表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 絶対に笑ってはいけないDStars学園24時 ~天才エリート学園~
233/754

第229話 絶対に笑ってはいけないDStars学園24時 その2

【登場人物】

トキワいま  DStars零期生 事務所発足の切っ掛けになったV

黒門だいあ  DStars1期生 大阪系ファンキーVTuber

羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘

八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長

Bちゃん   DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当

網走ゆき   DStars零期生 よく炎上する

新潟おこめ  DStars零期生 歌ってみた系サイコVTuber


【シチュエーション】

年末特別番組、笑ってはいけない○○パロ。

今回は学園ものとなったのだが――。


◇ ◇ ◇ ◇


Bちゃ「まずは学園長に会っていただきます」


   「お忙しい方なので、粗相のないようにお願いしますよ」


あひる「……これは社長が出てくる流れかな?」


だいあ「十中八九そうやろな」


う み「なんだかんだで、こういうネタには協力的ですからね」


りんご「いや、みんな」


   「社長が出てくるという結論はまだはやい……」



   「よく見るんだ! DStars学園の校章を!」



校 章『雪のマーク』



五 人「あっ……(察し)」


Bちゃ「それでは! ご登場いただきましょう!」


   「エリート校長! エリート校長! こちらにどうぞ!」



ゆ き「…………(スーツ姿&付けひげ&ヅラ)」



う み「ブフーッ!!!!」


あひる「ファーッ!!!!」



ナ レ「うみ、あひる、OUT――――!」



~~ VTuber ケツバット中 ~~



Bちゃ「はい、ということでね」


   「DStars学園のエリート校長」


   「網走ゆき先生です」



   「みなさん、拍手!」



五 人(まばらな拍手を送る)



ゆ き「はい、みなさんこんばんうにゅう」


   「今日は入学式ということで……」



   「え、入学式で合ってますよね?(Bちゃんの方を向く)」



りんご「いや! ちゃんと練習しとけや!w」


あひる「……ぷっ!」


う み「……ぶふっ!」



ナ レ「りんご、あひる、うみ、OUT――――!」



~~ VTuber ケツバット中 ~~



ゆ き「みなさんにはね、ぜひともこの学園で学んで」


   「立派なエリートVTuberになっていただきたい」


   「そう願っているわけですね……」


りんご「インパクトは強烈だけど、出落ちだったなぁ」


う み「もっとネタ仕込んでくると思ったのに」


だいあ「うん?」


   「なんや外が騒がしいで?」


   「なんの音や?」



排気音『ブゥウウン!!!! ブルルゥウウン!!!!』



Bちゃ「おぉっと!」


   「どうやらDStars学園の問題児が」


   「校舎の窓を割りにきたみたいです」



五 人「DStars学園の問題児~ぃ⁉」



???「オラァーッ! 校長ォーッ! 出て来いやぁーッ!」



Bちゃ「みなさん危険です!」


   「ゆき校長から離れてください!」


おこめ「おめ~こら! 校長、こるぁ~ッ!」


   「いつもいつもヘタクソな歌を配信で流しやがって~ッ!」


   「もう、俺の曲っていうか、お前の曲じゃねえかぁ~ッ!」


Bちゃ「なんということでしょう」


   「校長にオリジナルソングを歌われすぎて」


   「荒んでしまった、新潟おこめさんです!」



あひる「ブフーッ!!!!」


う み「たしかに! ゆきち、よく歌ってるけれど!w」


   「おこめちゃんの曲、歌ってるけれども!w」



ナ レ「あひる、うみ、OUT――――!」



~~ VTuber ケツバット中 ~~



ゆ き「おこめちゃん! なんだねその格好は!」


   「そんな、昭和のスケバンみたいな3D衣装!」


   「よくこの年末に用意できたね!」


おこめ「社長がなぁ! カチコミに行くって言ったら用意してくれたわ!」


   「それよりよぉ、網走ゆきぃ~!」


   「おめぇ、俺のオリジナル曲、勝手に歌ってるみたいだなぁ~?」



   「いったい、誰の許可を得て、そんなことしてるんだァ?」


   「えぇ、コラ?」



ゆ き「そ、そんな」


   「そこまで怒らなくても、いいじゃないですか」


   「おこめちゃんの宣伝にもなってるわけですから(オドオド)」


おこめ「おめえみてえなヘタクソに歌われても」


   「営業妨害なんだよ!!!!」



   「ほら、ちょっと歌ってみろ!」


   「こいつらに聞かせてやれ!」



ゆ き「…………スゥ(真顔)」



   「どぅあってぇあてゃしりゅ~せぇい~(絶妙な音痴)」



全 員「だっはっはっはっは!wwww」



ナ レ「全員、OUT――――!」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



一番手で乗り込んできたのはエリートVTuber。

そして、そのそいつに臆せずモノを申せる、ヤンキー歌姫VTuber。

初手から容赦のない罵り合いに、メンバーさっそくノックアウトです。


なお、ゆきちゃんとおこめちゃんは仲良し♥

ビジネスで仕方なくギスってるだけだから♥

安心してね♥(by 新潟おこめ)


ちょいちょい言及されてる百合営業ユニット『ゆきおこめ』。しかし、こんな感じで本当に大丈夫なのか――心配になった方は、ぜひぜひ評価・フォローなどよろしくお願いいたします! m(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ