第120話 特待生旅行案件 その4
【登場人物】
生駒すず DStars特待生 1期生兼任
秋田ぽめら DStars特待生 みんなのママ
津軽りんご DStars特待生 きまぐれ僕っ娘
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
【シチュエーション】
ばにら、ばに~らハウスで特待生案件番組を視聴中。
◇ ◇ ◇ ◇
【シチュエーション】
――青葉城城址公園
す ず「はい! というわけで、無事に宮城県仙台市に到着~!」
「ここはかの有名な伊達政宗公の居城があった青葉城!」
「その城跡にできた公園でございます!」
ぽめら「いぇーい!」
りんご「レッツパーリィー!」
す ず「こらこら! なにをきわどい発言をしてらっしゃる!」
「レッツパーリィーじゃないんよ! りんごさん!」
りんご「いやだって、僕ら世代じゃないですか……」
す ず「世代とかいうな! 歳がバレちゃうでしょ!」
字 幕「特待生のひみつ その8」
「津軽りんごは伊達政宗がレッツパーリィする世代」
ぽめら「ここが青葉城かぁ。はじめて来るなぁ」
す ず「おや、ぽめらさんは青葉城はじめてなんですね?」
「たしか、ご出身は東北と聞いておりましたが」
ぽめら「秋田ぽめらですからねぇ」
「秋田県の出身でございます」
「けれども、なかなかこっちまでくる機会がなくって」
「上京してからも縁がなくって」
す ず「それでなくても旦那様が漫画家さんでいらっしゃいますから」
「時間を作るのが大変でしょうね」
「ちなみに、好きな戦国武将などはございますか……?」
ぽめら「好きな武将?」
「…………関羽?」
二 人「あはははははw」
ぽめら「えっ⁉ えぇっ⁉ なんで笑うのぉ⁉」
字 幕「特待生のひみつ その9」
「秋田ぽめらの好きな戦国武将は関羽(三国志)」
す ず「さぁ、ぽめしゃの小ボケでいい感じに場が温まったところで」
「いよいよずんださんと合流でございます!」
「話によると、伊達政宗像の前で待っているとのことですが……」
「あぁっ、あっ、アレはまさか!!!!(棒読み)」
???「ふっふっふっふ」
「DStars特待生の者どもよ、よくぞ遠路はるばる杜の街――」
「仙台市までやって来たでな!」
「待っていたぞ! 我こそは青葉ずんだ!」
「いや――故郷コラボでパワーアップした、独眼竜伊達ずんだだぁ!」
す ず「きちゃぁーーーーっ!」
「眼帯をして政宗の兜(三日月の奴)を被ってるーーーーっ!」
「これは間違いなく、独眼竜伊達ずんだだぁ!」
りんご「おー、ずんさん! よく似合ってるじゃん!」
ぽめら「それ重くないの? というか飾りのバランス悪くない?」
す ず「りんごさん、ぽめらさん、もっとリアクション盛ってもろて!」
「というわけで、ずんだとついに合流だぁーーーーっ!」
ずんだ「……あのさ、すずちゃん?」
「一つだけ言わせてもらっていい?」
す ず「なんざんしょ?」
ずんだ「ずんだ、夏休み中なんですけれど(圧)」
す ず「仕方ないじゃない! ここしかみんなの予定が合わなかったんだから!」
「それに、ずんだの故郷のご縁があっていただいた案件じゃない!」
「そこは嘘でも喜んでくださいよ!」
ずんだ「この収録で発生した二日分の出勤は、ちゃんと代休を取らせてもらうので」
「聞いてるか社長! もし破ったら、事務所でレッツパーリィーだでなぁ!」
りんご「イェーイ! レッツパーリィー!」
ぽめら「パーティーパーティー!(わかってない)」
す ず「こらこらこらこら! 勝手にパーリィーしようとしない!」
「ほんと、とんでもない独眼竜伊達ずんだですよ……!」
字 幕「特待生のひみつ その10」
「独眼竜伊達ずんだはけっこう喧嘩っ早い!(平常運転)」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
レッツパーリィ! 伊達政宗のイメージは世代で結構変わりますよね。
筆者もこのイメージが強いです。ただ、真田信繁は真田丸で塗りつぶされました。w
お察しの方も多いと思いますが、筆者は結構各地の城址とか庭園とか回ってます。最近は、お金がなくていまいち行けてないですが……。
そろそろ旅にはいい季節なのでどこか行きたいな――なんて読んでて思った方は、ぜひぜひ応援・評価・フォローよろしくお願いいたします!(謎)m(__)m




