第242話 仲良くなりたい その5
【登場人物】
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
新潟おこめ DStars零期生 歌ってみた系サイコVTuber
祇園ちまき DStars1期生 おまつり女
太宰府ゆかり DStars2期生 生意気JKVTuber
津軽りんご DStars特待生 きまぐれ僕っ娘
Bちゃん DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当
網走ゆき DStars零期生 よく炎上する
【シチュエーション】
公式企画(地獄)ばにらに友達を作ろうという試み。
◇ ◇ ◇ ◇
Bちゃ「はい、ちまきさん、熱演ありがとうございました」
「それでは……二番手はどなたですか!」
おこめ「俺だよ! 待たせちまったな、ばにら……!」
ばにら「おこめちゃん、今日どうしたバニ?」
「なんか変なもんでも食べたバニか?」
「キャラバグってますやん?」
おこめ「いや、デート企画だからさ」
「私の思う、理想の俺様キャラでやってるわけよ」
「わかんない? この良さがさ?(流し目)」
ばにら「いや、おこめちゃんの理想じゃなくて」
「ばに〜らの理想に寄せてくださいよ、そこは(困惑)」
Bちゃ「流石はDStarsきっての技巧派」
「ゴリゴリにキャラを作り込んで来てますね」
「それでは、そんなおこめさんへの、アドバイスVTR」
「さっそく見て行きましょうか」
「いったい、なにばしりゆきさんなんでしょうかね?w」
ばにら「Bちゃん」
「ほぼ、言っちゃってるバニよ……」
???「ばにらの口説き方?」
「元百合営業相手に、それ聞いちゃいます?」
「失礼ですよね、ちょっと(ぷんすこ)」
ばにら「もう、受け応えにPONが滲んでるバニよ」
???「まあ、そうですね」
「ばにらは配信では完全無欠のエンターテイナーですけど」
「プライベートだと、意外に繊細な所があるから《《にぇ》》」
ばにら「語尾! 語尾でてますよ! ゆき先輩!」
「あと、真面目なアドバイス、ほんとありがとうございます!」
???「楽屋とかでも、常に気をつかってくれてるし」
「ゆき先輩、これ食べますか〜?(声マネ)」
「ゆき先輩、コンビニ行きますけど、なんかいるものあります?(声マネ)」
「ゆき先輩、今週のヒロアカ見ました? ヤバいですよね?(声マネ)」
ばにら「もう自分で言うてるやん!」
「あと、裏の話はまじでやめてもろて……(赤面)」
Bちゃ「普通に、ユニット時代の仲良しエピソード出てきちゃいましたねw」
「今も楽屋だと、だいたいこんな感じなんですか?」
ばにら「ノーコメントでおねがいしやす(白目)」
???「まぁね。言ってしまうと、気にしいなんですよ、ばにらって」
「だから、そこをどうやってほぐしてあげるか」
「そこが大事だと思いますね」
ばにら(普通にいいこと言うな、この先輩)
(まぁ、たしかにコンビ組んでた時は、そんな感じだったもんな)
(今思い返しても、ゆき先輩には頭が上がらないバニよ……)
Bちゃ「はい。以上が、アドバイスのVTRとなります」
「これを受けて、おこめさん」
「仮想デートのシチュエーションの発表をお願いします!」
おこめ「はい……」
「私がばにらと行う仮想デートのシチュエーションは……」
「二人で隣の不良高校に乗り込んで、番長を倒したあと」
「で、行きたいと思います!」
ばにら「デートじゃないバニよね!」
「友情は生まれそうだけど、こんな男臭いのでいいバニか⁉︎」
「ちょっと昭和から平成初期の少年マガジンのノリバニよ⁉︎」
おこめ「タイトルは、湘南純情VTuberでオナシャス!」
ばにら「元ネタ言っちゃってるバニじゃん!」
「GTOの前の奴バニじゃん!」
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ごりっごりにヤンキーなVTuber。新潟おこめ。
ちょいちょい素で、ファンキーな感じを出していましたが、配信でもファンキーな方向に振りはじめた。ここから、彼女の熱い伝説成り上がりがはじまるのかもしれない。
ちなみに、筆者はちょうどそのくらいの頃から元ネタの方のチャンネル見てます。
かわいい路線からかっこいい路線にシフトして、ガンガン強いこと言っていくスタイル、いいですよね。惚れてしまう。これからも頑張っていただきたいです。
今回のシリーズは意外にいろんなキャラが出せて楽しいっすね。それはそうと、ばにらたちの最強伝説の行方が気になる方は、ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いします!m(__)m




