第290話 箱 その4
【登場人物】
羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意
秋田ぽめら DStars特待生 みんなのママ
網走ゆき DStars零期生 よく炎上する
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
八丈島うみ DStars3期生 センシティブ委員長
【シチュエーション】
地獄企画。年末恒例箱小人回。
◇ ◇ ◇ ◇
あひる「Bちゃんも無事に帰ったことだし」
「そろそろお悩み相談はじめよっか(げっそり)」
ぽめら「ちょっと羽曳野さん」
「はじめる前からげっそりじゃないですか!」
「そんなんで、本当に配信やれんのか〜〜〜〜?(煽り)」
あひる「誰のせいだと思ってんのさ!」
ゆ き「まあまあ、あひるさん。落ち着いてもろて」
「毎年のことじゃないですか(諦め)」
ぽめら「二人が頼りないからウチが進行進めてくよ〜!」
「今日最初の相談者は……こちら!」
二 人(箱の小人って設定、完全に忘れてるなこれ)
(まあ、これ以上ひどくなるのも嫌だし、もういいか……)
???「あ、どうも〜! 箱の小人さんたち〜!」
「聞こえておりますでしょうか〜?」
ぽめら「おぉっと⁉︎」
「これはなんとも予想外な人が来ましたよ!」
あひる「初手が委員長か……」
「きちぃ〜〜〜〜!(無自覚失礼)」
う み「ちょっと! ひどいじゃないですか! あひるてんぱーい!」
「うみはキツくなんかありません! ぴちぴちの17歳なんですから!」
ぽめら「その発言が既にキツいが?(真顔)」
あひる「ぽめしゃああああああああ!!!!」
ゆ き「後輩なんだよ! 優しくしてあげようよ!」
「気にしなくていいからね! うみちゃん!」
う み「あはは! みなさん心配しすぎですよ!」
「委員長はこの程度でへこたれま……」
「ぐふぅ!」
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コメ欄
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:効いてるやないかいw
:いい感じにボディに入った声を出したぞw
:委員長は永遠の17歳なのよ! 察してあげてよ!
:察してもあまりあるから、こうなってるんでしょ
:ぽめしゃ容赦ないなぁ……
:こうなった時のぽめしゃはDStarsにて最強
:誰も止めることなどできない
:ご愁傷さまやで、あひる、ゆき、うみちゃん
:しかしガバガバのボディをしている委員長にも非がある
:それはそう
:わかっていても言わないのが優しさでしょ
:委員長だって女の子なんだよ!
:女の……子?
:話のノリ的に委員長、俺らとタメくらいですよね
:絶妙に世代の話題が通じる当たりが場末のスナック感があって、こうね?
:スナック委員長
:↑事件になりそう
:↑ラ◯やんかな?
:↑まーたそんな懐かしいネタをw
―――――――
う み「あ、いいですね、ラ◯やん! 懐かしいです!」
「ラ◯ひなと間違えて買って、読んでましたよ!」
「今度みなさんと、喫茶委員長マシュマロでもしましょうか!」
「って、違うねん!!!!」
「委員長の年齢とかはどうでもええねん!!!!」
「今日は真面目な相談があって、ここに来てるんじゃーい!!!!」
三 人「だははははははは!!!!」
「よかった、いつもの委員長だ」
◇ ◇ ◇ ◇
ずんだ「うみ、悩みなんてあるの?」
ばにら「さぁ?」
「どうせくだらない話なんじゃないですかねぇ……(半笑い)」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
まずやって来た相談者は委員長。
なにかとぽめらに弄られてる感じのある彼女……。
毒舌モードに入ったぽめらの毒牙にかかってしまうのか!
まぁ、弄られるっていうのは、裏返せば信頼の証なんですけどね。
今回も真っ先にやってくるあたりに、先輩方への信頼を察してあげてください。
もしよければカクヨムコン開催中なので、評価をいただけると幸いです。m(__)m




