表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
262/754

第258話 朝から牛丼 その2

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長

出雲うさぎ  DStars3期生 妹系巫女さん

五十鈴えるふ DStars3期生 和風エルフ

石清水しのぎ DStars3期生 おっぱい侍太郎

Bちゃん   DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当


【シチュエーション】

DStars公式企画。

三期生のプライベートを覗いてみようという配信にて……。


◇ ◇ ◇ ◇


Bちゃ「まぁ、ある意味で、うみさんらしい朝食でしたね」


   「というわけで、続きましては――うさぎさん!」



写 真『いちご 1個』



ばにら「嘘吐けぇッ!!!!」


   「こんなんじゃ絶対足りないバニだろ!!!!」


   「育ち盛り、もっと食え!!!!」



三 人「だはははは!!!!」



うさぎ「いや、これくらいでお腹いっぱいになっちゃうの」


   「うさぎって小食だから……そんなにいっぱい食べられないの♪」


ばにら「まーた、ぶりっこして、アンタはもう」


う み「けど、前にみんなでホテルに泊まった時は」


   「朝食バイキングのケーキ、全種類食べてたよねぇ~」


うさぎ「ちょっと、うみ!」


   「ばらさないでよ!」


Bちゃ「ダイエット中ってことですかねw」


   「お年頃の朝食は、まぁこんなものかもしれません」



   「それでは続きまして……えるふさん!」



えるふ「はい!」



写 真『ごはん、納豆、お味噌汁、玉子焼き、ほうれん草のおひたし』



三 人「おぉ~! すごぉ~い!」


Bちゃ「本格的な朝食ですね?」


   「もしかして、自分で作られたんですか?」


えるふ「えぇ、まぁ……(テレテレ)」


   「こう見えて、料理が趣味でして」


   「これくらいはいつも作ってます」


ばにら「いい趣味してるじゃんか、えるふ!」


う み「これはぜひとも嫁に欲しい!」


   「えるふ、委員長と結婚して一緒に暮らそう!」


   「式はハワイで挙げような!」


うさぎ「いいなぁ~! こんな朝食、毎朝食べたいよ~!」


   「一緒に暮らしてるしのぎは、毎日これが食べられるんだから」


   「本当に幸せ者だね!」


えるふ「あ、いや……(スン)」



   「実は、私としのぎは、朝食は別々で」



ばにら「……はにゃん?」


うさぎ「そうなの?」


う み「どうして? 二人とも仲良しなのに?」


   「ハッ! これは!」


   「何か触れてはいけない危険な香り!」


   「もしかして、えるふちゃん、しのぎちゃん……」



   「倦怠期って、奴かしら⁉」



ばにら「なーに、勝手に盛り上がってるんじゃい!」


   「えるふが困ってるだろうが! こるァッ!」


えるふ「いやまぁ、そういうんじゃないんですけど……」


   「実際、見てもらった方がはやいかなと(あせあせ)」


Bちゃ「はい、ということで」


   「最後に残った、しのぎさんの朝食が――こちら!」



写 真『牛丼(特盛り&チーズのせ)』



三 人「…………(絶句)」



しのぎ「やっぱり、一日のはじまりは牛丼から!」


   「ガッツリ食べて、今日も配信頑張るぞい!」


   「というわけで、牛丼特盛りチーズマシマシでござるよ!」



   「これが拙者の元気の秘訣でござる!」



三 人「いや……」


   「いやいやいやいやいや!!!!(驚愕)」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



ここで早速タイトル回収。まさかの朝から牛丼食べてるしのぎちゃん。

育ち盛りの高校生や体力のいる外回りサラリーマンならまだしも……朝牛はなかなかにハイカロリーなお食事。こんなの食べてて、本当に大丈夫なのか。


まぁ、VTuberは結構体力勝負なところがある。

朝に牛丼食べるくらいでちょうどいい――と、言えればいいんですがね。


そんなこんなで今回のお話は、「やばい食生活をしているしのぎを、どうにかして健康にしてあげたい」と、ばにらたちが空回りするお話です。もうオチまで見えたという方は、そっと目を閉じてもろて、あたふたを楽しんでいただければ幸いです。


あと、よければカクヨムコン開催中なので、評価をいただけると幸いです。m(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ