表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
296/754

第292話 箱 その6

【登場人物】

羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意

秋田ぽめら  DStars特待生 みんなのママ

網走ゆき   DStars零期生 よく炎上する

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意


八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長

太宰府ゆかり DStars2期生 生意気JKVTuber

渋谷いく   DStars2期生 陰キャオタ女系VTuber

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘



【シチュエーション】

 地獄企画。年末恒例箱小人回。


◇ ◇ ◇ ◇


う み「まぁ、ぶっちゃけですね」


   「ばにらちゃんとは三期生のツートップ」


   「いや……いまやDStarsのツートップとして」


   「頑張らせていただいているわけなんですが」


あひる「先輩の前でツートップ宣言とか、ほんと肝が据わってるなぁ」


ゆ き「敬えよぉ! 先輩をさぁ!」


ぽめら「まぁ、仕方がないんじゃないですかね」


   「VTuberは実力の世界ですから」


   「登録者数や同接数で負けてる時点で」


   「我々にうみにどうこう言う権利はないかと」



二 人「悲しくなること言わないで!!!!」



―――――――

コメ欄

―――――――


:そういうぽめしゃが一番この中だと登録者数が……


:ええねん


:ぽめしゃはそんなんじゃないから


:ぶっちゃけぽめしゃにそういうの求めてない


:あひるもそういう部分あるよね


:いてくれるだけで良いって感じ?


:DStarsの精神的支柱なんよ、二人は


:しかしゆきちテメーはダメだ!


:ちょっと前まで、ずんさんと二大巨頭だったのになぁ


:炎上ばっかしてるから


:お前ら、擁護するのか、貶すのか、どっちかにしてやれよw


:ゆきちの配信ではよくあることw


―――――――



う み「まぁまぁまぁ、ゆきちの話は置いておいてですね」


   「最近、ちょっと気になるんですよね、ばにらのことが……」


ぽめら「気になるとは?」


   「それは恋的な奴ですか? それとも、違う感じの奴ですか?」


あひる「違う感じの奴ってなに?」


   「同僚として心配とかそういうんじゃないの?」


う み「恋的な奴……ですかね」



あひる「嘘ぐゎでしょぉ⁉︎」



う み「ぶっちゃけ、ここ最近のアイツ……」


   「モテすぎじゃありません?」



三 人「たしかに……!!!!(迫真)」



う み「ずんだてんぱいは言わずもがな」


   「ユカタン(ゆかりの愛称)とも猫友になったじゃないですか」


   「うちのいくのこととも、なんか普通に仲良さげだし」



   「なによりも、あのりんご先輩が気に入ってるのが」


   「こいつとんでもねえタラシだなぁ……って思ってて!」



あひる「あー、なんか分かるかも」


   「りんごは誰とでもすぐに仲良くなっちゃうし」


   「割とフッ軽で面倒見がいいところはあるけれど」


   「ばにらに対しては別格って感じの扱いだよね……」


ぽめら「そんな言うほどかなぁ……?」


   「あ、けど、そういえばりんごから相談受けてたや」



   「ずんだとばにらの間に、どうやって挟まればいいだろうか……って」



ゆ き「ぽめちゃん! それ、言っていいやつ⁉︎」


あひる「あひるも初耳なんですけど!」


   「ちょっと! 気になるじゃん!」


   「けど、軽率に聞いたらダメな奴だよね、絶対にそれ……!」


ぽめら「まぁまぁまぁ」


   「詳細は伏せますけど、なんか気にはかけてましたね」


   「やっぱり、長いつきあいのずんだと百合営業してるのが」


   「気になってるのかもしれないですねぇ……」



   「これは略奪愛の匂いがしますよ!!!!」



二 人「なんで話を不穏な方向に持っていこうとするのさ!!!!」


   「ないよそんなの! 百合営業なんだからさぁ!」


◇ ◇ ◇ ◇


ばにら「…………(///)」


   「うみめ! 勝手にこんな相談なんかして!」


   「前もって説明しておいて欲しいですよ!」


   「だいたいりんご先輩が、ばに〜らを気にかけてるわけないじゃないですか」



ずんだ「ふぅん、そっか」


   「ぽめしゃに相談してたのか、りんご……(圧)」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



でかいゆりのにおいがするぜ。(白○)

どんどんと厄介リスナー感を増していくりんご。

人畜無害猫を装っているが、彼女の牙が今後ばにらに向くことはあるのか。


がんばれずんさん! 負けるなずんさん!

NTR展開は回避するんだ……!

けど、ヘタってるずんさんも悪いんだゾ!


すみません、ぜんぜん三部が始まらないのが原因です。

はやく書きます!!!!!!!!!(いつだって書きたい気持ちはいっぱい)


もしよければカクヨムコン開催中なので、評価をいただけると幸いです。m(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ