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【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 仲良くなりたい 〜全期生対抗 川崎ばにらデート計画〜
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第248話 仲良くなりたい その11(ラスト)

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

新潟おこめ  DStars零期生 歌ってみた系サイコVTuber

祇園ちまき  DStars1期生 おまつり女

太宰府ゆかり DStars2期生 生意気JKVTuber

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘

Bちゃん   DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当


【シチュエーション】

公式企画(地獄)ばにらに友達を作ろうという試み。


◇ ◇ ◇ ◇


Bちゃ「はい、というわけで。みなさんとのデートが一通り終わりましたが」


   「いかがでしたかね、ばにらさん?」


ばにら「雪山の遭難からはじまり、湘南で純情したり」


   「なぜか偽のずんさんに弄ばれたりと、色々ありましたが……」



   「個人的には、最後で元が取れたのでOKです!(むふー)」



Bちゃ「おっと! それではお答えいただきましょう!」


   「川崎ばにらさん! このメンバーでお友達になるなら!」


   「いったい誰がよろしいですか!」



ばにら「はい!」



   「太宰府ゆかり先輩です!」


   「同じ猫好きとして、仲良くしていただきたいです!」



おこめ「おいおい! ちょっと待てよばにら!」


   「おこばに最強の絆はどこに行っちまったんだ!」


ばにら「そんなもんは最初からねえ!!!!」


ちまき「ばにら、忘れちゃったの?」


   「あの……二人で温めあった、寒い夜のことを!」


   「ばにらのおぱんちゅ、とっても可愛かったこと」


   「ちまきは、ちゃんと覚えてるよ」


ばにら「見せてねえから!」


   「勝手に存在しない記憶を作らんといてもろて!」



りんご「ワイも猫だにゃ〜ん!(号泣)」



ばにら「りんご先輩は普通に反省してください!」


   「あとでずんさんと一緒に説教しますからね!」



りんご「あんまりだにゃ〜ん!!!!(大号泣)」



Bちゃ「はい、ということで」


   「ばにらさんはゆかりさんとお友達になりたいそうです」


   「どうされますか、ゆかりさん……?」



ゆかり「え、なるなる! ていうか、猫カフェの日程決めようよ!」


   「ばにらちゃん、今度いつ暇してるの?」


ばにら「えっと、ゆかり先輩の都合で決めてもらっていいバニですよ」


ゆかり「ちょっと硬いって、ばにらちゃんw」


   「もう友達なんだからさ、先輩とか後輩とかいいじゃん」


   「これからは……ゆかりちゃんって呼んで! 猫仲間の絆だよ!」


ばにら「…………バニ」



   「ゆ、ゆかりちゃん!」



Bちゃ「おーっと! 本当に友達ができてしまったぁ!」


   「ばにらさんには無理だろうと思っていたこの企画!」


   「しかし、蓋を開いてみればあっさりと、友達成立!」


   「ゆかりさんと普通に仲良くなってしまいました!」



   「いやー、これは予想外ですね」



   「陰キャとメスガキJK。思いがけないカップリングです」


   「これはもしかすると、ずんばにに続いてゆかばにの流れが来るのか……!」



二 人「いや、それはないないw(息ぴったり)」



Bちゃ「なんにしても! 本企画は大成功!」


   「お二人とも、これからも友達として、仲良くしてくださいね!」


   「それではみなさん、このあたりで! さようならー!」




りんご「ワイも、猫だ、にゃーん!!!!(絶叫)」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



猫は世界を救う、ばにらのボッチを救う。

しかし、りんごというギルティVTuberは救われないのだった。


ワイも、猫だ、にゃーん!!!!


もはや二部でのかっこいいミステリアスキャラ、どこ行ったって感じですね。完全にギャグキャラに落ちてしまったりんご。そんな彼女の悲痛な叫びで締めましたが、楽しんでいただけた方は、ぜひぜひ応援・評価・フォローしていただけると幸いです!m(__)m

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