24話
今回はお風呂シーンがあります!
今日も今日とて稽古に勤しんでいる。
師匠はやはり冒険者というだけあって、あの手この手で俺の攻撃を防いではあっという間に押し返されてしまう。
俺も足りない部分は魔法で補おうとしているが、やはりそれだけではまだ足りないようだった。
「よし…じゃあ、今日はここまでにするか」
「あ、ありがとう…ございます」
俺は胸を上下に揺らしながら師匠にお礼を言った。
だが、最近師匠も汗をかくようにまでになったということは、俺の実力も上がってきたということだろうか?
だが、こうやって自惚れていると、またあっという間に格の違いというやつを見せ付けられてしまうから困ってしまうものだ。
「あ、そうだ!師匠!汗かきましたし露天風呂ってのはどうですか?」
「おお!いいな…だけど、こんな近くにそんな場所あったか?」
と師匠は少し嬉しそう顔をしたが、頭にクエッションマークを浮かべる。
俺はそれを聞いてニヤリとした。
~~~~数分後~~~~
「はぁぁぁ…生き返る…」
「こういうのもいいもんですね…」
「あぁ…」
と男2人は草原の中でお風呂に浸かっていた。
男は2人とも気持ちよさそうに目を瞑り、顔はすこし赤くなっていた。
2人ともかなり鍛えられているのでその肉体美が露になっている。
腹筋などはきれいに割れており、その肉体の逞しさは素晴らしいものだった。
どういう風にこの露天風呂を作ったかと言うと、土魔法で大きめの穴を作って、そこに水魔法で水を浸す。そして、それを水操作で暖める。
ちょっと前に火魔法と水魔法でやろうとしたが失敗したので改善策を探したら
(水を氷にすることができるんだからお湯にすることもできるんじゃね?)
という発想に至って、実際にやってみたら案外うまく言ったのだ。
(それにしても男2人の露天風呂…どうせなら可愛い子がいればなぁ、あぁ…シャーリーに会いたい)
と思うフリードであった。
どうもお風呂シーンは満足していただけたでしょうか?えぇ、もちろん殴られる覚悟はできておりますとも…。
さて、誤字脱字等ありましたらお願いします。




