第227話 ずんだ・りんご・ぽめら・あひるでマリパ対決 その11(ラスト)
【登場人物】
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
秋田ぽめら DStars特待生 みんなのママ
津軽りんご DStars特待生 きまぐれ僕っ娘
羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
【シチュエーション】
ZRPA(ずんだ、りんご、あひる、ぽめら)でマリパ。
収録が終わったが、メンタルぶっ壊れたぽめらをみんなで慰め中。
◇ ◇ ◇ ◇
りんご「ぽめちゃん、ナイスファイトだったよ!」
「ぽめちゃんのおかげで、今回の配信の撮れ高はバッチリだよ!」
「だから気に病まないで?」
ばにら「ぽめら先輩! ゲームしてたらこういうこともあるバニですよ!」
「むしろ、投げ出さずに最後までプレイして、とってもえらいバニ!」
「ばに~らも勉強させていただきました!」
ずんだ「そうよぽめら」
「今日はあひるのボケのキレが悪かったから」
「ぽめらがボケてくれて本当に助かったわ」
あひる「おいコラ! どういう意味だ、ずんだ!」
「まるであひるがボケ担当みたいじゃないか!」
三 人「そうでしょ?(即答)」
あひる「なんでやねん!(ツッコミ)」
ぽめら「ごめんね、みんな」
「こんなに心配かけちゃって」
「もう、大丈夫だから……」
四 人「ぽめしゃ(ぽめら・ぽめちゃん・ぽめら先輩)……!」
ぽめら「事前にSwitchでもっと練習するべきだった」
「今回の最下位はウチの練習不足だよ」
「だから――」
「今度は64実機で対決しよう?(暗黒微笑)」
四 人(闇落ちしとる。これは相当ダメだ……)
あひる「と、とりあえず! これからずんだの家にきなよ!」
「なんか、ばにらと晩酌するらしいからさ!」
「そこで甘い物とか食べて、嫌なこと忘れちゃおうぜ!」
ばにら「えっ⁉ ちょっと、あひる先輩⁉」
ずんだ「ばにら、仕方ないわ」
「今日ばっかりは、ぽめらのメンタルの方が大事よ」
「ここはみんなで集まりましょう」
りんご「おっ! マリオパーティの次は、お菓子パーティですか!」
「それじゃあ僕も、里香を連れておじゃましちゃおうかな!」
ばにら(…………むぅ)
(美月さんとの時間を邪魔されるのは嫌だけど)
(たしかにぽめら先輩のこと心配だもんな)
(ここはDStarsの仲間として、ちゃんとケアを……)
ぽめら「あ、大丈夫」
「もう既に旦那が、コンビニに走って」
「いろいろ買ってきてくれたから」
四 人「はやっ!!!!」
ぽめら「今日は、旦那とケーキやけ食いして」
「慰めて(意味深)もらうから」
四 人(さすが人妻――エッロ!!!!)
ぽめら「心配してくれてありがとね」
「ウチは大丈夫だから」
「うん! 切りかえて、明日からも配信頑張るよ!」
ばにら「タフですねぇ、ぽめら先輩って……」
ぽめら「ばにらちゃん、母は強しだよ」
「子育ての大変さに比べたら、これくらいのこと――」
「ぜんぜんなんでもないよ!(いい笑顔)」
ばにら「ぽめら先輩……!」
あひる「ぽめしゃ……!」
ずんだ「ぽめら……!」
りんご「ぽめちゃん……!」
ぽめら「それじゃ、旦那が呼んでるから通話切るね……」
「あ、ちょっと! ダメだって!」
「まだ配信終わってすぐだから!」
「今日はエキサイトして、汗臭ぃ……! んんっ!」
四 人「ぽめしゃ(ぽめら・ぽめちゃん・ぽめら先輩)!!!!」
「通話切れてない!!!!」
「切ってからイチャイチャして!!!!(///)」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
配信してたら事故では済まなかった。身内だけだから助かった。
人妻VTuberですからね。そりゃね、最後に頼るのは旦那ですよ。
なんだかんだといいながら、仲の良い秋田夫妻なのでした……。
おのれ特級呪霊の分際で……!!!!(謎の怒り)
というわけで、今回のシリーズは濃厚な秋田ぽめら回でございました。
そして、明日からはカクヨムと同時連載で、年末特別のエピソードでお送りいたします。
現在カクヨムコン参加中ですので、よければそちらでも応援していただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。m(__)m




