第226話 ずんだ・りんご・ぽめら・あひるでマリパ対決 その10
【登場人物】
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
秋田ぽめら DStars特待生 みんなのママ
津軽りんご DStars特待生 きまぐれ僕っ娘
羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
【シチュエーション】
ZRPA(ずんだ、りんご、あひる、ぽめら)でマリパ。
勝負が終わり、ついに結果発表――。
◇ ◇ ◇ ◇
りんご「はい、ということでね」
「無事にゲームが終了したわけなんですけれども」
「罰ゲーム、どうしましょうかね?(ずんだとあひるに振る)」
あひる「いや、あひる達に振られても困るよ!」
「この企画、りんごとぽめしゃの発案でしょ!」
「責任は持ってもろて!」
ずんだ「そうだよ! 1位が罰ゲーム決めるって言ったんだから!」
「りんごがちゃんと決めてよ! ぽめしゃが傷つかないのを!」
りんご「もう、今回のゲーム自体が罰ゲームみたいなものだから」
「これ以上、ぽめちゃんになにかやらすの可哀想で……!」
二 人「それなぁ……!」
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コメント
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:もう、ぽめちゃんは充分に罰を受けた
:後半メンタルドブになって、まったくゲームできてなかったもんな
:生き恥とはまさにこのこと
:割とガチでぽめちゃんのメンタルが心配
:りんご、ずんさん、フォローしてあげてもろて
:あひるは余計なこと言うなよ?
―――――――
ぽめら「みんな、大丈夫だから……」
三 人「ぽめしゃ(ぽめちゃん)!!」
ぽめら「ウチ……ウチは……」
「CPUにも負ける、ザコザコゲーマーだから」
「特待生の恥さらしだから」
「だから、どんな罰でも、甘んじて受ける!」
りんご「じゃあ、ロリ声で――」
「『りんごお姉ちゃん、好き好きチュッチュッ』」
「って、言ってくださいオナシャス!!!!」
あひる「おいこらりんご!」
「どさくさに紛れて欲望を押しつけんな!」
「もうちょっと手心を加えてやれよ!」
ずんだ「そうだよ! これ以上、ぽめしゃに恥をかかせないでよ!」
ぽめら「……ずんだ?」
「それはウチのロリ声がキツいってこと?(圧)」
ずんだ「……ヒェ!」
―――――――
コメント
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:ぽめしゃ、キレた――!!
:キツい、キツくないで言えば、特殊な需要がある
:人妻だと伏せられてれば全然大丈夫
:そうなんよな、人妻っていう属性がな……
:なんでや! 人妻やから興奮するんやろがい!
:人妻VTuberなのが、ぽめちゃんのええ所やないかい!
【スパチャ 5万円: 人の嫁で興奮とか……】
:先生は黙っててください!
:ぽめちゃんのファンの意地がかかっとるんです!
:人妻は個性! ステータスなんです!
―――――――
りんご「分かった。ここはこうしよう」
「ぽめちゃんに、負け犬宣言をしてもらおう」
ぽめら「負け犬宣言?」
りんご「今から言う台詞を反芻してね……」
「すずはキツネ、りんごはネコ、ずんだはイヌ」
「そして――ウチは負け犬の秋田ぽめらです」
あひる「容赦ねえ!!!!」
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コメント
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:負け犬宣言草
:これは容赦のない罰ゲーム
:流石にこれは、プライドがあったら言えないでしょ
:けど、負けちゃったから……ネ?
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ぽめら「特待生のメンバーは、みんな動物がモチーフです」
「すずはキツネ、りんごはネコ、ずんだはイヌ」
「そして――ウチはCPUにも勝てない」
「負け犬の秋田ぽめら。負け犬の秋田ぽめらとなっております」
「これからは、負け犬らしく生きていこうと思います」
―――――――
コメント
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:言った!!!!
:しかも微妙にアレンジしてる!!!!
:ぽめしゃ!!!!
:その勇気、しかと見届けたぜ!!!!
:やっぱり、俺たちのぽめしゃはすごいぜ――!
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あひる「イヨッ!」
りんご「イヨォッ!」
ずんだ「イヨイヨイヨ!」
三 人「イヨォ――ッ!」
ぽめら「なんのイヨだよ!!!!」
「わーん! もうやだーっ! とんだ赤っ恥だよぉーっ!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
イヨォッ!(謎のかけ声)
しっかり罰ゲームもこなしたぽめらを、褒め称えるずんだたち。
たしかにゲームはよわよわかもしれないが――最後までトライする&リスナーとの約束はしっかり守るのは、一流のVTuber。負け犬なんかじゃない、ぽめらは立派なエンターテイナーなのだった!
本人のメンタルはもうぼろぼろですが。
次回、ZRPAマリパ編最終回! はたして、ぽめらを慰めるのはいったい誰だ! 気になる方は――ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いします!m(__)m




