表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
458/754

第452話 またなにも知らされていないあひる その8

【宣伝】

GCN文庫さまより叡智ラノベ「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。」が5月20日発売予定です。企画書き下ろし作品ですので、買わないと読めないのが申し訳ないですが、ご興味ありましたらぜひぜひお願いいたします。


○GCN文庫さま 商品ページ

https://gcnovels.jp/book/1872

【登場人物】

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意

秋田ぽめら  DStars特待生 みんなのママ

特級呪物   ぽめらの旦那 エロ同人漫画家

社長     DStarsの社長 元技術者の濃厚オタク


【シチュエーション】

あひるちゃんドッキリ配信。(運営)


◇ ◇ ◇ ◇


ばにら「……いやまぁ、おもてたよりはしょーもないですけど!」


   「潰れてるのはほんとですやん! 怪我なくてよかったですやん!」


   「みなさんも、家の倒壊にはどうか気をつけてもろて!」


りんご「あひるのふり見て、我が振り直せってね……!」


ばにら「なんもうまいこと言えてないバニですよ?」


りんご「ということで、あひるちゃんの家ネタにもオチがついた所で」


   「そろそろ二期生のみんなには退場してもらおうかなぁ……」


ばにら「あひる先輩も息してないですしね(気の毒)」


りんご「二期生って自由なのはいいんだけど」


   「いまいちシナジーがないんだよね」


   「揃った時のレア感は半端ないけど」



   「むしろあひるちゃんは」


   「僕やぽめちゃんと仲良いから」


   「実質、特待生だと思われているまである……!」



ばにら「前の企画でも呼ばれてたバニですからねw」


りんご「まぁ、辛い方が面白いっていう意見もありますけど」


   「動く画がね、やっぱりね、ドッキリは欲しいよね」


   「ということで……」



二 人「VTRスタート!」



◇ ◇ ◇ ◇



ナ レ「二期生、次の収録もあり退室」


   「再び一人になったあひるちゃんですが」


   「ここで廊下から変な物音がしてきて……?」


あひる「なんか騒がしいんですけど?」


   「この声、どっかで聞いた覚えがあるんだよな……?」


???「だから! どうしてウチの嫁を使ってくれないんだ!」


   「話が違うじゃないか! こんな扱いをされるだなんて!」


   「裁判所に訴えてやるからな!」


???「落ち着いてください! これには事情があるんです!」


   「彼女にはまだライブは時期尚早!」


   「そう上層部が判断したんです! 我々の判断を信じてください!」



???「うるさい!!!! どけ、特級呪物《ぽめらの旦那》だぞ!!!!」



あひる「…………特級呪物先生来てるじゃん」



???「こちとら社長だぞ!!!!」



あひる「…………相手してるの社長じゃん」



   「え、なに? どういうこと?」


   「なんで二人がバチバチにやりあってんの?」



呪 物「俺の嫁にソロライブをさせろ!」


   「なんであひるごときがソロライブできて!」


   「俺の嫁がソロライブできないんだ!」


   「おかしいだろ!!!!」


社 長「物事には順序というものがあるんです!」


   「ぽめらさんは、あひるさんの後輩でしょ!」


   「後輩が先にソロライブなんてしたら……」




   「先輩の立つ瀬というモノがないじゃないですか!」



呪 物「異議あり!!!!(逆転裁判)」



   「その理論でいくと、DStarsメンバーは」


   「最古参のときはいまがライブをするまで」


   「誰もソロライブをできなくなるじゃないか」



   「よって……羽曳野あひるのライブは無効!!!!」



あひる「……なんで呪物先生、ノリノリで逆転裁判してんの?」



社 長「呪物先生……それは違うよ!!!!(ダンガンロンパ)」


   「ときはいまは既に、バーチャルだけれどソロライブ済み」


   「つまり……実質ゼロ期生のみそぎはすんでる!」



   「さらに一期生も、生駒すずがソロライブをしている」


   「生駒くんのママは……呪物先生だよね?」


   「それを知らないはず、ないじゃないか?」



あひる「なんで社長がダンガンロンパしてんの?」



呪 物「ぐぬぅっっッッ!!!!」



あひる「それでちょっと効いちゃってるし!」


   「呪物先生に、ロンパ効いちゃってるし!」



   「ちょっと、これななに、どういうことなの……⁉」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



会社の廊下で逆転ロンパし始める、特級呪物先生と社長。

割と長い付き合いの二人……のはずですが、だからこそすれ違ってしまう。

嫁がなによりも大事。愛妻家の呪物先生的に、あひるにライブを先越されたのは、腹に据えかねるものがあったのかもしれませんね。


なお、全部仕込みです。

呪物先生ならやりかねない感。


何度もフォローしていますが、呪物先生はネットではちょいちょいイキっておりますが、リアルではまともな常識人です。w そんな彼が気になる――人なんているのかな? まぁいいや、ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いします!m(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ