表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
614/754

第594話 復活のOL! 限界社畜OLお局ちゃん! その3

【宣伝】

「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。」発売中です! 会社帰り・学校帰りにぜひぜひよろしくお願いいたします!m(__)m


○GCN文庫さま 商品ページ

https://gcnovels.jp/book/1872


○メロンブックスさま 通常版(SS付き)

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2905033


○ゲーマーズさま 限定版

https://www.gamers.co.jp/pn/pd/10794723/

【登場人物】

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

八丈島うみ  DStars3期生 元限界社畜OLお局ちゃん

東山ごりら  DStars4期生 元限界社畜OLお局ちゃんの友人


【シチュエーション】

ごりら(さおり)のデビュー配信。

コンボ○、美少女に変身する。


◇ ◇ ◇ ◇



ばにら「か、完全に不意打ちだったバニ!」


   「そして、忘れていた……さおりんのDKドラミング!」


ずんだ「DKドラミング⁉ なんだでなそれは⁉」


かりん「知らんのかずんさん?」


ずんだ「コブラみたいに切り返すでないでな⁉」


   「ばにらちゃん、この娘なんか聞いてた感じと違う⁉」


   「ノリノリでVTuberしてるでな⁉」



かりん「DKドラミング!」


   「かつて限界社畜OLちゃんの凸企画で、動物園に行った際!」


   「さおりんがゴリラに対して放った必殺技のことである!」



   『どっちがゴリラか、思い知らせてやんよ……!(声マネ)』


   

   「なお、相手がメスだったため、求愛行動と見なされてしまった!」


   「さおりんのゴリラっぷりを示すお局ちゃんエピソードである!」



   「by民○書房」



ずんだ「ねぇ⁉ この娘、本当に陰キャなの、ばにらちゃん⁉」


   「さっきからなんでも的確に答えてくるんだけれど⁉」



◇ ◇ ◇ ◇



う み「まあまあまあ、冗談はこの辺りにいたしまして」


   「いやぁ、実に頼もしい後輩が入ってくれましたよ」


   「DStarsもいろんな人がいますけど」


   「ツッコミキャラって希少ですからねぇ」


ごりら「そう言っていただけると助かります」


   「まだまだ全然、うみには遠く及ばないVTuberですが」


   「追い越せ追い抜け……の精神で頑張らせていただきます」


う み「おっと、そんな簡単に追い抜かせるかな?」


   「うみの壁はなかなか厚いですよ?」



ごりら「大丈夫! ガワの年齢なら勝ってるから!」



う み「それは永久に勝てない奴なんだワ!」


   「どうやっても縮まらない絶対的な差なんだワ!」



―――――――

コメント

―――――――


:この新人、新人なのによう口が立つ


:DStarsのツートップだぞ


:とんだ命知らずやで


:なーにVTuberは度胸、なんでもやってみるもんさ


:古のインターネッツ止まらないw


:待って待って「うみ」呼びはちょっと距離近くない?


:そこはどういう経緯があっても「うみさん」だろ?


:新人教育受けてきたのか!


:これだからごりらは!


:人間社会のしきたりを覚えてから進化しろ!


:だから胸部だけ進化しないママなんだ!


:個人配信者時代から、変わらない胸しやがって!


:言ってやってくださいよ! DStarsのお局ちゃん!


:↑みんな空気読みすぎでしょw


―――――――



◇ ◇ ◇ ◇



ばにら「擦ってる! 擦ってるバニよ! 前世擦ってる!」


   「うみ呼びで、それとなく前世を臭わせてきたバニよ!」


かりん「うまくリスナーを引っかけたよね!」


   「やっぱさおりん、配信者としての技術高いよ!」


   「人気ないとか謙遜してるけど努力の人だよね!」



ずんだ「…………ふぅん」


   「なるほど、たしかに新人にしては視聴者の悦ばせ方が分かってる」


   「新規メンバーには過去の関係性を臭わせつつ」


   「配信者時代のファンにはリップサービスになる」



   「うみもファンサは上手い方だけれど」


   「こういう風に狙った演出をすることはできない」


   「お局ちゃん時代の配信内容から察するに」


   「配信の構成とかを考えていたのはさおりの方みたいね」



かりん「…………え? なに? ずんさん、配信とキャラ違わなくない?」


   「ばにらちゃん、ちょっとずんさんが変だよ?(怯え)」



ずんだ「いや、アンタの方が変でしょ!」


   「ていうかVTuberなんだから、配信ではキャラ演じてるって!」


   「けど、ようやく陰キャっぽいリアクションに、なんかホッとしたわ!」



◇ ◇ ◇ ◇



う み「あ、なんかコメ欄がざわついてますね」


   「あぁ、呼び方の件ですか」


   「ちょっと、勘弁してくださいよごりらさんw」


ごりら「すみません! うみ先輩でしたね!」


   「実はうみ先輩とはデビュー前からの知り合いでして」



う み「バカ! 違うだろ!」


ごりら「うみ先輩?」


う み「親友だろうがよ! なに遠慮しちゃってんの!」


   「同じVTuberになったんだから、もうなんも遠慮すんな!」


   「先輩とか後輩とか、そういうのはやめようや」



   「うみでいいんやで……オプティマ○プライム!」



ごりら「ゴリラ! ゴリラやがな! 前作を持ってくるな!」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



トランスフォー○ーネタが止まらない二人。

みなさんはどの世代ですかね。僕はがっつりビースト○ォーズ世代です。

いやほんと懐かしい。そして、うみ呼びを赦しちゃいましたね。


いいのかな? 本当に、ちょっと距離感大丈夫?


前世からの親友。配信外で培われてきた絆。今もごりらの身を案じて、なにかと世話をするうみちゃん。そして、そんな彼女を意識しているごりら。二人もまた、てえてえな関係には見えるが――それと配信はまた別。どこか不穏の匂いを感じた方は、ぜひぜひごりらとうみに応援のコメントなどよろしくお願いいたします。m(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ