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【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
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第294話 箱 その8

【登場人物】

羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意

秋田ぽめら  DStars特待生 みんなのママ

網走ゆき   DStars零期生 よく炎上する

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意


新潟おこめ  DStars零期生 歌ってみた系サイコVTuber


【シチュエーション】

 地獄企画。年末恒例箱妖精回。


◇ ◇ ◇ ◇



ぽめら「まるで一昔前のアニメの悪役みたいに去っていきましたね」


   「では、気を取り直して次の相談者に行ってみましょうか」


あひる「気を取り直すのがはやすぎるんのよ……」


ゆ き「流石は既婚者」


   「メンタルが鋼なんだにぇ」


   「ちょっとのことではへこたれない……!」



ぽめら「こちとら赤ん坊二人を育てていますからねぇ」


   「これくらい図太くないとやっていけませんよw」



―――――――

コメ欄

―――――――


:ぽめちゃんのところって、お子さん二人だったっけ?


:いや、確か一人だったはずだけれど……


:え、もしかしておめでた……⁉︎


:でかい子供ってことだろ


:まぁ、いい歳してヒット作がないエロ同人漫画家だものなぁ


:俺は先生の同人好きだぜ


:大きな子供と言われれば、なにも言い返せない


:特級呪物先生見てる〜? 反論しないの〜?


:流石に先生もこれには反論できないか


:事実だものな


:いつか、でっかく当ててやろうぜ


:そうだよ! ぽめちゃんも先生を信じて結婚したんだぜ!


:ぽめちゃんが信じる、先生を俺は信じる!


【スパチャ 5万円: き、君たち……! すまない、私は君たちのことを(ry】


【スパチャ 1万円: 先生、印刷所止めてるんで、はよ原稿を】


:あ


:編集ちゃん


:印刷所止めたらあかんよ、先生


:こりゃ無理かもわからんね


―――――――



ぽめら「さぁ、箱に人が近づいてまいりましたよ」


   「この堂々とした立ち振る舞い」


   「やって来たのは……?」


???「いやぁ〜、今年も一年疲れたっぺ〜(なんちゃって青森弁)」


   「しっかしまぁ、まさか今年はアルバムさ出してもらえるとは思わながった」



   「おっ、こんな所に、いい感じの箱が」


   「ちょっくら、歌っていこうがなぁ……」



ゆ き「やめろや!!!!」


   「お前、隙あらば歌おうとするんじゃねえよ!!!!」


   「これそういう趣旨の配信じゃねえから!!!!」



二 人「だはははは!!!!」



ぽめら「いやぁ、相変わらず息ぴったりの掛け合いですね」


   「というわけで、2人目の相談者はこの方!」



おこめ「どうも~! 新潟からやって来た流しの歌い手!」


   「DStars零期生の新潟おこめで~す!」



   「おこめちゃんは~~?(リスナーとの掛け合い)」



ぽめら「いつもかわいい~!」


あひる「いつもかわいい~!」


ゆ き「いつもちいさ~い!」



おこめ「あ? ゆきち? なんて言った?」


   「おい、コラ? いま、一人だけ掛け合い違ってただろ?」


   「わかんだぞ、こっちはよう……!」


ゆ き「なんだお! やんのか、こるぁッ!」



ぽめら「はい、いつものプロレスがはじまりましたよ」


   「ゆきおこめてえてえですねぇ!」


あひる「てえてえなのかなぁ……」


   「この二人はガチ感あって、怖いんだよね……」



◇ ◇ ◇ ◇



二 人「わかる~~~~!(めっちゃ頷いてる)」


ばにら「いやけど、そういうネタですよね?」


   「流石にこれは、二人とも狙ってやってますよね?」


ずんだ「どうだかね」


   「ただ、一匹狼のおこめが懐いてるんだから」


   「仲が悪くないのはたしかなんじゃない?」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



最近、何かと出てくるおこめちゃんがここで登場。

悩みとか吹き飛ばしそうなパンクキャラをしていますが……いったい何にお悩みなのでしょうか。そして、ゆきになんでこうもいちいち突っかかるのか。


とはいえ、ずんだの言葉が真実。

一匹狼がデレてる時点で……。


ゆきおこめはあります!(また機会があれば、どこかでネタにしようかと)


もしよければカクヨムコン開催中なので、評価をいただけると幸いです。m(__)m

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