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【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
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第352話 ちまき、清楚()やめるってよ その2

【宣伝】

GCN文庫より叡智ラノベ「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。」が5月20日発売予定です。企画書き下ろし作品ですので、買わないと読めないのが申し訳ないですが、ご興味ありましたらぜひぜひお願いいたします。


○Amazonさま

https://www.amazon.co.jp/dp/4867167606/


○楽天さま

https://books.rakuten.co.jp/rb/18185599/


【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長

大内山みるく 羽曳野あひるのママ(絵師さん)

清水K介   だいさんじ所属VTuber アラフォー独身おじたん


【シチュエーション】

事務所の休憩室で、久々にうみと一緒になったばにらだったが――。


◇ ◇ ◇ ◇


ばにら「えっ⁉︎ 他箱と合同の大型企画に出ることになった⁉︎」


う み「そ!」


   「だいさんじさんの企画にお呼ばれしてね」


   「DStars代表で出ることになったんだワ」


ばにら「すごいバニ! 流石はうみバニ!」


う み「はっはっは! 褒めろ褒めろ!」


   「どっかの陰キャうさぎが、この手の案件受けないから!」


   「委員長が全部引き受けてるんだぞ!」



   「敬え、ばにらちゃん!(ドヤ)」



ばにら「それで、いったいなんていう番組なの?(しれ)」



う み「冷たい! ばにらちゃん冷たい!」


   「冬の北海道くらい、なまら冷たいわ!」


   「もうちょっと誉め殺しムーブしてもいいでしょ!」


ばにら「いや、ウザかったから……(困惑)」


う み「まぁ、委員長も、まだ詳しくは聞いてないんだけれど」


   「だいさんじさん、デジスポさん、単独企業VTuber」


   「あとは個人勢や絵師さんなんかも呼んでやるらしいよ」


ばにら「すっごい豪華そうバニな」


   「ちょっと勿体なかったかも……!」


う み「今から、他社コラボ解禁するか?」


   「まぁけど、ばにらのトーク力じゃ、このメンツじゃ潰れちゃうからな」


   「ここは私に任せとけって」


ばにら「たしかに」


   「ユーちゃんや、お頭ちゃんに絡まれたら」


   「ばにら固まって、なにも言えなくなりそうバニよw」


―――――――

補足 キミノYOUゆーちゃん 九鬼神子(お頭ちゃん)

―――――――


VTuber四天王と呼ばれる黎明期から活動する配信者。

登録者数こそばにらに抜かれたが、その影響力は絶大&V界隈に残した功績は多大。

逆立ちしてもばにらでは敵わないVTuberだ。


ちなみに、キミノYOUは単独企業プロジェクトで、地上波にも出演する超正統派王道アイドルV。一方、九鬼神子はだいさんじ所属で、奇抜な言動と個性的な配信でだいさんじのリーサル・ウェポンの名で知られる、危ないVTuberである。


―――――――



う み「いやぁ、普通に委員長、お頭のファンだからさぁ」


   「せっかくだし、サインもらっちゃおうかなぁ……でへへw」


ばにら「こるぁッ! なにを浮かれてるバニか!」


   「DStars代表として行くんだから、シャキッとするバニよ!」


う み「大丈夫、大丈夫!」


   「今回のは、若手と古参のコンビ参加だから!」


   「すずちゃんと一緒に、参加することになるから!」



   「配信は、ベテランの生駒に任せて、委員長は楽しませていただきます」


   「いや〜、持つべきものはラジオの相棒だわ……」



ばにら「そんなこと言って」


   「後で痛い目にあっても知らないバニよ」


う み「このコラボの出演で、VTuberに八丈島うみありと」


   「世間にわからせてやりますかね!」



   「待ってろ世界!」


   「私がDStarsの新時代のエース!」


   「委員長こと八丈島うみだ!」



◇ ◇ ◇ ◇



K 介「箱対抗! チキチキセンシティブタッグ選手権!」


みるく「わぁ〜〜! しょ〜〜もなさそ〜〜!w」


K 介「しょ〜もないって言わないでくださいよ!」


   「僕だってね、上から言われなきゃ、こんな司会やってませんよw」


   「なんなんです、センシティブタッグ選手権ってw」



   「タッグ要素なに⁉︎」



みるく「キ◯肉マンの、超人タッグトーナメントみたいなものですかね?」


   「センシティブ強度で戦うとか……?」


K 介「しょ〜もないって吐いて捨てた割には、食いつきますね先生w」


   「はい、というわけでね!」


   「今日は各箱から、センシティブ配信者に集まっていただきました!」



   「もちろん! 事前に説明するときてくれないので!」


   「一部の方は、嘘企画で呼ばせていただきました!」



う み「は……はめられたぁああああああッ!!!!」



K 介「というわけで、司会はだいさんじのなんでも屋、清水K介と」


みるく「だいさんじでも、DStarsでもない」


   「アイ・アム・イラストレーター!」


   「大内山みるくでおおくりします!」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



もしかして、だいさんじの公式企画参加は、これがはじめて?

ライバル事務所にほいほい呼ばれた八丈島うみ。

そんな彼女を待っていたのは、見るからに地獄のセンシティブ企画だった。


そして、このタイトル!

一緒に呼ばれたのはもしかしなくても……!


それはそうと、久しぶりの登場のK介くんとみるく先生。どちらも使い勝手がいいキャラですが。今回はちょっと彼らの交友関係も、掘り下げていけたらなと思います。楽しみな方は、応援・評価・フォローよろしくお願いします!m(__)m

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