第七話 番外編 GW前とGW中の『週間ユニーク数』について
<< 唐突に挟まる番外編っ! >>
改元と合わせて前代未聞の10連休となった人も多いであろう今年のゴールデンウィーク、みなさまはいかがお過ごしでしたでしょうか?
今回のゴールデンウィークは世の中の多くの人が丸々一週間以上休みになるという、とてもレアな期間でした。
そこで今回は『休みの日が増えれば、Xなサイトを利用する人は増えるのか?』を検証するために、GW前のデータとGW中のデータ中から『週間ユニーク数』について抜き出し、その変化を比較してみたいと思います。
□週間ユニーク数
ノクターンノベルズ、ムーンライトノクターンノベルズにおいては合計週間ユニーク数が10%以上増加している結果となりました。
このことからはGW期間中にはいつもより
・『より多くの人がそのサイトで作品を見たこと』
・『一人の読者がより多くの作品を見たこと』
などを伺い知ることができます。
やはり連休になるとXなサイトにおいてもその利用が活発になると言えるのです。
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一方で、ミッドナイトノベルズにおいては逆に-11%となっています!?
一体なぜでしょうか? 専門家の方にぜひご考察をお願いしたいところです。
Xなサイトの中でも読者の目的がおそらく異なるミッドナイトノベルズでは、なぜか連休だからと言って読者が増えるというわけではないみたいです。
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なお『週間ユニーク数が100以上となった作品』については以下の様になります。
[結果]
これを見ると、ノクターン及びムーンライト(女性)の増加が著しいことが分かります。
増加率が高いということは『先週と比べて、より多くの作品が週間ユニーク数100超えしたこと』を示しており『より多様な作品が読まれた』という事を意味しています。
特にムーンライト(女性)の増加率の著しさは特徴的です。
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一方でムーンライト(BL)の増加率は10%に留まっており、そんなに変化していないことが伺えます。
合計ユニーク数では2316264→2668768と約30万近く増加しているのにも関わらず週間ユニーク100超え作品の数があまり変わらないということは『ムーンライト(BL)では、読まれる作品にあまり変化はなかった』と言えます(ノクタ・ムーン女性向けと比較して)
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最後にミッドナイトノベルズについて見ると、合計週間ユニーク数では-11%となっていたものの、100超え作品は一応6%の増加となっています。
ただこれは作品数としては127→135というたった8作品の変化なので解釈がしづらいところです……
<< まとめ >>
連休の影響としてノクターン・ムーライトでは週間ユニーク数が大幅に増加していることから『より多くの読者が作品を見たこと』『一人の読者がより多くの作品を見たこと』などを伺い知ることができました。
一方でミッドナイトノベルズでは週間ユニーク数はなぜか減少していたことも分かりました。
連休の影響はサイトによって異なるようです。
番外編 ♡終わり♡







