第112話 激辛ペヤング早食い対決 その4
【登場人物】
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
羽曳野あひる Dstars2期生 雑談配信が得意
清水K介 だいさんじ所属VTuber アラフォー独身おじたん
生駒すず Dstars1期生 JKお狐VTuber
【シチュエーション】
羽曳野あひるVS清水K介。
激辛ペヤング早食い対決視聴中。
◇ ◇ ◇ ◇
あひる「さて! 今回の勝負をするにあたって」
「不正があってはいけないので――審判の方をお呼びいたしました」
「すず先輩! すずセンパーイ!」
す ず「はーい! こんばんコーン!」
「DStars1期生の生駒すずです!」
「今日は二人がズルをしないように、審判を務めさせていただきます!」
「カメラ映像でちゃんと完食したか確認しますよ!」
K 介「生駒さん、今日はご協力ありがとうございます」
す ず「いえいえ」
「他ならぬ、かわいい後輩のあひるちゃん」
「そして、コラボでお世話になっているだいさんじさん」
「二人のためなら、生駒はなんだってしますよ」
「なんなら今から生駒も参戦しますが……?」
◇ ◇ ◇ ◇
ばにら「いやいや! すず先輩は辛いもの大好きじゃないですか!」
「ケロッとした顔で、激辛実食配信してるくせに!」
「優勝待ったなしでしょ!」
ずんだ「冗談に決まってるでしょ」
「ここですずを審判に持って来たのも流石よね」
ばにら「ほえ?(分からないという顔)」
ずんだ「ほら! すずは元個人勢でしょ?」
「DStars移籍前から、だいさんじと交流があったの」
「あと、移籍してからもだいさんじとコラボしてた」
「そういう意味で、安心して任せられる司会なのよ」
ばにら「なるほど」
「ただ、暇な先輩を連れて来た訳じゃなく」
「ちゃんと考えていたんですね」
ずんだ「まぁ、すずはこの頃」
「二期生たちの後見人をしてたからね」
「その活動の一環とも言えるわ」
「ちなみに、K介さんともこの時点でコラボ済みだから」
「余計に安心って話よね」
ばにら「綿密に計算されてたんですね、この対決……」
◇ ◇ ◇ ◇
あひる「ちなみになんですけど」
「すず先輩は、この激辛ペヤング食べたことありますか?」
す ず「あるよ、あひるちゃん」
「生駒的には、もうちょっとパンチが欲しかったかな」
「極とか、獄とか、痛とか、もっと攻めて欲しいですね」
あひる「よかった~」
「すず先輩が食べられるなら、あひるも食べられそうですね!」
す ず「おっと、あひるちゃん、それはフラグかな?」
「いいのかな、そんなこと言っちゃって!」
K 介「そうですよあひる嬢!」
「生駒さんは、だいさんじの激辛企画に参加して」
「平然と優勝した激辛の猛者」
「舌が僕たちとは違いますって!」
す ず「いやいや、そんなことないですって」
「そうだ! また面白い企画があったらお誘いくださいね!」
「生駒はいつでもおうかがいさせていただきます!」
「だいさんじさん! コラボ打診まってます!」
◇ ◇ ◇ ◇
ずんだ「まぁ、あひるのフッ軽は、すずから学んだ部分もあるわね」
「あひるもよく、自分はすずに育てられたって言ってるし……」
ばにら「なるほど」
「私と美月さんみたいな感じなんですね」
「すず先輩とあひる先輩って……」
ずんだ「うーん」
「それはちょっと違うような?」
「まぁ、そういうことにしておきましょうか……」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
あひるはすずが育てた……!(元ネタでもよく言ってますね)
非オタで「VTuberとかよく分かんない」あひるが、今も元気にVTuberをやっているのは、こんな感じですずがフォローをしていたおかげかもしれない。
やはり先輩後輩の絆っていうのは大切なんですね……。
しかし、百合にはならないから不思議。(なぜだ……)
思わず出てきた騒がし狐! DStarsのご意見番! ゲームに雑談、企画に3D配信、なんでもできるスーパーコンコンVTuberの生駒すずがもっと見たいという方は、評価・応援・フォローのほどよろしくお願いいたします。m(__)m




