第388話　あの日あの時あの配信で　その７

【登場人物】

川崎ばにら　　ＤＳｔａｒｓ３期生　ゲーム配信が得意

青葉ずんだ　　ＤＳｔａｒｓ特待生　グループ最恐ＶＴｕｂｅｒ

トキワいま　　ＤＳｔａｒｓ零期生　事務所発足の切っ掛けになったＶ

Ｂちゃん　　　ＤＳｔａｒｓ裏方兼事務職員　広報配信を担当

渋谷いく　　　ＤＳｔａｒｓ２期生　陰キャオタ女系ＶＴｕｂｅｒ

【シチュエーション】

　ばにらの金盾凸待ちを振り返る（弄る）ネタ企画にて。

◇　◇　◇　◇

い　く「えっと、あらためまして１００万人おめでとー！」

　　　「やったねばにらちゃん！」

ばにら「あ、ありがとうございます！」

　　　「いく先輩に褒めてもらえると」

　　　「なんかちょっとむずがゆいバニな……えへへ（はにかみ）」

い　く「今日はそんなばにらちゃんを祝うために」

　　　「ケーキを用意してきましたよ……」

　　　「今そっちに画像を送るね！」

画　像『いくちゃん登録者数１００万人おめでとうのケーキ』

ばにら「名前違ってるバニですけど⁉」

　　　「ちょっと！　流用しないでくれないバニか！」

　　　「ていうか、いく先輩まだ、登録者数８０万人でしたよね！」

い　く「先輩より先に金盾達成しやがってよぉ！」

　　　「私だってなぁ！　ＤＳｔａｒｓ初の金盾！　狙ってたんだよぉ！」

　　　「その時のために、ケーキだって用意してたんだからなぁ！」

ばにら「気がはやすぎでしょ！」

　　　「腐っちゃうバニですよ！」

い　く「あてぃしが！　あてぃしが本当なら！」

　　　「金盾配信するはずだったのにぃ！」

　　　「ばにらちゃんなんか……こうしてやる！」

　　　「えいっ！　えいっ！（ケーキの画像を投げつけてる）」

ばにら「ホールケーキの画像を投げつけないでもろてｗ」

　　　「仕方ないですやん！　こればっかりは！ｗ」

　　　「時代の流れって奴バニですよぉ～～～～！ｗ」

い　く「……ハァ……ハァ……ハァ！」

　　　「それと、川崎ばにら！」

　　　「個人的にもうひとつ！　お前に言っておきたいことがある！」

ばにら「なにバニですか」

　　　「とりあえず、そんな真剣になって言うことバニですか？」

い　く「最近……りんごとベタベタしやがってよぉ！」

　　　「りんごは、あてぃしの彼氏だって、言ってるだろぉおおおッ！」

　　　「この泥棒うさぎッ！！！！」

ばにら「盗った覚えないんですけどォ⁉」

　　　「ぜんぜん要らないんで、持って帰ってくださいよ⁉」

　　　「粗大ゴミの日に、家の外に出しておきますバニｗ」

◇　◇　◇　◇

い　ま「りんごちゃんを、粗大ゴミ扱い……ｗ」

Ｂちゃ「ちょっとちょっと、ばにらさーん！ｗ」

　　　「それはちょっと、発言がセンシティブ過ぎますよ！ｗ」

　　　「気持ちは分からないでもないですけど！ｗ」

　　　「さぁ、というところで、ここでストップ！　ストーップ！」

　　　「いくさんによる、凸待ちシミュレーション終了です！」

☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆

配信のコメント欄にはきっと

【スパチャ　１万円：　そんなぁ！　ばにらちゃん、酷いよ！　僕たち、同じ女を巡って、絆を深めあった仲じゃないか！　気がついたら、そんな女よりも、お互いのことを想い合ってた……仲じゃないか！】

と、怪スパチャが飛んでいることでしょう。（白目）

粗大ゴミなので、燃えるゴミの日に出せないのが問題ですね。（白目）

どんどん扱いの悪くなっていく津軽りんご！　そして、バチギスっていく陰キャと陰キャ！　やはり、陰キャ×陰キャの組み合わせはよくなかったのだ！　という所で、ここでバトンタッチ！　次なる凸待ち乱入者は誰か、気になる方は……ぜひぜひ応援コメント・評価・フォローなどよろしくお願いいたします！m(__)m