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【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
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第290話 箱 その4

【登場人物】

羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意

秋田ぽめら  DStars特待生 みんなのママ

網走ゆき   DStars零期生 よく炎上する

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意


八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長


【シチュエーション】

 地獄企画。年末恒例箱小人回。


◇ ◇ ◇ ◇


あひる「Bちゃんも無事に帰ったことだし」


   「そろそろお悩み相談はじめよっか(げっそり)」


ぽめら「ちょっと羽曳野さん」


   「はじめる前からげっそりじゃないですか!」


   「そんなんで、本当に配信やれんのか〜〜〜〜?(煽り)」



あひる「誰のせいだと思ってんのさ!」



ゆ き「まあまあ、あひるさん。落ち着いてもろて」


   「毎年のことじゃないですか(諦め)」


ぽめら「二人が頼りないからウチが進行進めてくよ〜!」


   「今日最初の相談者は……こちら!」


二 人(箱の小人って設定、完全に忘れてるなこれ)


   (まあ、これ以上ひどくなるのも嫌だし、もういいか……)



???「あ、どうも〜! 箱の小人さんたち〜!」


   「聞こえておりますでしょうか〜?」


ぽめら「おぉっと⁉︎」


   「これはなんとも予想外な人が来ましたよ!」


あひる「初手が委員長か……」



   「きちぃ〜〜〜〜!(無自覚失礼)」



う み「ちょっと! ひどいじゃないですか! あひるてんぱーい!」


   「うみはキツくなんかありません! ぴちぴちの17歳なんですから!」



ぽめら「その発言が既にキツいが?(真顔)」



あひる「ぽめしゃああああああああ!!!!」


ゆ き「後輩なんだよ! 優しくしてあげようよ!」


   「気にしなくていいからね! うみちゃん!」


う み「あはは! みなさん心配しすぎですよ!」


   「委員長はこの程度でへこたれま……」



   「ぐふぅ!」



―――――――

コメ欄

―――――――


:効いてるやないかいw


:いい感じにボディに入った声を出したぞw


:委員長は永遠の17歳なのよ! 察してあげてよ!


:察してもあまりあるから、こうなってるんでしょ


:ぽめしゃ容赦ないなぁ……


:こうなった時のぽめしゃはDStarsにて最強


:誰も止めることなどできない


:ご愁傷さまやで、あひる、ゆき、うみちゃん


:しかしガバガバのボディをしている委員長にも非がある


:それはそう


:わかっていても言わないのが優しさでしょ


:委員長だって女の子なんだよ!


:女の……子?


:話のノリ的に委員長、俺らとタメくらいですよね


:絶妙に世代の話題が通じる当たりが場末のスナック感があって、こうね?


:スナック委員長


:↑事件になりそう


:↑ラ◯やんかな?


:↑まーたそんな懐かしいネタをw


―――――――



う み「あ、いいですね、ラ◯やん! 懐かしいです!」


   「ラ◯ひなと間違えて買って、読んでましたよ!」


   「今度みなさんと、喫茶委員長マシュマロでもしましょうか!」



   「って、違うねん!!!!」



   「委員長の年齢とかはどうでもええねん!!!!」



   「今日は真面目な相談があって、ここに来てるんじゃーい!!!!」



三 人「だははははははは!!!!」


   「よかった、いつもの委員長だ」



◇ ◇ ◇ ◇



ずんだ「うみ、悩みなんてあるの?」


ばにら「さぁ?」


   「どうせくだらない話なんじゃないですかねぇ……(半笑い)」


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



まずやって来た相談者は委員長。

なにかとぽめらに弄られてる感じのある彼女……。

毒舌モードに入ったぽめらの毒牙にかかってしまうのか!


まぁ、弄られるっていうのは、裏返せば信頼の証なんですけどね。

今回も真っ先にやってくるあたりに、先輩方への信頼を察してあげてください。


もしよければカクヨムコン開催中なので、評価をいただけると幸いです。m(__)m

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