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二つ目の図書館。

こんこん。

作者: caem


 こんこん こんこん 夜更けにきこえた


 こんこん こんこん それは深夜 丑三つ時


 こんこん こんこん ずっと続いて 扉をたたく


 こんこん こんこん それがやがて はげしくなった


 こんこん こんこん から ごんごん ごんごんって


 これじゃあ 眠れやしない とにかく 喧しくなって


 どんどんっ どんどんっ どんどんっ どんどどんっ


 近所迷惑だっつーの そんなにドアを叩くなってのよ


 たったひとこと 文句を言いたくて 扉を開いてみたら


 いままで 見たことのないのが 立っていた。


 

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