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【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
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第394話 あの日あの時あの配信で その13

【宣伝】

GCN文庫より叡智ラノベ「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。」が5月20日発売予定です。企画書き下ろし作品ですので、買わないと読めないのが申し訳ないですが、ご興味ありましたらぜひぜひお願いいたします。


○Amazonさま

https://www.amazon.co.jp/dp/4867167606/


○楽天さま

https://books.rakuten.co.jp/rb/18185599/

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber


トキワいま  DStars零期生 事務所発足の切っ掛けになったV

Bちゃん   DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当

宮古島たると DStars零期生 事務所の絶対的清楚歌姫


【シチュエーション】

 ばにらの金盾凸待ちを振り返る(弄る)ネタ企画にて。


◇ ◇ ◇ ◇


ばにら「な、なんだ! この圧倒的なプレッシャーは!」


   「なにかとんでもない存在が!」


   「ばに~らのチャンネルに近づいているバニよ!」


たると「ふっふっふっふっふ……」


   「ばにらちゃん! お困りのようバニだね!」


ばにら「そ、その声は……!(これまでが嘘のようにノリノリ!)」



たると「はいさぁ~~~~い♪」


   「DStars零期生♪」


   「南国からやってきたうみんちゅ島唄VTuber♪」



   「宮古島たるとさぁ~~~~♪」


   「みんな、お待たせさぁ~~~~♪」



ばにら「わぁっ! たるとちゃんが来てくれたバニ!」


   「嬉しいバニ! やったバニ!」



   「これで勝ったバニ!(謎)」



たると「ばにらちゃん! 金盾達成おめでとう!」


   「DStarsのメンバーとして……」



   「カメコ(ばにらのリスナーの愛称)として(小声)」



   「と~~~~っても誇らしいさぁ!!!!」



ばにら「うん? なんかちょっと間がなかったバニか?」


たると「気のせい! なんでもないさぁ~!」


   「それより、よくここまで一人で頑張ったね!」


   「ここからは私が一緒だから、どうか安心して!」


ばにら「たるとちゃん! 頼もしいバニ!」


   「まるで長年苦楽をともにしてきた」


   「古参リスナーのような頼もしさがあるバニよ」



たると「あははは! それを言ったらリスナーが可哀想さぁ~~~~!」



   「ま、配信開始当初から、メンバーなんだけどね(小声)」



   「ファンは大事にしなくちゃだよ、ばにらちゃん☆」


ばにら「…………たるとちゃん?」


   「なんかちょっと今日、変じゃないバニか?」


   「さっきから会話に間があるような?」



たると「うぅん! ぜんぜん!」


   「そんなことないよ!(ごり押し)」



   「それより、今日はばにらちゃんのために」


   「金盾達成のお祝いケーキを作ってきたさぁ~!」



ばにら「うわぁ! そんなの作ってくれたバニか!」


   「しかもたるとちゃんの手作り!」



   「た~の~し~み~!(キャッキャッ♪)」



たると「ふふふ♪ そう言ってもらえて、私も嬉しいさぁ♪」


   「さぁ、たくさん作ったらから、いっぱい食べてね」



   「沖縄名産、紅芋をふんだんに使った……」



   「紫の芋のケーキさぁ!!!!」



ばにら「こ、これは!!!!(絶句)」


Bちゃ「す、すごい色味だwwww(大爆笑)」


い ま「あらあらぁ~~~~♪(意味深)」



たると(カメコのみんな、ごめんね!)


   (古参カメコ――紫の芋の人こと宮古島たると!)


   (これまで、推しのばにらちゃんと同僚ということで)


   (付き合い方に一線を引いてきた……)



   (けど、記念すべき金盾配信だもの)


   (ちょっとくらい役得があってもいいよね☆)



   【注意 ダメです】



―――――――

補足 宮古島たるとと紫の芋の人

―――――――


DStarsの圧倒的清楚枠、零期生こと宮古島たると。

そんな彼女はなんと――ばにらの最古参カメコにして、彼女になにかあったらすぐにフォローをしてくれる、頼れる名物リスナー『紫の芋の人』なのだ。

最古参から、ばにらのことを支えているリスナーが、まさか自分の同僚で先輩で頼りになるアイドルとは、いったい誰が思っただろうか。


そして、愛が重すぎる故に、最近ちょっと暴走気味なのだ!

某ツイッター漫画(大しゅき)みたいに、適切な距離感を保てないのだ!


愛は時に、ここまでVTuberを狂わせる……!


―――――――



たると「さぁ、食べて食べて♥♥♥」


   「たるとがた~~~~っぷり愛情こめた♥♥♥」


   「紫の芋のケーキを♥♥♥」



ばにら(あれ~~~~?)


   (おかしいバニなぁ~~~~?)


   (なんでこんな展開になってるバニかぁ~~~~?)


   (というか、今日のたるとちゃん、なんか怖いバニ……)



   (けどちょっと、お酒飲んだ時の美月さんに似てるかも)



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



さか○がね先生の草村○げみちゃん、かわいすぎません?(いきなり)

あと、ナナ○ノさん男前過ぎてだいしゅき!(いい男ですよね……)


VTuberとファンの距離感というのは今最も大切なもの。

それを間違えてしまったばっかりに、悲しいことになってしまうのも、ちらほらと聞く話。なので、リスナーも、VTuberも、わきまえなければならない。


けど、金盾ならええやろ!

ノーカンノーカン!


いきなりフルスロットルで攻めてきた、紫の芋の人ことたるとちゃん! 彼女の猛烈アピールは、ばにらの胸に届くのか! 正解が見えなかったお通夜配信に、ついに希望の光を導き出すのか! もう既に、なんかヤバい空気が漂っておりますが、たるとちゃん信じてるぜという方は――ぜひぜひ応援コメント・評価・フォローなどよろしくお願いいたしますさぁ!m(__)m


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