第二十八話 数字で見る『ノク・ムン・ミッドの1年の変化』
もはやスルーされたかと思われた禁断の1周年分析っ……やりますっ!
<< はじめに >>
このエッセイを書くにあたって最初にデータを取得したのは2019年5月4日でした。
それから約1年が経過した現在、改めてこの1年の間にノク・ムン・ミッドで起きた変化をざっとまとめてみるとこの様な感じになるかと思います。
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□ 2019年8月
・なろう18禁APIに感想数、期間別ポイントの項目が追加
これはなろうAPIと共通ですが、APIに新たな項目が追加されました。これによって以前ではものすごーく難易度の高かった感想件数の把握などが簡単に出来る様になりました
□ 2019年11月
・感想が各話別に付けられるように仕様変更
これもなろう本家と共通で、感想が各話別に付けられるようになりました。メリットとしてはどのタイミングで書かれた感想なのかということが分かりやすくなったことでしょうか
□ 2019年12月
・『逆お気に入りXユーザ機能』が追加
この機能追加によって、これまでは把握することが出来なかった『自分のフォロワーが誰なのか』ということが分かる様になりました
※なお逆お気に入りユーザは非公開に設定することも可能なので、相手に知られずにこっそりフォローをするということも引き続き可能です
□ 2020年3月
・ポイント評価方法が仕様変更
これは最近の中では最も大きな変化と言えると思いますが、以前は最新話ページにしか無かった評価ボタンが各話のページ下部にもすべて設置されるようになりました
また以前は「文章評価・ストーリー評価」のそれぞれ1~5ポイントに分かれていた評価ボタンは、1~5の★ボタンに統合されて分かりやすくなりました
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この様に改めて振り返ってみると、この1年の間に様々な変化があったことが分かります。
また仕様・機能以外の面から見ても、ノク・ムン・ミッドの実態は1年前とは微妙に変わっているはずです。
そこで今回は2019年5月4日時点のデータと、そのちょうど1年後の2020年5月4日時点のデータを比較することで『数字の面からノク・ムン・ミッドの1年の変化』を見ていきたいと思います。
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<< 総作品数 >>
まず最初にサイト別に『総作品数』の変化についてみていきたいと思います。
作品数の変化についてサイト別に見ると、増加数が最も多かったのはノクターンノベルズの5272作品増となっています。
一方で成長率でみるとミッドナイトノベルズが最も高くなっており、ミッドナイトノベルズが単なる過疎地ではないということがうかがえます。
なおこれを連載作品・短編作品別にみてみると内訳はこの様になっています。
いずれのサイトにおいても成長率で見れば連載作品より短編作品の方がやや上回っていることが分かります。
直近1年はそれ以前までと比べると、より短編作品の投稿が増えている様です。
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<< 総文字数 >>
次に『総文字数』についてみていきたいと思います。
総文字数の視点で見れば、ミッドナイトノベルズはこの1年の間に49%増となっていることが分かります。
総文字数=コンテンツ量 と単純に捉える訳にはいきませんが、ミッドナイトノベルズの総文字数がこの1年の間に約1.5倍にもなっていたと言うことは特筆的な事だと思われます。
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<< 総合ポイント合計 >>
次は各サイトの『総合ポイント合計値』についてみていきたいと思います。
なおこの総合ポイントは『ブックマーク(1ブクマ=2pt)』に由来するものと『評価ボタン(2~10pt)』に由来するものを合わせた数字となっています。
成長率で見ると最もこの1年の間に成長したのはミッドナイトノベルズ(35%)次いでムーンライトBL(34%)となっていることが分かります。
ムーンライト(女性)は成長率で見るとやや鈍化している様に見えますが、数値としてはこの1年間で約762万ポイント増加しており、依然として最もブクマ・評価ptが盛んな場所であると言えそうです。
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<< 総ブックマーク数・総評価ポイント数 >>
次に総合ポイントを『ブックマーク』と『評価ポイント』に分けてそれぞれの変化をみていきたいと思います。
まずブックマーク数について見てみるとこの様になっており、ノクターンノベルズとムーンライト(女性)の差が縮まっていることが分かります。
評価ポイント数について見てみると、いずれのサイトでもブックマーク数の成長率を上回っていることが分かります。
この背景には2020年3月に評価ボタンの仕様変更があったことが影響しているのかもしれません。
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<< レビュー数 >>
次にノク・ムン・ミッドにおいて最も得難いものとされる『レビュー』についてみていきます。
各サイトにおけるレビュー数はこの様になっています。
なろう本家と比べればまだまだ投稿が少ないノク・ムン・ミッドのレビューですが、年単位で見ると着実に増加している模様です。
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<< 層別化ptの変化 >>
最後に各サイトごとに作品の総合ポイントを『0pt』『1~99pt』『100pt~999pt』『1000pt-』の4つに分けて、その構成比についてみていきたいと思います。
□ ノクターンノベルズ
ノクターンノベルズでは『0pt』作品の割合が微増する一方で『1000pt-』作品の割合も増えているという実態が分かります。
□ ムーンライト(女性)
ムーンライト(女性)も同様の傾向となっています。
□ ムーンライト(BL)
一方、ムーンライト(BL)では『0pt』『1~99pt』『100pt~999pt』作品の割合が減少し、代わりに『1000pt-』作品の割合が増加していることが分かります。
□ ミッドナイトノベルズ
最後にミッドナイトノベルズについてみてみると、ノクターンノベルズ・ムーンライト(女性)と同様に『0pt』作品の割合が増える一方で、『1000pt-』作品の割合も増えていることが分かります。
この様にいずれのサイトにおいても1000pt超え作品の割合は増加しているというのが実態な様です。
より多くの作品がより多くのポイントを得られるようになっているということは、おそらく多くの作者さんにとって喜ばしいことですが、一方でポイントのインフレーションにもつながっていると考えられます。
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<< ♡ 今回のまとめ ♡ >>
今回はノク・ムン・ミッドの1年の変化をまとめてみました。
分かったこととしては、
・この1年間で作品数が最も増えたのはノクターンノベルズ
・評価・ブクマ数が多いのは引き続きムーンライト(女性)
・作品数/文字数/総合ポイント数/レビュー数など、いずれの指標においても成長率でみればミッドナイトノベルズが最も成長している
・ミッドナイトノベルズは成長期にあるサイトと言えそう
・評価ポイントは以前より付与されやすくなっている言えそう
・いずれのサイトにおいても1000pt超え作品割合は増加している
などでした♡







