第322話 ユキ 最強死刑囚地下トーナメント その1
【登場人物】
網走ゆき DStars零期生 よく炎上する
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
【シチュエーション】
ひさびさにまったり二人で晩酌中。
ゆきの配信を見ることになったが……。
◇ ◇ ◇ ◇
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網走ゆき⛄
@snow_abashiri
このあと22時からは! とっておきの視聴者参加企画!
ゆきとみんなで一緒にバトルするにぇ!
最強は誰だ!
【少女漫画みたいなイラスト】
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ばにら「ゆき先輩、いったいなんのゲームで」
「リスナー参加企画やるんですかね?(カシオレくぴくぴ)」
ずんだ「ねぇ、気になるわよね」
「そもそもゆきが配信内容を伏せるの珍しいから」
「ついつい目が行っちゃうわ」
「今日の覇権はゆきで決まりかしら(ソルティドックぐびぐび)」
ばにら「なんだかんだで、ゆき先輩も強いですからね」
「ファンの数こそ少数精鋭ですけれど」
「訓練された人が多い……」
ずんだ「そうよね」
「囚人(ゆきのリスナーの愛称)のノリの良さと」
「企画でのゆきへの気の遣い方は」
「見てて羨ましいものがあるわ」
「DStarsで一番、リスナーに恵まれてるんじゃないかしら」
ばにら「ですです」
「模範囚(メンバーシップ会員の愛称)さんとかも」
「なんだかんだで優しい人が多くて、あったかいなぁって」
「そこがゆき先輩の配信のいい所ですよね!」
ずんだ「語るわねぇ……!」
「おっと、サムネイルがついに表示され……」
サムネ【バキのモロパロ一枚絵】
二 人「ブフゥウウウウウウウウウウ!!!!(酒噴いた)」
ばにら「なにバニ⁉ どうなってるバニ⁉」
「ゆき先輩、いったいどうしちまったバニ⁉」
ずんだ「見て、花楓! タイトルを!」
タイトル【ユキ 最強死刑囚地下トーナメント】
二 人「完全にアレ(バキ)じゃん!!!!」
ばにら「え、ちょっと待って?」
「このノリで『Fall Guys』はないですよね?」
ずんだ「ないでしょ!」
「ていうか、バキをパロってくるってことは」
「少なくとも格闘ゲームのはず」
ばにら「……ってことはまさか?」
ずんだ「……ということはつまり!」
◇ ◇ ◇ ◇
ゆ き「うにゅぅっ! みんな、こんばんはだよぉ!」
「網走が産んだ奇跡の囚人系メイドアイドルVTuber!」
「網走ゆきだよ~~~~!」
「おめぇら! 今日こそソウルキャリバーで!」
「誰が一番強いか決めっぞ!!!!」
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コメ欄
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:腕が鳴るぜ!
:胸も鳴るぜ!
:ついに開催されたか、最強トーナメント!
:死刑囚たちの頂点を決める時が来たんだな
:ていうか、死刑囚ってなんだよw
:また新しいメンバーの呼び方がw
:サムネ、めっちゃバキ擦るやん
:まぁたしかに、ワイら囚人やしね
:死刑囚編と地下トーナメント編を混ぜるなw
:著作権ヤバそ~~~~う! またBANされそ~~~~う!
:だったら見るしかねぇよなぁ!
:ッパ、ゆきちは分かってんのよ!
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◇ ◇ ◇ ◇
二人「やっぱり!」
「ソウルキャリバー、キャラクリ配信か!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ゆきの元ネタのみこちがよくやってる、ソウルキャリバーキャラクリ配信。
毎度毎度、すごく作り込んだキャラが投入されてくるんですが、あの情熱はヤバい。
そして時事ネタにすぐに反応したり、きちっとネタを仕込んでくるあたりも。
天才っていうのは世の中にいっぱいいるんだなぁと思い知らされます。
そして、それをコンテンツとして成立させちゃう、みこちの手腕にも。
というわけで、今回の番外編は異色のリスナーたちによる最強トーナメント回。ぶっちゃけ、ユキとバキの語呂があってただけで思いついたネタですが、どんな奴らが現れるのか楽しみにしていただけると幸いです。もし、「久々にワロタ」って感じになったら、評価・フォロー・応援よろしくお願いいたします!m(__)m




