表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 決闘しようぜ! ~羽曳野あひるプレゼンツDStars―T~
154/754

第151話 決闘しようぜ! その10(ラスト)

【登場人物】


川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

網走ゆき   DStars零期生 よく炎上する

羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘


【シチュエーション】


 あひる主宰の地獄配信。


◇ ◇ ◇ ◇


――ゆき(ばにら&あひる)VSりんごの麻雀対決決着。

――はたして、勝利したのは……。



あひる「いやー、勝った勝った!」


   「最後にりんごをしばけて、あひるは満足!」


りんご「なんかわけがわかんないうちに負けちゃったね」


   「麻雀、奥が深いゲームだ……」


ゆ き「これ、ゆきの勝ちってこと?」


   「麻雀は、ばにらが最終的に一位だったけど」


   「りんごが最下位だったから、ゆきの勝ちってこと?」



   「やったー! りんごに勝ったぞー!」



ばにら「ゆき先輩、嬉しがり過ぎバニよ」


   「けど……りんご先輩に黒星をつけてやったバニよ!」


   「みたか! これがばにらの麻雀じゃぁ!」



―――――――

コメ欄

―――――――


:いやぁ、どん引きするレベルの鬼引きだった


:あの後も、跳満でりんごから振り込ませるし


:見ててちょっとりんごが可哀想になった


:ゆきとあひるは相変わらずだったな


:やっぱDStarsに麻雀は向いてないんよ


:素人麻雀大会、撮れ高しかなかったなw


:今度は麻雀できる面子で大会して欲しいかも


:誰ができるんだ?


:委員長とかじゃないかなぁ?


:ぽめしゃとかも地味に上手そう


:↑わかる


:あとはえるふちゃん?


:もみじちゃんが前にできるとか言ってたような


:サキュちゃんも、ドンジャラならできるよって言ってたな


:ドンジャラとは似てるようで違うから


:流石サキュちゃんなんよ……


―――――――



あひる「とういわけで、最終順位発表!」



   「川崎ばにら、2PT!」


   「津軽りんご、2PT!」


   「羽曳野あひる、1PT!」


   「網走ゆき、1PT!」



   「ということで、ばにらとりんごが同率1位!」


   「あひるとゆきが、同率最下位という結果になりました!」



ばにら「やったー! 勝ったバニぃ!」


りんご「まぁ、ぶっちぎりで優勝したかったけれど」


   「やったことない麻雀が当たったらしかたないや」


あひる「いやぁ、二人とも強かった」


   「苦手なゲームを克服してよく頑張ったと思うよ」


   「感動した!!!!」


ばにら「なにバニか急にそんな媚びを売って……」


   「それより、あひる先輩?」



   「負けたら何か、罰ゲーム的なものがあるんじゃないの?」



りんご「そうだよね、闇のゲームなんだものね」


   「そりゃもちろん、罰ゲームがないと面白くないよね?」


あひる「…………」


   「はい、まぁ、そうですね。リスナーのみなさんもお察しかと思います」


   「闇のゲームですので、負けたあひるとゆきちには罰ゲームがあります」


ゆきち「うぇえええっ⁉」


   「いやだ! 罰ゲームなんて聞いてない!」



あひる「やはりね、闇のゲームの罰ゲームと言えばね」


   「マインドクラッシュ(海馬社長が受けた奴)ですよ」


   「DStars―Tのラストとしてもね」


   「ここは外せない所かなって」



りんご「けど、マインドクラッシュって具体的にはなにするの?」


ばにら「そうバニですよね?」


   「おう、どうするつもりなんだよ、この負けアヒルがよう!」



あひる「ばにら~! お前、勝ったからって調子に乗って!」


   「えーっと、精神崩壊ですのでね」


   「そこは恥ずかしいモノマネなんかをして」


   「罰ゲームとさせていただきたいなと思うんですよ」



   「二人から何かリクエストとかありますか?」



りんご「恥ずかしい……?」



   「もう既に、これでもないくらい恥ずかしいのに?」


   「あひるちゃん? もしかして、マゾなの……?」



あひる「いいから! そういうのいいから!」


   「ほら! なんか恥ずかしくなるモノマネ言って!」


   「はやくこの配信終わらせて! 麻雀で長引いて予定オーバーしてるから!」


ばにら「じゃあ、あひる先輩は城之内くんのマネを」


   「ゆき先輩は、ペガサスのマネをするというのでどうでしょう?」


   「台詞はお二人にお任せしますので」


ゆ き「わがっだ」


   「そういうことならしかたない……」



   「トムの勝ちデース☆(甲高い声)」



三 人「ぶひゃひゃひゃひゃひゃ」



―――――――

コメ欄

―――――――


:ゆwきwちw


:ノリノリやんけwww


:流石のゆきち、ちゃんと遊戯王を分かってらっしゃる


:これには遊戯王ファンもニッコリ


:最後までやってくれるね、仕上げてくれるね


:という所で、あとはあひるの方だな……!


―――――――



あひる「えー、城之内くんかぁ」


   「どの台詞も好きだけれど、やっぱこれだなぁ……」



   「完全復活! パーフェクト城之内様だぜ!(AGO)」



三人「でゅはははははwwww」



―――――――

コメ欄

―――――――


:よりにもよってそれw


:AGO芸の始まりw


:アニオリやん、原作勢としては認めへんで!


:いや、城之内くんはAGOで完成されたまである


:あのアレンジがなければ、こんなにも愛されなかった


:おいおいあひる、頑張ってそれか


:お前のAGO芸はその程度のもんなのかよ


:もっとしゃくれてみせろよ!


:↑無茶言うなwww


―――――――



あひる「はい、ということでね」


   「DStars闇のゲーム大会でした!」


   「みんな、楽しんでくれたかな! それじゃ、またね!」


   「ばいにー!」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



最後、きっちりと遊戯王パロを外さない二人。

地獄は地獄でしたが、きっちりやりきったばにらたちなのでした。


粉砕・玉砕・大喝采とお喜びの社長は、ぜひとも応援・評価・フォローよろしくお願いいたします!m(__)m

あと、今回はおまけ回があります。(なんでこんなことし出したのかという話)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ