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閑話 披露宴の前

書きたくなったので。

ジュエルエース大公家に勤めるメイドの話です。

 ジュエルエース大公家。

 アルマリノ王国内において王家に次いで権力を持つ大貴族。

 当主のセシーリア様はまだお若く、なんと24歳。

 元は平民の出ながら立てた功績によって成人と同時に貴族の仲間入り。更に王族による謀反をほとんど被害を出さずに解決して王子を養子に。その王子の子と王太子の子が婚約することで大昔に実在したジュエルエース大公の家名を継いだ。

 と、このお屋敷に勤める際に説明を受けた。

 私はゴルドオード侯爵領で代官に就いている男爵家の娘、セリエイナ•バットソンと申します。

 代官とはいえ小さな村でしかないので、我が家は貴族とはいえないほど貧しい暮らしをしていました。

 そこでゴルドオード家にメイドとして雇われ、毎月仕送りをするはずだったのですが、人員は足りているからと断られてしまい遥々王都までやってきてジュエルエース大公家に拾っていただきました。

 貴族とはいえ男爵など侯爵や大公からすれば平民とさほど変わらないですし、ましては娘の私など道端の花程度の存在でしょう。……花は言い過ぎました、石ころかもしれません。

 これでも外見には自信があったのですが……。


「皆さんおはようございます。本日の担当を伝えます」


 筆頭使用人にしてセシーリア様の奥様であるステラ様。使用人として雇われる際に受けた研修はステラ様が行われます。

 注意事項の説明など受けましたが、ご主人様であるセシーリア様に無礼なんてしませんよ?

 日々ご主人様をお慕いし敬意と感謝を持ってお仕え出来るのが何よりの喜びですから。

 それにしても……無表情ながらもステラ様は本当に美しい……やっぱりご主人様のお側に仕える方々はどなたも美の女神の如く美しい女性ばかりです。

 しかもステラ様がその気になれば屋敷内の掃除など三つ数えるうちに終わってしまうほど超人的な家事能力まで持っている。


「あ、ねぇちょっといいかな?」

「はい、ユーニャ様。なんなりと」


 うわっ、うわわわっ! どうしよっ、ユーニャ様にお声を掛けていただきました!

 ユーニャ様はご主人様との付き合いが最も長く、また最愛とされているお方。とても綺麗なのに、平民らしく気さくなところもある素敵な方です。

 しかも世界有数の大商会であるデルポイの副社長を務めてらっしゃる女傑。

 私の方が身分は上だけどここでは私は一使用人だし、何よりとても尊敬出来るお方なので自然と頭が垂れる。


「文官室で預かった書類があるんだけど、騎士団まで持って行ってくれないかな? 私は朝から会議でもう出なきゃいけなくて」

「承知いたしました。私が責任持ってお預かりします」


 ユーニャ様はお願いね、と微笑んで春先に咲いた花のような香りを残して出掛けていきました。

 私は屋敷内にいる別のメイドに話すとそのままの足で騎士団へと向かいました。


「ありがとう。予算申請が下りたか確認したかったから助かったわ」

「確かにお届けしました」


 この方はジュエルエース騎士団の団長を勤めるミオリアーナ•ヴァルング様。ご主人様の奥様ではありませんが、貴族院に通われていた頃からのご友人です。

 人間離れした強さを持つのはさすがご主人様のご友人です。

 ベルギリウス公爵家の騎士団長であるカイザック様の奥様でもあります。

 ベルギリウス公爵家というのは……。


「あら、貴女」


 噂をすれば現れる。

 騎士団の建物から出ようとしたところでミルリファーナ様とお会いしました。

 現ベルギリウス公爵家当主、フィリライズ様はこの方が姿を変えているのです。

 美しい銀色の髪と美の女神さえ裸足で逃げ出すほどの美貌と女の私でさえ興奮してしまいそうな身体。

 ですが、ご主人様の奥様ですので私のような者が卑しい目を向けることは許されません。


「確か先日入ったメイドでしたわね? 訓練場にチェリーツィアがいるはずですの。クランハウスまで行くよう伝えてくださる?」

「承知しました、ミルリファーナ様」


 えへ、えへへへへ……ミルリファーナ様とお話しちゃいました。しかも私のこと覚えてくださってるし。

 今夜は良い夢が見れそうです。

 続いて訓練場へ向かうと大きな声で指導している黒髪虎耳の女性がすぐ目に入ります。


「そこっ、盾は受け止めるだけで終わらないのっ! そっちのっ、簡単に盾で防がれるような甘い攻撃は実戦じゃ使えないのっ!」


 どうやら騎士団の中でも比較的下位の者たちへ指導されているようです。


「ご指導中失礼いたします、チェリーツィア様」


 私がお声掛けすると、チェリーツィア様は「訓練続行」を告げて私へと振り返りました。

 引き締まった肉体から放たれる圧倒的強者感。訓練中だから厳しい表情をしたままですが、夜の闇に咲く金色の花を表したような髪と虎耳のコントラストに覆われたお顔は幼さがありつつも淑女を思わせる凛とした可愛らしさがあります。

 そのうえ、世界に十人ほどいる魔王のうちの一人。普通の人間なら瞬きする間にやられてしまうほどの強さをお持ちです。

 そんな強い魔王ですらご自分の奥様に迎えてしまうご主人様はいったいどれほど強いのでしょうか。


「チェリーツィア様。ミルリファーナ様よりクランハウスへ向かわれるよう言伝を頼まれました」

「……そういえばクランの方でも指導する予定だったの……教えてくれてありがとうなの」


 独特な喋り方ではありますが、この方はとても年上の方です。話し方も相まって幼く見えるのが、またチェリーツィア様の魅力なのでしょう。

 そして私は今度こそお屋敷へと戻ろうとしましたが、チェリーツィア様から小さな箱を渡されて学校へ届けておいてほしいと頼まれました。

 屋敷の中ではまだまだ新人の部類である私にこうも気安く頼み事をしてくれるなんて……もっと頑張ろうと思ってしまいます。

 ジュエルエース家ではこのように突然いろいろ頼まれることがよくありまして、基本的に現在の仕事を棚上げして引き受けることになります。

 ご主人様、ステラ様を除く奥様方、ステラ様、の順で優先度が高くなるのですが、私はまだご主人様から頼まれごとをされたことがありません。


「リーライン様、チェリーツィア様よりこちらを届けるよう仰せつかりました」

「ご苦労様。ごめんなさいね、チェリーツィアが……。きっと面倒くさがって貴女に頼んでしまったのね」


 くつくつと笑う、綺麗な緑色の髪を持つ細身の女性。エルフの王族であらせるリーライン様は奥様方の中でも飛び抜けた美しさを持っています。

 というか私のような者がお近くに寄ることさえ憚られるというのに、とても優しいお方です。

 なので同じ女性なのにドキドキしてしまいます。

 ……もっとも、ご主人様も女性で奥様が七人もいるので同性愛に関して王国内においてもっとも寛容、且つ推奨されている職場と言えるでしょう。


「とんでもございません。ご主人様と奥様方の用件は私にとって最優先ですので」

「ふふっ、貴女にとっての最優先なの?」


 しまったああああああぁぁぁぁっ!

 ここは『私たち』でした!

 メイドは私だけじゃないのに!

 私は冷や汗を流しながら自分の頭を柱に打ち付けたい気持ちでいっぱいになります。


「面白い子ね。それじゃこの書類を『貴女の』最優先のセシーリアに届けてくれるかしら?」

「は、はい……あの……先ほどの失言、平にご容赦賜りたく……」

「失言? 私たちのことを大切に思ってくれているとしか聞こえなかったのに貴女には失言だったのかしら? だとしたら悲しいわ」

「私の命より大切です」


 リーライン様の言葉にやや被り気味に答えると、サラサラともう一枚手紙を認めて書類の中へと入れて渡してきました。

 「嬉しい」と微笑むリーライン様の周りにキラキラした光が見えた気がします。

 ふ、ふふ……それにしても……普段は仕事をしていてもご主人様や奥様とお会いすることがない日もあるのに今日は奥様方に何人も会ってお話してしまいました。

 こんな幸運あるのですね。

 というか私の人生の運を今日で使い果たしているのではないでしょうか。

 だとしたら私って今日が命日だったりしますか?

 父様、母様。先立つ不幸をお許しください……。

 そんな風に考えたらさあっと顔から血の気が引いていき、体がフラリと傾いてしまいました。


「危ない」


 そこへ通りかかった人が私の体を支えてくれました。というか、いつの間にかお屋敷へと戻ってきていたようです。


「ありがとうござ……ネッ、ネレイア様! もっ、申し訳ございません!」


 なんということでしょう。

 倒れそうになった私を支えてくださったのはネレイア様です。

 最も遅くご主人様の奥様になられた方です。背中に小さな黒い翼を持ち、まだ子どもにしか見えませんが私の三倍は長生きされているとか。


「お姉さん疲れてますか? 仕事だからと無理に働いてはいけませんよ?」


 おぅふ……もう一人、ネレイア様の姉であるキュピラ様もいらっしゃいました。白い翼を持つ天使族であるキュピラ様は心配そうに私を見上げてらっしゃいます。

 種族云々よりもこの方はただ天使であると、私は声を大にして叫びたいですね。


「無理、駄目。あと私達怒ってない」

「お姉さん、この後の用事は?」

「……リーライン様よりこちらの書類をご主人様に届けるようにと……」


 その後何故か私はお二人に左右を固められたままご主人様のところへ行くことに……いや本当にドウシテコウナッタ。


「いらっしゃい、セリエイナ……ってキュピラとネレイアも一緒なの?」


 ……あの、私の空耳でしょうか? ご主人様が私の名前を呼んでらっしゃったような?

 何十人もいるメイド全ての名前を覚えている? しかも長年勤めている者ではなく、ほんの数ヶ月しか経っていない私のような者まで?

 というか、まさかお顔を拝見出来るなんて思ってなかったから凄く嬉しい。

 あぁ、セシーリア様綺麗ですねぇ……。

 もう淑女と言っても良いお歳なのに可愛らしい部分もあって。というか顔ちっちゃ。肌も凄く綺麗。いやいや髪なんて金で出来た糸を束ねているみたいに透き通ってサラサラだし。

 えへへ、この方が私のご主人様なんですよ。最っ高に素敵な方です。


「このお姉さんがちょっと体調悪そうだったのでネルと一緒に連れてきました」

「キューの言う通り。セシル姉、お姉さんの話聞いてあげて」

「二人ともありがとね。……セリエイナ、ちょっと仕事振られ過ぎてる? 新人だからってステラってば厳しくし過ぎなんじゃ……」


 キュピラ様とネレイア様はご主人様が私の持ってきた書類を受け取ったことを確認するとすぐ部屋から出ていってしまった。

 可憐なお二人を見れたのはとても眼福でしたとも。


「ん? ……なんか手紙が挟まって……ふむ? セドリック下がって」

「承知しました。……セシーリア様、ほどほどにお願いいたしますぞ」


 セドリック様は苦笑いを浮かべたまま私の横を通り過ぎていく。しかしその際、私にだけ聞こえるよう小さな声で。


「決して拒否してはいけませんよ?」


 何のことでしょうか。

 私はご主人様や奥様に何を望まれても全力でお勤めしますのに。


「セリエイナ、ちょっと付き合ってね」


 いつの間にか私のすぐ隣にやってきていたご主人様に肩を掴まれると、目の前の景色がぐにゃりと歪んで気付けば薄暗い部屋に移動していました。

 おそらくこれはご主人様の転移魔法でしょう。これ伝説級の魔法ですよ! ふふっ、メイドのみんなに自慢出来ちゃいますよ!

 ……というか、ここどこ?


「ふふっ、ここは秘密の場所だよ。セリエイナと……って私たち名前似てるね?」

「もっ、申し訳ありませんっ。今度から別の名前を……」

「いいじゃんか、可愛いよ? ねぇ、セリナって呼んでもいい?」

「そんな……ご主人様に愛称で呼ばれるなど恐れ多いことですっ」

「そうしないと……折角これから体を重ねるのに寂しいじゃない。セリナも私のことはセシーリアって呼ぶように」


 う、噂で聞いたことがあります。

 ご主人様はお気に入りの使用人を閨に連れ込むと。

 ご主人様が同性愛者であることはステラ様の研修で何度も聞かされていますので知ってはいます。当然お手付きされる可能性があることも注意事項として聞かされましたし、同意書にもサインしました。

 私は普通に男性とお付き合いしてみたかったですが、お相手がセシーリア様ならば喜んで受け入れます。

 ちなみにお手付きされた使用人たちは以降ご主人様のことを名前で呼ぶことを許されるのだと……あれ? 閨?

 そういえば、今私はご主人様と二人でベッドの縁に座っています、ね?


「大丈夫。怖くなんてないからね」

「ごっ、ご主人様……あ、あの……私、ほ、んとに……」

「嫌なら逃げていいよ。それでクビになんて絶対しない……受け入れるとお手当が出るけどね」


 お手当……伯爵以上の貴族家に勤める使用人に出るというお手付き手当でしょうか?

 普通は金貨一枚くらいだと聞いていますが、ここジュエルエース大公家から出るお手当とはどれほどのものなのでしょうか。

 仮に金貨一枚だったとしてもジュエルエース大公家のメイドとして最下層にいる私の給料の半分ですので、それはとても大きなお金です。

 当然逃げるはずもなく、私はふしだらにもご主人様に「よろしくお願いします」とブラウスのリボンを解きながら答えました。




 動けません……。

 ごしゅ……いえ、セシーリア様は本当に凄かったです。本気で死ぬかと思いました。


「可愛いかったよセリナ。これ、貴女にあげるね」


 チクッと左耳に痛みが走ったと思いましたが、それは一瞬のことでした。

 セシーリア様は私の顔の前に鏡を差し出してくれます。

 ……私、凄くいやらしい顔になってますね……それより、左耳……にっ?!


「あ、あの……これ……」


 私の左耳には小さいながらも宝石がついたピアスが着けられていました。


「それは……えっと、貴女が私のものだって証拠、だよ。えへ、なんかこう改めて言うと照れちゃうね」


 さっきまでもっと恥ずかしいことをしていたのに恥ずかしそうに笑うセシーリア様、可愛すぎます。


「今日はもう休みでいいってステラに言っておくし、この後は部屋まで送るからね」


 あ、はい。それはありがたいです。

 何せ完全に腰が抜けて体力も気力もすっからかんです。

 何故セシーリア様は普通に動けるのでしょうか。


 翌日。

 私は朝食の配膳を手伝うよう言われてセシーリア様や皆様が朝食を取られる食堂の壁際に立ちました。

 先ほどステラ様にお会いした際には。


「おめでとうございます。今後セシーリア様に求められた際にはそちらを最優先でお願いします」


 とお声を掛けていただきました。

 よろしいのでしょうか。ステラ様もセシーリア様の奥様ですのに。

 ……ひょっとしたら他の奥様方から何かお叱りがあるかもしれませんね。覚悟しなくては。

 ですが、私の心配は杞憂に終わります。


「あら貴女……おめでとう。昨日あの後よね? 今後もセシルのことお願いいたしますわ」

「あ、昨日の……おめでとう。それとありがとね。おかげで昨日はちょっと大人しかったから」


 ミルリファーナ様とユーニャ様は私がお手付きされたことを普通に喜んでくださいました。

 昨日は大人しかったとはどういうことでしょうか?


「まぁ、昨日早速だったのね! セリエイナ、おめでとう」

「昨日ミルルの伝言持ってきた子なの。おめでとうなの」

「メイドのお姉さん良かったね!」

「おめでとう」


 びっくりするくらい皆さん歓迎してくださいました。

 普通当主が他の女性と関係を持ったら奥様は怒るのが当たり前です。なのにここでは……私、死ぬまでここで働きたいです。

 私は澄ました顔のまま、心中でセシーリア様、ジュエルエース家へと生涯の忠誠を誓いました。

 その日の昼、私が廊下の窓掃除をしていた時。


「セリナ、二日続けてだけどいいよね?」


 その日の夜。寝る前にトイレを済ませておこうと部屋を出たところ。


「ごめんね、セリナの体温が恋しくて」


 次の日はさすがに丸一日お休みしました。

 ここまで頻繁に呼ばれるのは珍しいらしく……先輩からもおめでとうと言われる始末です。

 そして肌を重ねるのが五回目になり、情事を済ませたセシーリア様は。


「セリナはもう愛人でいい? 私以外に恋人を作らないでほしい」

「私はセシーリア様に生涯忠誠を誓っております……が、同じくらい愛を誓ってもよろしいのでしょうか?」


 その宣言をした時のセシーリア様はとても嬉しそうに大輪の笑顔を浮かべておいででした。

 次の日からメイド服に勲章にも似たブローチを着けるよう言い渡されました。これはセシーリア様の愛人である証で、ジュエルエース家においては立場上三番目の位置についたことになります。

 セシーリア様、奥様方と相談役のアイカ様とクドー様、その次ですね。

 けどそんなのどうでも良いです。

 セシーリア様が好きすぎて、恋しすぎてどうにかなってしまいそうです。

 そのことが奥様方にも伝わったようで、私はより奥様方から可愛がっていただけるようになりました。

 本当に良い職場に巡り会えて幸せです。


 ちなみに、翌月いただいた給料明細にはメイドとしての給料とお手付きされた回数分の手当、更に愛人としての手当まで入っていた。

 しめて白金貨三枚……ただのメイドとして勤めていたら一年で貰える給料がちょうどこのくらいです。

 実家にそのほとんどを送ることにして、私の手元には休日の食費程度が残れば十分です。

 私これからもここで働いていきます。大好きなセシーリア様の元で。

セシルにお手付きされたメイドは三割くらいです。

ステラに洗脳されてはいますが、働かせてくれるセシルに対する忠誠度と敬意のせいでそれほど強いものではありません。

身体を重ねた結果セシル好き好きオーラをだしまくっているせいで何度も求められ、奥さんたちの負担が減って可愛がられるという良い関係が生まれています。



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途中までどんな百合ゲー主人公だよと思いながら見てたけど、速攻で愛人エンドに突っ込んでてそのスピード感に笑った
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