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【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
469/754

第463話 大丈夫! うみの攻略本だよ! その6

【宣伝】

GCN文庫さまより叡智ラノベ「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。」が5月20日発売予定です。企画書き下ろし作品ですので、買わないと読めないのが申し訳ないですが、ご興味ありましたらぜひぜひお願いいたします。


○GCN文庫さま 商品ページ

https://gcnovels.jp/book/1872

【登場人物】

八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長

加藤アトリ  だいさんじのトーク女王 貧乳錬金術師

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber


【シチュエーション】

 うみ。大きく遅れてのバニーマスター参戦。


◇ ◇ ◇ ◇



ばにら「パンツひとつで騒ぎすぎでしょあんたら!」


   「本当に、思春期の高校生じゃないんだから!」


ずんだ「見事なまでの思春期ムーブよね」


   「とくに加藤さんのノリと声よ」


   「完全にお年頃の男子のコメントにしか聞こえない」


ばにら「加藤さんのハスキーボイスいいバニですよね」


   「なんか聞いてると時々、ぞわぞわって気持ち良くなります」


   「女性なのにイケボってのがたまんないですよね……」



ずんだ「…………(いつもの圧)」



ばにら「ハァッ!(またやらかしたという顔)」



ずんだ「花楓、お前、こんな声がいいのか……?(イケボ)」


   「女のイケボで興奮するような」


   「はしたない女だったのか?」


ばにら「ちょっと、心臓に悪いですよ!」


   「からかいでもやめてくださいって!(ドキドキドキ)」



◇ ◇ ◇ ◇



う み「もう一度、確認するぜ」


   「俺たちは飲み物をバニーガールに頼んだ」


   「そして、彼女たちが飲む飲み物も頼んだ」



   「そうしたら、なぜかスカートがめくれて」


   「中身がペロンチョしていた……!」


   「信じられないかもしれないが、縞パンだったぜ!」


加 藤「八丈島ァ! パロるなら、もっと正確にパロろうぜ!」


う み「ダメでしょうか? うみのうろ覚えポルナレフ?」


   「まぁ、それくらいショッキングだったということで!」



   「いや、すごいもの見ちゃいましたね、加藤さん?」


加 藤「あのみせっぷりはちょっとね」


   「男を誘っているとしか思えない」


   「豪快なパンチラぶりでしたよ」



う み「え、痴女? もしかして、痴女ってことですか?」


加 藤「いやわからん! 気づかずやってるのかもしれない!」


   「たしかめてみないことには、正確なことは言えねえ……!」



   「ということで、もう一度だ八丈島ァ!」


   「この娘に、もう一度酒を飲ませて見るんだ!」


   「そうすればこいつが痴女かどうかはっきりする!」



う み「いや、委員長的にはですねぇ」


   「痴女と分かったからにはもう興味がないというか」


   「他の女の子がどうなのかなぁという」


   「そっちの方が気になっておりまして……!」



加 藤「痴女でもええやないか八丈島ァ!!!!」


   「痴女じゃあかんのか! 女の子がエッチでもええやろ!」


   「むしろ清純清楚な女の子なんて幻想じゃ!」


   「ファンタジーなんじゃ!」


う み「加藤さん、それはいったいどこ情報なんですかね?」


   「この世に清純清楚な女の子は、きっと存在します」


   「うみはそれを信じています……(クイクイ)」



加 藤「ワシとお前じゃぁ!」


   「ワシとお前の存在が、その証拠なんじゃぁ!」


   「清楚な女の子なんておらんと、実感として分からんのか!」


   「のう、八丈島ァ!!!!」


う み「はぁああああ⁉ 委員長は清楚ですけどぉ⁉」


   「たるとちゃんと張り合える、清純清楚VTuberですけどぉ⁉」



―――――――

コメント

―――――――


:たるとちゃんと張り合えるは嘘


:それは盛り過ぎ


:驕るなよ八丈島ァ……!


:委員長とたるとちゃんはベクトルが真逆


:清楚()の代表の癖してよぉ!


:そしてちまきちゃんには敵わない……!


:そんな中途半端な清楚で、よく清楚名乗れますね!


:八丈島さんには失望しました!


:委員長のファンやめます!


:↑いつもの流れ


:↑この一体感よ、ほんと委員長のリスナーは分かってる


―――――――



加 藤「ほらぁ! リスナーも言うとるがな!」


   「目を覚ますんじゃ八丈島!」



   「女はみんなスケベぇなんじゃぁ……!」



八丈島「その発言は流石にどうなのよ……w」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



加藤と八丈島、男子中学生みたいなノリで大暴れする。

パンツひとつでここまで盛り上がれるってすごいですね。


いや、ほんと……元ネタのひとたちの盛り上がりぶりというか、あのゲームののめり込みぶりもすごかった。あそこまで、ゲームを楽しめる人は、なかなかいないんじゃないでしょうかね……!


というところで、思春期ネタを交えつつ、着々と攻略を進めて行くお二人。はたしてもう一度パンツを見ることはできるのか。見た二人のリアクションはどうなのか。気になる方は――ぜひぜひ評価・フォロー・応援よろしくお願いいたします!m(__)m

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