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【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 ばに~らハウスへようこそ ~宮古島たるとが来た!~
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第214話 ばに~らハウスへようこそ その7

【登場人物】

出雲うさぎ  DStars3期生 妹系巫女さん

宮古島たると DStars零期生 事務所の絶対的清楚歌姫

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber


【シチュエーション】

収録スタジオの機材トラブルで、ばにらの家に避難したうさぎとたると。

重たいばにらのファンとして、たるとは家に上がるのを拒否するが――。


◇ ◇ ◇ ◇


たると「あ、電話だ。Bちゃんからかも」


ばにら「すぐ出てくださいバニ! スタジオのトラブルが直ったのかも!」


Bちゃ『もしもし、たるとさんですか!』


   『すみません、お待たせしました!』


   『スタジオの方から、トラブルが解消したとのことで』


   『録音できるようになりました』



   『今、どちらにいらっしゃるんですか?』



たると「あ、えっと」


   「今、ばにらちゃんのお家にお邪魔させてもらってて」



Bちゃ『…………ばにらさんの?』


   『あぁ、そういえばスタジオから近かったですね!』


   『うさぎさんが、提案したのかな?』



   『たしかに、喫茶店で時間を潰すより身バレの心配はなさそうですね』


   『身の危険はありそうですけど……w』



たると「もー、なに言ってるんですか、Bちゃんまで!」


   「とっても素敵なおうちじゃないですか」


   「お隣が空いてたら、住みたいくらいですよ(ガチ)」


Bちゃ『とにかく、すぐにタクシーを手配しますので』


   『スタジオに向かってください!』


   『すみません、こんなドタバタしてしまって』


たると「いいよいいよ! これくらいなんくるないさー!」


電子音『(通話の切れる音)』


ばにら「機材トラブル、直ったバニですか?」


たると「うん。すぐにタクシーを手配したから、それに乗って行けだって」



   「って、もうエンジン音が外から!」


   「到着はやくない⁉」



ばにら「あ、それは……」


たると「ありがとうばにらちゃん、助かったさー!」


   「ほら、うさぎちゃん、起きて起きて!」


   「歌みたの収録に行くよ!」


うさぎ「う~ん」


   「うさぎが一番、うまく、三期生の中で、人気出せるんだもん」


   「ばにらやうみに、負けてらんない……むにゃむにゃ」


たると「いいからはやく起きて!」


ばにら「あー、うーちゃんは一度寝ると、なかなか起きないから」


   「なにかショックなことでもあると……」



3 人「!!!!(強烈な気配プレッシャーに覚醒する)」



ずんだ「みんなぁ~、おぁよ~(満面の笑み)」


   「私の嫁(ばにらちゃん)と、なにしてるのがなぁ~?」



3 人「ず、ずずず、ずんさーん!!!!」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



ラスボス(正ヒロイン)ここで登場。

絶妙なタイミングで百合の間に挟まりにやってまいりました。

はたして、このまま事務所の先輩と、ばにらを巡って百合バトルしてしまうのか。


ということは流石にないので安心してください。

しかし、なんで来たんですかね、ずんだ先輩。

まさか、ばに~らハウスになにか仕掛けているんですかね……。


ずんばに、うみばに、たるばに、みなさんはどれがいいですか? けど、本編で読めるのはずんばにだけ――そろそろ本編の方を再開させようとは思っておりますが、いろいろと多忙につきもうちょっとお待ちください。m(__)m

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