見つけるんと違うんかいwww


:というか、たるきちソロキャンめっちゃ似合うなwww


―――――――



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



ソロキャンパーたるきちまでここに合流。

しかし、いつもの元気花丸娘な感じが少しもない。

いったい彼女はどうしてしまったのだろうか……?


全力でばにらとは反対方向に進んでいく物語! はたして、ソロキャンパーたるとはかりんちゃんとどんな言葉を交わすのか! 初手から先輩VTuberとコラボしすぎ! そして……逃げてたるきち、このコラボには真の黒幕が! たるとちゃんの安否が気になる方は――ぜひぜひ応援・評価・フォローなどなどよろしくお願いいたします。m(__)m

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