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もしも最強の無法者が銀髪碧眼幼女になったら  作者: 東山スバル
第九幕 我らの祖国、ロスト・エンジェルスを守れ

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戦争観の違い(*)

 心の底から嬉しそうに邪気を高揚させるスオミに、ネイトは怪訝な表情を浮かべた。


「あのルーシが姉さんと互角? 姉さんもうクスリやめたんじゃないの?」

「ヒトをラリってばかりだと思い込むな。あたしは正気だ」


 そんな密談に勤しむふたりの元へ、黒い煙らしきなにかがモクモクと炊きあがった。ネイトは咳き込む素振りを見せ、その煙の主であるD-スペックを睨む。


「いきなり現れないでよっ! ディー!!」

「突然現れねェとならねェ事態が起きてるだろうが。なあ、スオミ」


 D-スペックはまたもや実態のない煙を身体から吹き出し、腕みたいな物体をつくりだした。それはスオミの首を掴み、ミリミリ……と力を増していく。


「おー、こわ。同盟者の首根っこ掴んで威嚇かい?」

「とぼけるなよ。おれの持ってきた兵隊でおれの許可なく戦闘始めたのは誰だ?」


 D-スペックが秘密裏に運んだロスト・エンジェルスの最新兵器及び兵士10,000人は、その師団長でもある彼の許可を取らずに戦闘を開始したのである。

 すでにロスト・エンジェルスの領海に浮かぶ離島は地獄の沙汰。曲りなりにもロスト・エンジェルスの軍人でもあったD-スペックにもたらした衝撃は計り知れない。


「そうしたほうが早く進むだろ? 堪え性がねえんだ、あたしとネイトは」

「……、民間人への避難勧告も行ってないのにか」

「当たり前じゃん。これは戦争だよ? ね、軍人さん☆」


 ネイトはそう言ってD-スペックをからかう。彼は憤怒を顔に書き込こんだかのように必死に手を抑え、しかしネイトへの嫌悪感を募らせた。


「……、おれはスオミ・アウローラと同盟してるはずだ。その傘下についた覚えはねえ」

「要するにネイトを一旦追い出せってことかい? そんな重要な話があると?」

「あんまり苛ついてると小じわ増えるぞ☆」


 とはいえ、D-スペックの殺意は本物だ。実力的に敵うわけもない相手を怒らせても仕方ないので、ネイトは一旦スオミの執務室から退室するのだった。


「で? なにを言いに来たんだい?」

「同盟内容の再確認だ。おれはオマエらがロスト・エンジェルスを獲れるように協力する。オマエらはおれがアーク・ロイヤル及びジョン・プレイヤーをぶち殺せるように連携する。そうだよな?」

「書面にしろということかい?」

「舐めたニヤケ面しやがって……。チッ、まあ良い。オマエらが所有するロスト・エンジェルスなんて悪夢だ。そう思えば、民間人だろうとぶち殺せるよ」

「なあ、ディー」

「なんだよ?」

「腹積もりの決まっていねえ男は弱えー。本気でアーク・ロイヤルやジョン・プレイヤーを獲りてえなら覚悟決めろ。そうでないと……」


 矢先、中世時代につくられたという白き城にミサイルが着弾した。それらは爆音こそ響かせたものの、すぐへは爆発しなかった。


「総力戦にも勝てない。さて、48時間以内に勝敗を決しようか」


 スオミとD-スペック、ネイトは即座に城からテレポートした。

 ゲルマニア諸国統一の旗をはじめ、城壁に囲まれた町が燃え盛っていく。ネズミすら逃げ出す騒ぎでも、スオミとネイトはニヤけるだけだった。


MW3、楽しいけどレベル上げダルい!!


いつも閲覧・ブックマーク・評価・いいね・感想をしてくださりありがとうございます。この小説は皆様のご厚意によって続いております!!

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