第323話 ユキ 最強死刑囚地下トーナメント その2
【登場人物】
網走ゆき DStars零期生 よく炎上する
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
【シチュエーション】
ひさびさにまったり二人で晩酌中。
ゆきの配信を見ることになったが……。
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捕捉 ソウルキャリバー
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四半世紀の歴史を持つ有名3D格闘ゲーム。
初期の頃はファンタジー要素が強い普通の格闘ゲームだったが……キャラクタークリエーション機能(以下キャラクリ)が実装されてから、「キャラクリ大喜利ゲー」として確固たる地位を確立した。以降、最新作まで多くのファンに支えられている。
古のオタゲーマーである網走ゆきはこのゲームの古参兵であり、たびたびユーザーとキャラクリ対戦交流会を開いている。彼女のリスナーも古のゲーマーが多く、かなり作り込んだキャラクリをしてくるため、ネットでたびたび話題になる。
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ゆ き「思えばこの一年、色んな奴とゆきは戦ってきた」
「竈門炭○郎、マイ○ー、王○、烈海○」
「オル○、GTAの店員、壷おじ、アモアス」
「○意の波動に目覚めたおこめちゃん」
「ほんとみんな、よくあんなの作ってきたにぇ」
「ゆきはそんなリスナーが、心の底から誇らしいにぇ」
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コメ欄
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:まぁ、ゆきちの撮れ高になるなら、これくらいのことはな!
:GTAの店員とかはめっちゃ弄られてたけど
:マグマダイブするゆきちも忘れてはいけない
:SIMSのゆきおじもな
:みんなよく頑張ったよな……
:囚人、俺、誇らしいよ!!!!
:しゅ俺誇
:俺たち頑張ったよな!
:もう、ゴールしてもいいよね……
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ゆ き「おいコラ!」
「ゆきを蚊帳の外にして、良い話で締めようとしてんじゃねえ!」
「褒めるのは、この企画を頑張ってきたゆきだろうが!」
「とまぁ、いつもならガミガミ言うところですが」
「今日は大目に見ようと思います」
「なぜなら! 今日はそんな対戦企画の総まとめ!」
「この一年で、ゆきが戦ったキャラクリ対戦者の中から!」
「選りすぐりのメンバーを集めた!」
「最強決定トーナメントを行うからです!」
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コメ欄
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:あの濃いキャラたちが一堂に会するのか……ッ!
:これは期待!
:キャラクリもすごいけど、ゲームの腕もすごい奴ばっかりだしな
:なるほど、だから死刑囚最強トーナメントってことね
:↑ようやく理解した
:はたして、どの死刑囚が優勝するのか
:個人的には、学園ハンサ○ニキに期待
:あの顎どうやって作ったんだろうな
:みんなソウルキャリバーやりこみすぎなんよ
:顎でトドメ刺したの、クッソ笑ったwww
:ムッ○から、リアルガチャピ○出てきたのもよかったよね
:○ックちゃうんかい!ってなったよね!w
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◇ ◇ ◇ ◇
ばにら「ファーッ!(過呼吸)」
「ゆき先輩、よくこんなの思いつきましたねw」
「たしかにソウルキャリバー配信」
「鬼のようにやってましたけどw」
ずんだ「まさかここまで考えて、キャラクリ対戦配信してたのかしら」
「相変わらず、PONのフリして抜け目ないわねゆきち……」
「にしてもサムネの完成度高すぎるのよw」
「誰に頼んで描いてもらったのw」
ばにら「完成度、高いですよね」
「自分で発注したんでしょうか?」
「けど、こんなパロ絵を極秘で受けてくれる先生なんて……」
二 人「心当たりが、二人くらいいるな……!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
盟友の旦那とママがノリノリで仕事を受けてくれそうな件について。
いったいどちらにサムネ依頼を出したのか……。(特級呪物先生ですw)
なんにしても、ゆきの広い人脈があるからこそできる企画。
こういうのができるVTuberって素直に強いですよね。
フットワークの軽さも大事ですが、いざという時に周りが協力してくれる。
そう、人徳もまた配信者には必要な……。
ゆきちに、人徳……?(いまさら)
ゆ俺恥と弄られるのも、弄っていいという安心感があるから。懐のデカさについてはDStars1かもしれない、網走ゆきを応援したいという方は――ぜひぜひ評価・フォロー・応援よろしくお願いいたします!m(__)m




