表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
626/754

第606話 ごりらの墓 その7

【宣伝】

「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。」発売中です! 会社帰り・学校帰りにぜひぜひよろしくお願いいたします!m(__)m


○GCN文庫さま 商品ページ

https://gcnovels.jp/book/1872


○メロンブックスさま 通常版(SS付き)

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2905033


○ゲーマーズさま 通常版(SS付き)

https://www.gamers.co.jp/pn/pd/10794421/

【登場人物】

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘

八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長

東山ごりら  DStars4期生 幸薄そうな清楚少女だった(過去形)


【シチュエーション】

うみ、かりんからBBAと言われぶち切れる。


◇ ◇ ◇ ◇


【※ こんこんとうみからガチ説教をくらったかりんちゃん。生意気ムーブしたもんだから、先輩と後輩をわからさせられてしまうのだった……!】



かりん「そんなガチギレしなくてもいいですやん」


   「さっきも言ったけど、委員長の前世を弄っただけだし」



   「こんな人だと思いませんでした」


   「もうお局ちゃんのファンやめます」



う み「ごめんごめんごめんて! 実際、微妙な年齢なのよ!」


   「まさかかりんちゃんが、うみの前世のリスナーだっただなんて!」


   「本当に知らなかったんだから! 許して! ごめんてごめんて~!」



ごりら「やっぱり、お局ちゃんはVTuberになって変わっちまった」


   「昔はもっと周りに気配りができる女だったのに」


   「こんな女とゴリラで、いったいどうやって頑張れって言うんだ」


   「バ美肉ハードモードすぎる! いい加減にしろ!」



う み「あぁ、せっかく持ち直したごりらまで!」


   「ごめんて! 全部うみが悪かったから!」


   「先輩なのに頼りなくてごめんて!」



りんご「うぅっ! ずんさんもばにらちゃんも助けてくれない!」


   「いったい僕はどこで選択肢を間違えたっていうんだ!」


   「僕はただ、みんなを幸せにしたかっただけなのに……!」



   「BLコワイBLコワイカケ算ワカラナイ……!」



う み「りんご先輩までおかしくなってる!」


   「くそっ、BL沼に沈めてやろうと攻めすぎたか!」


   「これだから受けと攻めのパワーバランスは難しい……!」



   「だが……イイッ♥」


   「怯えるりんごてんぱいも、すごく……イイッ♠」



ばにら「死屍累々の状態になっちゃったバニな」


ずんだ「よし、ここに墓を建てよう。私の家だけれど」


   「はーい! それじゃそろそろ、グダグダなのも終わりにするわよ!」



   「やっちゃったもんはしょうがない」


   「ピンチはチャンスよ! この逆境をバネにして飛躍すること!」


   「ごりらちゃんはオチ要員としてのフラグも建ったし」


   「キャラ付けもばっちりできた」


   「この持ち味をしっかり活かしていけば」


   「きっとVTuberとして大成することがでるわ……」


ごりら「ほ、ほんとですか! ずんだ先輩!」


ずんだ「あぁ、本当だでな! ずんだの目を見るでな!」



   「…………(そっと逸らす)」



ごりら「逸らしてんじゃねえか!!!!」


   「うわぁん、やっぱり僕はもうダメなんだ!」


   「一生こんな感じで、うみのオチ要員やメンバーの尻拭いに」


   「奔走することになるんだァ……!」



【※ そういう気配りができるのって人として素敵なことですし、見てる人はちゃんと見てると思いますよ。数字じゃ測れないものもありますよ】



ばにら「まあまあ、ごりらちゃんもそんなに悲観しないで」


   「ばに~らたちも、ごりらちゃんのイメージ回復に協力するから」


   「大事な後輩バニだから、みんなでちゃんとお世話するバニよ」


ごりら「ば、ばにらてんぱい!」


   「アンタが天使か! いや、天使しかおらん!」


   「DStarsの先輩は、みんないい人やでしかし!」


かりん「流石はばにらちゃん!」


   「かりんのデビュー配信も頼りにしてますよ!」


りんご「ばにらたや……! 僕にも優しくしてよ、ばにらたや……!」


ばにら「先輩を介護するほど、ばに~らはあまあまバニーじゃないバニ」


りんご「そんなぁ~~~~!」



ばにら(けど、ちょっと問題点が見えてきたバニな)


   (デビュー配信は掴みが肝心。ここでVTuberのキャラが決まる)


   (ごりらちゃんが、オチ要員ツッコミキャラとして定着したように)


   (かりんちゃんにもなにかしらのキャラ付けが行われる……!)



   (って、前の突発コラボで、そもそも変なキャラ付けされてない⁉)


   (これ、デビュー配信で変なデバフがかからないといいなぁ)



   (ドッキリ企画とか、考えてる場合じゃないかも……!)



う み「なんでばにらばっかり頼られるの?」


   「うみだって、こんなにもがんばって、ごりらをプロデュースしたのに」


   「うぅっ、ひどいよなんでばにらばっかり……!」


ばにら「ほんでもって、うみもヘラっちゃってる」


   「だいじょうぶバニよ、うみが頑張ったのは伝わってるバニだから」


   「気にすることないバニ」


う み「うぅっ……ばにら優しい……その優しさが心に染みる」


   「ばにら抱っこして……シテ……!」



ばにら「だが断る!!!!(ドン)」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



傷心ポーズで同期にソフトタッチを図るセクハラ委員長。

こういうところが抜け目ないですよね。

あと、慰めてもらおうとする泥棒ネッコさんも。


だからずんさんが、圧全開で後方腕組みゴンさんなんやぞ?

(なおこのあと、うみとりんごはきっちりしばかれた模様)


さてさて、ごりら供養も終わったところで、いよいよかりんちゃんの配信へ。と、その前に、ずんだハウスから去るばにらに、なにやらずんさんから話があるようで。会社に寝泊まりしているばにらだが、やはりパートナーとしては思うところがあるようで……ということで、次の展開が気になる方は、ぜひぜひ評価・フォロー・応援よろしくお願いいたします!m(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ