・登場人物&その他(2巻終了時点)
★登場人物(2巻終了時点)
熊倉 隼人 18歳で異世界召喚され、3年後に送還された。
白石 結依 自称18歳、身長150cm弱。ツンデレ。
星野 菜月 黒髪ロングの17歳。元農高生。包容的。
桜井 春樹 ダンディな協力者。ホテルでの結依達への保険。
桜井 杏奈 セミロングの15歳。したたか?泥棒猫?
・中貫市の人々
西山 老人。中貫天然温泉ホテルを采配していた。
東谷 青年。ホテルで支払いの確認などをしていた。
新秩序連合1 リーゼント、金髪、ほか7人。物資と女性を要求して車を破壊。
新秩序連合2 1の残党を含む10人。壊れた車がある民家でゾンビと戯れた。
男子高校生 4人組。ショッピングモールからゾンビを連れてきて自滅した。
中貫市民? 10人組。ホームセンターで隼人を襲い、返り討ちにされた。
★2巻終了時点での空間収納の中身
1 ライ麦パンが入った木箱 (3分の2を占有。999人×10日分)
チーズの木箱、乾燥肉の木箱、乾燥果物の木箱、塩袋(3分の1を占有)
2 水桶664個(占有、※コンテナ内寸の体積÷水桶サイズ)
3 ハイオクガソリンが入った桶と空桶(適時補充。最大個数は水桶と同じ)
4 槍98本、弓100張、弓掛100個、矢筒100個、矢3880本。
4人用テント10個、毛布40枚、
車(SUV)、夏冬タイヤホイール各3セット、カー用品
(※武器1割、テント毛布1割、車6割、タイヤ1割、カー用品1割)
5 薬局収集品×2、農作物の種各種
脱穀機、籾摺り機、一回通し型精米機2、インバータ発電機、オイル20L2缶
中貫市ホームセンター&ショッピングモール1F商品色々
6 米(モミ、玄米、生米)30キログラム袋入り×550袋、空の米袋
7 空き(空の水桶、百数十個)、扉付ガードフェンス
8 結依の私物、(個人へ分配した品を含む)
9 菜月の私物、(個人へ分配した品を含む)
10 隼人の私物、オイルランプ335個&植物油(占有1割)、自転車(4%)
※上記は完全収納時。ポータブル電源は出しており、部屋での保管物もある。
弓200張やホームセンターの収集品の一部は、中貫市の民家に入れた。
★2巻での収集物
・警察署
M360J×2丁(残弾9発)
・カントリーエレベーター
大量のモミ(玄米と生米に籾摺り&精米中)、袋(30,10、5kg用)沢山
・ホームセンター
ハシゴ&台車2、リチウム電池24、充電電池(単三48、単四42)、充電器5、
変換スペーサー(単一8、単二10)、懐中電灯12、LEDランタン10、
工具セット3、軍手各種、釘各種、補助錠、
屋外延長コード、工業・農業用結束バンド、
ポータブル電源2042Wh、ソーラーパネル200W2枚(充電最短7時間)
ポータブル電源4096Wh、パネル400W3枚(1h1000W充電、最短4時間)
・ショッピングモール 1F
洗剤類(食器・洗濯・台所・トイレ用洗剤)、
消耗品(ハンドタオル、紙タオル、割り箸、紙皿、紙コップ、ゴミ袋)
衛生用品(歯磨き粉、歯ブラシ、化粧水、乳液、洗顔料、ソープ類)
トイレ用品(トイレットペーパー、キッチンペーパー、ウエットティッシュ)
キッチン用品(ラップ、アルミホイル、クッキングシート、ジップロック)
ヘルスケア用品(生理用品、オムツ類)
ベビーケア用品(粉ミルク、ほ乳瓶など)
調味料、レトルト食品、缶詰、乾燥食品、パッケージ食品、フリーズドライ食品
砂糖、塩、醤油、ソース、ケチャップ、みりん、酢、味噌、ごま油、カレー粉
缶詰(魚、野菜、フルーツ、ジャム)
レトルト食品(カレー、パスタソース、スープ類)
インスタント食品(コーヒー、紅茶)
パッケージ食品(クラッカー、ビスケット、プロテインバー)
ロングライフ食品(プレーン・チョコレート・フルーツ・チーズ・メープルバー)
フリーズドライ食品(羊羹、おかず缶、つま10種)
薬局コーナー各商品(内容は霧丘北駅の薬局と大差なし)
・ショッピングモール 2F
衣料品、靴、双眼鏡、本、キッチン用品、タオル、ランドリーネットなど
★生米の生産力
・モミ → 玄米 100キログラム/時
(小型籾摺り機250W)
・玄米 → 生米 60キログラム/時
(一回通し型精米機450W×2台。30キログラム用米袋 2袋分)
・空間収納のコンテナ1個分(550袋16.5トン)÷2袋/時 =275時間
・備考
インバータ発電機=連続運転7.5時間 1.2~1.5L/時 2800Wh
モミは、サイロ(1基300トン=30万キログラム)で5年~10年保つ。
ガソリンは、ガソリンスタンドで最低1年~最大3年補充できる。
★中貫天然温泉ホテルで確保している部屋
901号室 6キログラム/月 6ヵ月分
1001号室 60キログラム/月 6ヵ月分
1002号室 40キログラム/月 6ヵ月分
備考
902号室 4キログラム/月 6ヵ月分 桜井春樹
★ゾンビが動ける理由
生物は、死後から腐敗が始まる。
筋細胞が腐敗すると、タンパク質が分解されて、筋繊維の収縮機能を失う。
また筋肉と骨を繋ぐ腱も腐って千切れ、筋肉の力が骨に伝わらなくなる。
関節を動かす滑液も無くなり、靭帯も腐って、骨と骨との接続が外れる。
神経組織も壊死して分解されるため、脳からの信号も伝わらなくなる。
そのため通常は、夏場では2週間、冬場では2ヵ月ほどで動かなくなる。
だがゾンビウイルスは、活動に必要な部分を魔素で補う。
腐敗した部分には、ウイルスが魔素で特殊なタンパク質マトリクスを生成する。
タンパク質マトリクスは、血液循環の代替機能や細胞レベルでの代謝も果たす。
見た目は腐っているが、細胞内の構造タンパク質や細胞膜の構成タンパク質は、魔素で補われている。
魔素は大気中に存在し、灼熱や氷点下でも機能が衰えない。
そのためゾンビは暑さや寒さにも多少の耐性があり、魔素が無くならない限り、身体を維持して動き続ける。
異世界では、600年前に滅んだ古代王国のゾンビも徘徊していた。
頭部の破壊で活動できなくなるのは、脳からの信号伝達が不可能になるため。
★2巻の超要約
隼人、結依、菜月の3人は、霧丘市から旅立った。
旅の途中、自衛手段を得るため中貫市で警察署に立ち寄り、拳銃を手に入れた。署の外に出ると、ダンディな中年男性・桜井が車の傍にいて、連携を持ち掛ける。隼人が迷っている最中、町の荒くれ者『新秩序連合』が食料と結依・菜月の身柄を強奪しようとしたので撃退した。
だが車のフロントガラスを壊され、桜井も負傷したので、桜井が滞在する中貫天然温泉ホテルに連れて行く。そこで桜井の娘・杏奈と出会う。
桜井という保険を掛けた隼人は、ホテルに結依と菜月を残して市内を探索。次の車を手に入れた。またカントリーエレベーターでは、大量の米を獲得した。
帰還後、米の力で風呂付き客室にランクアップして、結依達とふざけていると、ホテルの宿泊代を未払いで追い出された高校生達が、ホームセンターとショッピングモールからゾンビを連れてきていたので撃退した。
ゾンビが減ったホームセンターでポータブル電源とソーラーパネルを手に入れ、生活の質を大幅に向上させた。杏奈が付いてくると言い、隼人は15歳の美少女にモテたと喜ぶが、結依は「泥棒猫に騙されてる」と呆れた。
モールでも、大量の食料や物資を獲得。収納限界のため、部屋に置いたり分配したり、杏奈と遊んだりした。
ホテルでもモールのゾンビが減ったと話題になり、多数の人が行く。隼人も結依達を連れて服や靴探しに行くが、新秩序連合が襲ってきたので脱出。
新秩序連合の拠点を大量のガソリンで焼き払い、相手を活動不能に追い込んだ。
中貫市に平和が戻り、隼人達も一先ず安全な場所と、一生分のお米や物資を手に入れた。


























