第六種接近遭遇そのB面-4
気が付いたら宇宙人の飛行船の中だった。
いや、頭が朦朧としていたが、兵士に飛行船に引き上げられ、ナイフとハンドガンを没収され手足を縛られた。
抵抗したハズだが難なく取り押さえられた。
手荒に胸元に手を突っ込まれ、ドックタグと共にフラッシュが光ったので記憶が戻ったのだ。
恐らく顔写真を取ったのだろうと思うが、あのフラッシュが宇宙人の洗脳光線の可能性がある。
口に猿轡をさせられた。
もう既に手足を縛られて居るので抵抗する気も起きない…。
洗脳光線の効果なのか…。
壁のハンガーには海水から引き揚げられたばかりの女達が縛られ並べられている…。
私も兵士に引きずられ、その中に加わった…。
兵士は無表情で私を手早く椅子に縛りつけた。
クソっ!本当にサイエンスファンタジーの中の宇宙人だ。
飛行機の中は訳の分からない機械が沢山あり。
まるで生き物の様な配線や管が沢山付いていて、我々が知っている飛行機とは全く違うものだ。
同じような哀れな女達を拾う宇宙人の飛行船。
私の後、三人目が加わると大きく旋回して高度を取った。
酷く揺れる宇宙人の飛行船は洋上の空母に向かっていた。
そんなに大きくない。
我らの空母と同じ規模だ。
宇宙人の飛行船はそのまま空中に停止して、飛行甲板に着艦した。
もう既に飛行甲板には哀れな濡れ女達が並ばされ、膝を抱えて座らされている。
兵に促されてその中に入れられる。
宇宙人の飛行船は何か(多分給油)を行い。
又、空に消えて行った。
残された我々が何をされるのか…。
恐怖でしか無い。
更に別の飛行船が甲板に降りて、女達が加わる。
数が増えるハズだが、一人づつ立たされ甲板上のテントへと連れていかれるのが解った。
真新しい包帯を付けた女は何故か甲板上にトラックがあり、その中に入っていく。
立たされた女の中に軍曹が居た…。
暴れようとするが男の兵士達に簡単に引きずられていく。
軍曹が暴れようが敵わないなら私が抵抗しても無駄だろう…。
何故かそう納得した。
いや、コレは洗脳光線の効果だ…。
艦橋の縁にあの黒い板を持った兵士も居る。
前の女が立たされた、遂に私の番になった。
ライフルを構えた男の兵士に促されてテントに向かう。
テントの入り口に立って居たのは複数の女の兵士だった。
宇宙人にも女が居る…。
驚きだった。
テントの中に入るとテントの入り口を厳重に閉じられた。
箱型のシャワーが一基置いて有った。
隣に別の部屋が有るのかシャワーの水音が聞こえる。
「ココで着ている物を全て脱いで下さい。シャワーを浴びてもらいます。」
「なに!?」
「着衣を洗濯します。私物は返却されますが、危険な物と判断すれば没収します。」
「返してくれるのか?」
「問題なく終われば。着替えは用意してあります。手をどうぞ。捕縛を解きます。」
離れた所に体格の良い女の兵士がライフルを装備している。
抵抗は出来ない様子だ。
騒ぎが起きれば入り口の兵士も参加するだろう。
一応は相手も気を使っている様子だ。
大人しく手を差し出す、捕縛が解かれたので服を脱ぐ。
無表情だが宇宙人の女兵士は安堵している様子だ。
正直、海水に長く浸かっていたのでシャワーは有難かった。
全裸になると。
謎の容器を持った女が出てきた。
白衣だ。
「手をどうぞ、石鹸を出します。中へどうぞ。」
手に白い液体の石鹸を出された、その感触の嫌悪感と不自然な花の香りが広がる。
箱の中に入ると。
「出します。」
の声でバルブが廻る音で生ぬるいお湯が出た。
水は消毒臭いが真水の様だ。
頭から石鹸を泡立てて洗う。
外でフラッシュが起きるが、女の兵士が私が脱いだ私物を調べ。写真を撮って袋に詰めていた。
青い手袋とマスクをしているのが印象的だった。
石鹸を洗い流すと、天井から風が出た。
水滴が落ちる。
幸い、全裸だが女同士なので恐怖は無い。
いや…。私のモノの大きさに宇宙人の女も怯んでいる。
隊内でも、私はそれ程大きくなかったのだが…。
もしこの場に男が居たら羞恥心で打ちひしがれるだろう。
「どうぞ。」
女に促されて床のプレートに足型がマークしてある、ココに立てと言う事だろう。
立って背筋を伸ばすと…。
私の女の証が震える。
無表情に謎の表情が発生するBEMの女兵…。
軽いブザーが鳴り兵士が身体を拭いてくれた。
白衣と医療用マスクを付けた女が私の身体を舐めまわす様に見ている。
消毒液臭い女で無表情だ。
「ポリオのワクチンは受けましたか?」
「覚えて居ない、入隊した時にワクチンは纏めて受けたハズだ。」
「はい、わかりました。採血を行いたいのですが…。」
注射器の針を見せる軍医。
「い、嫌だ!」
針は怖くないが何を入れられるか解らないのが怖い。
「はい、解りました、ではこの試験管に唾液を入れてください。」
大人しく引き下がる…。多分軍医だ。
代りの試験管を見せる。
何方も嫌だが…。
銃を持った女の兵も居る。
選択するしかない…。
きっと解って言っているのだろう。
「試験管を…。」
試験管を口にしている間、軍医は肩の種痘痕の大きさを測っていた。
終わると、そのまま、薄い青色の上下のボタンの無い半袖、膝までの半ズボンにゴムのサンダルを渡され着替えた。
下着も在ったがランニングシャツにボクサーパンツの男物だった。
返された私物は消毒液臭くなったドックタグだけだ。
まるで刑務所の囚人の様だ…。
宇宙人に被服の流行は無いのだろう。
テントの中にはタラップがあり甲板下に降りて白い込み入った廊下を連れられ個室に案内された。
中には女の士官と男の士官が居た。
「こんにちは、お加減はどうだね。お腹は空いていないかね。」
妙なイントネーションの英語を話す男の士官は顔に引っかき傷が有った。
未だ新しい。
「特には…。」
答えて腹が鳴った。
頬が赤くなるのが解る。
「ふむ、では手早く済まそう。コーヒーは飲むかね?インスタントだが。」
「いえ…。不要です。」
そうか…コレから尋問が始まるのか…。
手足は縛られてないが入り口に体格の良い男の兵士が立って居る。
腰に黒い棒を下げている。
ハンドガンをもって居ないが、外の歩哨がライフルを担いでいた。
「では先ず、名前と階級と兵員番号をどうぞ…。」
宇宙人達は終始無表情で、不愛想だ。
大人しく答える、コレは軍にも許可されている。
尋問士官は良く訓練されているのか、良く表情が変わった。
ソレも可成り作り物の様だ、胡散臭い。
宇宙人の偽装なのだろうが、後ろに立つ無表情の男の兵のほうが実に東洋人に見える。
「では出身地と家族構成を…。」
「ソレは必要なの?」
「いえ、特には、ご家族に手紙を出すのにコチラで判断する基準が欲しいだけです。」
「なら答えたくないわ。」
「はい。では、次の質問です。」
宇宙人達は私がどの部隊に所属しているか?と何時どの様に移動してきたか?を訪ねたが答えなかった。
答えなくても別段気にしない様子だ。
拍子抜けするほど簡単に終わり、最後にフラッシュを焚かれて、腕に何か判子を押された。
痛くなく、ヒンヤリしただけだった。
何も跡も残らなかったが思わず摩る。
次に案内されたのは食堂だった。
「食べ終わったら手を挙げる。」
もう既に席には丸いパン二つと黄色い不透明のスープだった。
紙パックのミルクが付いていた。
他の捕まった同じような姿の女達は黙々と食べている。
知り合いを探そうとしたが。
皆、気まずいのか目を合わせない。
スプーンも皿も全てプラスチックで出来ている。
食べ終わった者から手を挙げ、兵士が来る。
腕に何かプレートを翳して何処かへと連れて行く。
捕虜に成ったと言う事はこう言う事なのだ…。
腹は減っているので。
パンを千切って口に運ぶ。
特に何も感じない。
コーンスープは塩味がきつい。
味気が無い訳では無い。
しかし、不思議な味だ。
違和感が無いのが違和感だ。
日本軍は泥臭い芋と魚のブツ切りの汚泥の様なスープを食べると聞いている。
紙のパックは使い方が絵で書いて有ったので従ってストローを刺す。
一口飲んでむせる、酷くミルクが臭い(豆乳です。)
思わず眉間に皺が出る…。
腐って居るのではなく、青臭い…。まるで、牧草の様な味だ。
が空腹には勝てないので全てを平らげた。
変な味のミルクに胸がむかむかするので、腹いせにナチス式で手を挙げた。
特に何も表情に出さず兵士がやって来て、私の腕に何かを当てた。
驚いた事にプレートには私の腕の写真が写っていた。
さっき取られた顔写真と共に。
兵士が名前と階級を読み上げた。
「はい。」
思わず声が震えた。
判子を押した場所だ、宇宙人に焼き印を押されたと判りショックを受けた。
「では待機室へ。」
「私を如何する心算だ?」
兵士は顔を見合わせ。
「捕虜収容所に移動させる。飛行機に乗ってもらう。準備に時間が掛かる。」
輸送機か…。我々は物扱いなのか…。
「手錠をする。」
見せたのは只の白いプラスチックの電工ヒモだった。
一歩下がるがいつの間にか他の兵が一人後ろに立って背中を押された。
ぞっとしたが大人しくゆっくり腕を上げる。
素早く両腕にビニールタイを絞め。
腰にロープを掛けた。
恐らく縛られている。
「トイレに行きたい時はどうするの?」
恐怖を紛らわす為に目の前の兵に訪ねる。
「それは、今か?」
後ろの兵が腰に廻したロープを背中で結んだ。
「いえ…。聴いておきたいと思って。」
「休憩所で手を挙げろ、対応する。」
連れていかれた先は何もない…。
飛行格納庫だった。
その一角に哀れな女達が全員が膝を抱えて座っている。
「ここで待って居ろ。」
その中に加わる様に催促された。
指定されたところは天井に穴が開いて空が見えた…。
航空機エレベータの様に見える。
言われた通り従う。
透明な盾とライフルを持った兵が多い中、軽機関銃と思われるモノを持った兵が居る…。
騒げば、全員死ぬのだ…。
その後、増える哀れな女達に、担架に乗せられた女が数人加わるとブザー音と共に赤いライトが点滅してゆっくりと床がせり上がった。
飛行甲板に出ると…。
潮風とエンジンが起こす風の暴風に晒される。
待っていたのは宇宙人の飛行艇だ。
端には未だ濡れネズミの女達が集まっている。
コレから彼女達も、焼き印を押されるのだ。
哀れに思うが、もう逃げられない。
「さあ、立って。あの飛行機に乗ってください。」
誘導で急かされ今度は前後にプロペラが有る飛行船に収納される…。
荷物を捕縛するように壁に縛られる哀れな女達…。
我々は洗われ、何処かに連れていかれるのだ…。
向かえ合わせで座らされるが、足元に担架に乗せられ包帯を巻いた女達も加わる。
一応、治療はされている様子だが…。
身体の中に何を入れられているか判らないので気味が悪い。
何かを叫ぶ宇宙人達、入って来た床がせり上がった。
そのまま、機体が傾き…。ワケの解らない方向に身体が揺れて発艦したのだと理解した。
音が煩くて、隣のヤツとも会話が出来ない。
大声でなら会話できそうだが、ソレをやるとライフルを下げた男の兵士の注意を引きそうだ…。
特に何もやる事は無い…。
窓は有る様子だが、この席から見えない。
きっと足元の担架の女はうなされている。
着陸した先で飛行船から降ろされた。
何処かの飛行場だ。
飛行艇から降りると、いきなり目の前にMt.富士が有った…。
本物を見たのは初めてだが、J〇Pの絵や写真で散々見た形だ。
「クソ、J〇Pに引き渡された…。」
私達は日本の女達の人体実験に使われるのだ…。
衝撃で思わず悪態を付いた。
「急いで、此方にどうぞ…。」
滑走路の先にバスが止まっていて、急かされた。
担架は救急車らしき表示の車に乗せている。
乗せられたバスはスクールバスを思い出させる。
発進したバスからは窓が広い…。
外の風景は何処かの基地の様子だ…。
何故か見覚えの有る様な違和感が…。
日本らしく無い。
景色のMt.富士が無ければ田舎の南アメリカ陸軍基地だと言っても信じてしまうだろう。
人気が無い上に長らく使われていない様な印象で映画のセットか、ゴーストタウンの様な不気味さが有る。
何度もカーブして付いた先は、
白い四角い建物で止まり下ろされる。
青い屋根の平屋に白い壁、壁に大きく撤去された看板の痕で”BIG GUNS GYM”の文字が読み取れる。
中に入るが廃墟よりマシな空っぽだった。
何か在ったが撤去された後の建物だ。
その広い一室にパイプ椅子が並べてある…。
もう既に同じような女達が座っている…。
何となく違和感の元が解った。
白い壁に白い天井、前に設置してあるスピーチスタンド。
ドアの形でさえ、まるで違和感が無いアメリカのブリーフィングルームだ。
ココが日本だと思えない。
私は理解した。
ココは宇宙人が急いで作った我々用の基地だ…。
恐怖でしかない…。
宇宙人は我々人類の頭の中を覗く方法を持っているのだ…。
J〇Pの女達はもう既に洗脳されている…。
神にも楯突く奴等だ、男のイチモツが付いて居れば宇宙人でも喜んで股を開くだろう。
部屋の前のドアが開き、宇宙人の士官らしき男達と…。
随分と肌の色は明るい…黒人の男が将官礼服の服装で入って来た
帽子を取り、スピーチスタンドの前で話す黒人の男。
「南アメリカ軍の諸君、私は在日駐在武官でアメリカ合衆国陸軍のデニス・H・ワシントン大佐だ。君たちの身体の保証は我がアメリカ合衆国から日本政府に申し入れが済んでいる。過度に悪いように扱わない様に約束を取り付けた。君たちは…。」
長々と話す何処か不明のアメリカ軍将校。
服装も見たことが無いが。
役者なら大したものだ…。
「…。何か質問か要望はあるか?」
演説が終わり…。
話した言葉が全て頭の中に入って行かない、困惑の顔の女達の中で誰かが手を挙げた。
「あの…あなたはアメリカ人なのですか?」
「ああ、そうだ。」
「何処の出身ですか?」
「ニューヨーク・バッファローだ。」
「北アメリカ政府なのですか?」
「いや、君達の様な南北に別れていない完全なアメリカだ。自由と平等の国だ。」
嘘くさい、コレは茶番だ。
宇宙人の洗脳番組だ。
この男も皮を一枚剥げば、鱗か別の何かが出てくるはずだ…。
無言の沈黙を破り。
「誰が信じるか!!この神に唾吐く無神論者め!!」
一人の下士官が縛られた両手を振り上げ立ち上がった。
「なんだ!この二グ口!白い肌をしやがって!!お前の母親は淫売だ!」
途端に騒ぎ出す捕囚の女達。
「クソ!モノレモンめ!!」
「貴様の母親が乱交のシーツを洗濯して零れ出た米青子の付いた手でマスを掻いた結果が貴様だ!!」
「この、淫売の息子め!!そんなク口ソボが士官の服を着るなんて神への冒涜だ!!」
最前列の兵が唾を吐きアーミーブルーの上着に掛かった。
「”SEIATUSEYO!!”」
黄色人種の宇宙人が何かを叫ぶと、一瞬にして緑色の兵士が湧き出てきた。
全員が透明な盾を持っている。
棍棒で殴られ、圧し潰される神の兵達…。
やはり、悪魔の先兵だ…。
まるで歯が立たない。
我々は悪魔に捕まってしまったのだ。
逃げ出そうとした女達に、ブリーフケースの中から黒い板を取り出した宇宙人。
アレは…思わず叫ぶ。
「洗脳光線だ!!」
「なに!キャーーーー!」「なんだ!うぐっ!!」
見えない音に倒れていく兵士達…。
私も眩暈で倒れる…。
聞こえない音が脳味噌を溶かしている!!
ダメだ、このままでは私達は脳味噌を溶かされ宇宙人に卵を植えられ、喜んで腰を振る苗床になってしまう…。
あの薄い本の様に…。
(´・ω・`)黒人奴隷の母娘を買って侵して、奴隷に子供を産ませるのは南部の紳士の嗜みです。(150年ぐらい前の南部アメリカ。)
(#◎皿◎´)ハーレムか?当に薄い本。
(´・ω・`)いえ…。パワハラ?(お前の旦那が如何なっても良いのか!と言って奴隷夫婦の若い奥さん寝取って、子供を産ませます。)13歳越えた娘さんも含む。
(#◎皿◎´)えー。(ドン引き)奴隷に托卵してどうすんの?
(´・ω・`)自分の農場の小作人にして農奴にするそうです。(南部の紳士は黒人は信用できないけど、自分の子なら信用できる様子ですね。)
(#◎皿◎´)混血がすすむのでは?
(´・ω・`)はい、無論、敬虔なクリスチャンが多い南部の白人女性は”浮気ダメ絶対”なので、旦那に無理矢理オカされて出来た母子を絶対許しません。自分の子(白人)に”禄でも無いク口ソボ!”と教え込みます。
(#◎皿◎´)えー。理不尽。
(´・ω・`)でも、世代が進み100年前位になると人種の見分けが付かなくなります。
(#◎皿◎´)まあ…。そう成るわな。
(´・ω・`)アメリカの黒人差別撤廃運動は兄弟喧嘩の様な物です。(アメリカ人以外は差別の対象なので、良く東洋人の娘さんが黒人から殴られますね。)人種差別撤廃とは言ってないからな。
(#◎皿◎´)新大陸怖いな。




