第202話 生駒すずは四人いる その3
【登場人物】
生駒すず DStars1期生 JKお狐VTuber
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
秋田ぽめら DStars特待生 みんなのママ
志摩ぱるけ 伊勢志摩大好き系VTuber
【シチュエーション】
夜。ずんだの家で晩酌しつつ、すずの企画配信を視聴。
◇ ◇ ◇ ◇
す ず「生駒すずプレゼンツ!」
「本当にあったかもしれない、VTuberの怖い話!」
―――――――
コメント
―――――――
:秋も深まってきたこの季節に、まさかのホラー系企画
:いや、涼しいくらいがホラーにはええねん
:しかしまぁ、すずちゃんも怖いの好きね
:ホラゲも好きだし、怖い話も好きて
:DStarsのホラー王や
:さらにゲームもつよつよなんやで
:完璧超人かな?
―――――――
ばにら「…………」
ずんだ「…………(両手で耳を押さえつつ、顔を逸らす)」
ばにら「美月さん、怖いなら無理に見なくても」
「他のメンバーの配信もやってますし、そっちに変えましょうよ?」
ずんだ「いや、この企画に、私も話を提供してるから」
「協力者として見ないわけには……!」
「怖くなるから、生出演は断ったんだけれどね(白目)」
ばにら(ほんと真面目だなぁ、美月さん)
(私も見習わなくちゃ!)
す ず「はい、今回の企画はですね」
「DStars内外を問わず、生駒の人脈で集めてきた」
「VTuberにまつわる怖い話を語っていこうと思います」
「もちろん、生駒一人だと大変なので」
「今回はアシスタントを用意しています」
「というわけで、アシスタントの方――どうぞ!」
ぽめら「どうも」
「だからウチは怖いのダメなんだって!」
「またしても同期にはめられた憐れなイッヌ」
「秋田ぽめらです……(意気消沈)」
―――――――
コメント
―――――――
:ぽ、ぽめしゃ!!!!
:怖がりのぽめらに、なんで怖い系企画を振るの!w
:面白いけどもさw
:こりゃまた、先生が大変やで!
:第二子誕生かな?
:こんやはおたのしみでしたね
:DStarsに産休制度ってあるのかな……
【スパチャ 1万円: 君たちはまたそうやって、他人の家庭の事情を邪推して。恥ずかしくないんですか。別に僕と彼女は、一緒の布団で寝るだけであって、それ以上のことはいたしません。幸いにもこうしてお仕事がもらえておりますが、二人とも安定した仕事ではありませんし、将来のことを考えると今の子を育てるので……】
:特級呪物が将来設計を語り出した件について
:ガタガタ言わずに働け! いっぱい子供を作れ! 幸せになれ!
:エロ同人なんて書いてる場合か! 嫁とイチャイチャするのが先だろ!
:そうだ! なにをプラトニック気取ってやがる!
:嫁が隣で寝てるのに、手を出さない旦那の方がどうかしとるわ!
:お前ら、先生を励ましたいのか、貶したいのかどっちなんだよw
―――――――
す ず「はーい、特級呪物もコメント欄に参戦して」
「ますますホラーみが高まって参りましたね」
「それではさっそく……」
ぽめら「ちょっと待ってすず! その前に、これだけは聞かせて!」
「なんでウチをアシスタントに指名したの!」
「うみとかあひるとか、他にも適任者はいたでしょぉ!」
す ず「それはね、ぽめら……」
「ぽめらが泣き叫ぶ姿を、生駒が見たかったからだよ(にちゃあ)」
ぽめら「もうやだぁ! 特待生なんてやめてやるぅ!」
「ウチ、VTuberやめて、専業主婦に戻るぅ!」
す ず「あはははっ! いいリアクションですねぇ!」
「それでは、最初のゲストはこの方~」
ぱるけ「み~な~さ~ま~!(元ネタ感) クトゥルフTRPG歴10年、SAN値カンストしながらも、深淵を覗き込みにいく登山家兼研究家兼環境保全活動家、波妃音栖女学院中等部所属、だいさんじも所属の志摩ぱるけです!」
す ず「はい! 最初のゲストは志摩ぱるけちゃんです!」
「いやぁ~、いきなりDStars外からゲストをお呼びしましたが」
「よかったんですかね、これw」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
やっぱりホラー配信は怖がるゲストを呼ぶに限る。
またしても仲間に騙されるぽめしゃなのだった。
そして、お気づきになられただろうか。
このオキツネ、朝から晩まで配信しているという事実に……。
なにがホラーってすずの体力がホラー。無尽蔵の活力は、いったいどこから来るのか――生駒すず、恐るべしと思った方は、ぜひぜひ評価・フォロー・応援コメントなどよろしくお願いいたします。m(__)m




