第291話 箱 その5
【登場人物】
羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意
秋田ぽめら DStars特待生 みんなのママ
網走ゆき DStars零期生 よく炎上する
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
八丈島うみ DStars3期生 センシティブ委員長
【シチュエーション】
地獄企画。年末恒例箱小人回。
◇ ◇ ◇ ◇
あひる「それでは、そろそろ本題に入りましょうか」
「委員長さん、お悩みとはいったいなんでしょうか?」
う み「はい、実はですね……」
「私の同期にうさぎのVTuberがいるんですが……!」
ぽめら「どっち?」
「三期生ってうさぎキャラ二人いるよね?」
「いったいどっちの相談なの?」
「というか、同期でキャラ被りしてるっていまさらだけどどうなの?」
「普通はこういうのってキャラが被らないようにするもんだよね……」
「ちょっと、運営さ〜ん? 説明して欲しいんだけど!」
あひる「ぽめしゃ! 待って待って!」
「運営に喧嘩を売ろうとしないで!」
ゆ き「いまさらだよねぇ! いま言うことじゃないよねぇ!」
う み「あはははははw」
ぽめら「なんだったら特待生も、狐、犬、猫、犬なんですけど!」
「もうちょっとバランスよくできなかったんですか!」
「狼とか……ずらして設定することできなかったんですか!」
あひる「ぽめしゃもずんだも、元個人勢VTuberじゃない!」
「そりゃ、キャラ被っても仕方ないでしょ!」
「運営に文句言ってもしょうがないよ!」
ぽめら「それでもやっぱりバランスがね?」
「うちも、秋田コヨーテとかでデビューしてれば」
「バランス取れてたと思うんよ」
「旦那がママだから、ガワだって作りやすいしさ……」
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コメ欄
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:いつの間にかぽめしゃの話になってる件について
:たしかに、同期でキャラ被りは悩ましい問題
:三期生についてはマジで、運営のミスとしか言いようがないよね
:けど、うーちゃんもばにらも、キャラ立ってるから問題はないよね
:↑最初期の頃は、結構迷走してたよ
:今でこそ、ゲームのばにら、トークのうさぎってキャラが定着したけど
:逆にうさぎ繋がりでコラボがしやすいってのはあったよね
:スーパーバニーボーイとかね
:↑懐かしいなぁ、おい
:あれは壮絶なプロレスだった……
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う み「そうですね。分かりにくかったですね」
「うさぎはうさぎでもバニーガールな方です!!!!」
ゆ き「バニーガール言うな!」
「お前、なんでゆきがアイツとコンビ解消したと思ってんだ!」
「ゆきとばにらの努力を無駄にすんなよ」
あひる「ゆきち……それ、言っていい話だっけ?」
ぽめら「さっきBちゃんに、やらかさないって約束したばかりだよね?」
ゆ き「…………」
「みなさん」
「忘れてください(泣き顔)」
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コメ欄
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:忘れた
:ゆきちだからね、仕方ないね
:俺たちはこの動画を見なかった
:なぜだろう、時が飛んだ……?
:新手のスタンド攻撃か?
:まぁ、なんとなくそういう空気は察してたから、今さら感はある
:言われなくてもちゃんと分かってるよ
:ずんばにもいいけど、やっぱゆきばにもあるんよ
:てぇてぇ、てぇてぇ、てぇてぇな
【スパチャ 2万円: 運営さん、これでどうかひとつ】
【スパチャ 4万円: 私からも】
【スパチャ 1万円: 失言なんてなかった いいね?】
【スパチャ 5万円: 俺たち模範囚を敵に回す気はないよな?】
:ゆきち擁護の圧がすごいんよ
:流石は数々のやらかしを乗り越えてきたVTuber
:ファンの面構えが違う
:↑褒めることではないような……?
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さっそくやらかすゆき。しかし、周りもなんとなく察してた模様。
ばにらの路線変更による百合営業解消は、この話の肝ではありますが、リスナーたちは割と好意的に捉えてくれているみたいですね。民度が高い……。
VTuberを支えているのはやっぱりリスナー。
それだけに、しっかりしたネットリテラシーが大切ですね。
そりゃそうとぽめちゃん落ち着いてもろて。(大暴走だ)
もしよければカクヨムコン開催中なので、評価をいただけると幸いです。m(__)m




