第325話 ユキ 最強死刑囚地下トーナメント その4
【登場人物】
網走ゆき DStars零期生 よく炎上する
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
【シチュエーション】
ひさびさにまったり二人で晩酌中。
ゆきの配信を見ることになったが……。
◇ ◇ ◇ ◇
ゆ き「いやぁ~! 一回戦からすごい戦いでございました!」
「最後、バイオスズリーの目からビームは痺れましたねw」
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コメ欄
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:まじでどうやって作ってんの?
:技って、素体にしたキャラに依存するんじゃ?
:マジで謎の技術
:死刑囚のみなさん、本気出しすぎじゃないですか?
:囚人たちって、こういうときだけ異様に頼もしいよな
:↑おっ? なんだ? アンチだなてめー?
【スパチャ 5百円: しばし休もう。次の出番まで……】
:すずちゃんもおつかれ
:適宜スパチャ投げて場を沸かしてたのよかったよ
:流石はDStarsのエース!
:ゆきちのフォローはばっちりだね!
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ゆ き「さてさて、第二回戦は――!」
「範馬勇○郎ニキと、巨人奇行種ニキだぁッ!!!!」
「こちらも今回、新たなキャラをメイクしてきてもらったぞ!」
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コメ欄
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:勇○郎ニキか!
:ブレイクした後、背中に鬼の貌出てたのすごかった
:プレイもすごかったよな
:巨人奇行種ニキもプレイスキル高かった
:そうそう、奇行種みたいな動きして戦うのな
:本気でやったらもっと強いだろ
:キャラ縛った上で勝つ、だから面白いんだろ?
:ソウルキャリバーの醍醐味よな
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ゆ き「さて、それじゃ○次郎ニキが今回作って来たのは……!」
「おぉっと! これもまた最強の男!」
「五条さんちの悟くんじゃないですかぁ!」
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コメ欄
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:○次郎ニキにしては、シンプルなキャラメイクだな?
:お仕事忙しかったのかな?
:○次郎ニキ、なんの仕事してるのかしらないけど、おつかれさまやで
:まぁ、ゆきちの配信で本気出しても、仕方ないからねネ?
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ゆ き「おいコラ! コメント欄!」
「なにふざけたこと言ってんだお!」
「○次郎ニキだぞ! なんかネタ仕込んでるに決まってるだろ!」
「アニメキャラリスペクトの、ニキを信じろ!」
「それで、対する奇行種ニキは……」
「メロンパン○ちゃんじゃないですかwww」
「ファーーーーーッ!!!!(大爆笑)」
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コメ欄
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:察した
:全て理解した
:俺の目がメロンパン○ちゃんだと言っているが、魂が否定している
:↑キッショ、なんで分かるんだよw
:二人とも示し合わせてネタ仕込んだな
:メロンパンの中から出てくるのかw
:これは胸熱だなw
:どういう意味、だれか詳しく
:面白いから『呪術○戦』読もうな?
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◇ ◇ ◇ ◇
ばにら「中から夏油出てきますねw」
ずんだ「誰? 夏油って? というか、五条ってのもなに?」
ばにら「あ、美月さん、アニメとか見ない派ですか?」
「呪術○戦っていうアニメがあってですね、その中で……(早口)」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
アーマーブレイクで中からとんでもないキャラがでてくるのもお約束。
今回は、呪術読んでる人ならみんな大好きな、五条VS偽夏油戦のオマージュというネタでございました。(読んでない人、伝わらなくてごめんね……!)
しかし、作中年代的には三期生加入後、四期生加入前なので、2019年くらいになるのですが、この頃はまだ「渋谷事変」のこの回はやってないんですよね。番外編なので、なんとか笑って許していただきたいのですが……ちょっと長く続きすぎて、時代考証がガバってきちゃってるのは、素直に申し訳ないです。
可及的速やかに、四期生編を書いてしまって(今、頑張って書き溜めを進めております)時代を進めなければ……!
ということで、ちょっとマニアックなオタネタ回でございました。次は、もうちょっと万人に分かるようなネタを擦っていけたらなと。筆者の焼き切れた脳の創作回路が、反転術式でよくなることを祈ってください。たぶん評価・フォロー・応援などいただくと、秤パイセンの領域展開みたいな感じでじゃんじゃんバリバリ回復すると思いますので、よろしくお願いいたします!m(__)m(筆者、割と熱心に呪術を追ってる民でございます)




