魔法の講師登場
約半年振りの更新‥‥かなりやらかしてますね~
不定期に更新と言っても酷すぎる‥‥
俺達の体は疲れきっていたのだが昼食は案外普通に食べることが出来た。この後はこの世界の魔法に関する座学だ。眠らないように気を付けよう。
「あー‥‥疲れてるし飯食ったしで超眠い‥‥」
「お兄ちゃん‥‥朝とほとんど同じ事を言ってるよ?」
「眠いんだから仕方ないだろ‥‥?」
「葵君頑張ろ?魔法は使った事無いから楽しみじゃない?」
「あー‥‥そうだねー」
この世界の魔法がどうやって発動するのかは気になる。地球と同じなのかどうかだな‥‥地球だとスキルさえ覚えてればイメージ次第で色んな魔法が使えたからなぁ‥‥俺だけかも知れんけどな。詠唱とか知らん。
「そういえば、昴君はどうやって魔法を発動してるの?」
「んー‥‥そうだね‥‥スキルレベルに応じて使える魔法が増えていくんだ。そこで手に入った魔法名を唱えて発動してるね。魔法が発動した瞬間に何かが抜ける感覚があるからそれが魔力なんじゃないかな?」
「なるほど~ありがと~」
「あと、スキルレベルが1でも魔法は覚えてるからスキルを意識すれば使えると思うけど‥‥とりあえず確認するなら全部終わって部屋に戻ってからだね」
「眠くて仕方ないけど行くか‥‥」
話は終わったので目的の所に向かう。確か、書庫だったかな?一度行ってるから場所は分かる。
◇◇◇◇
書庫についた俺達は先生がまだ来ていなかったので待つ事にした。
「どんな人が先生なのかな~どう思う?お兄ちゃん」
「この世界の魔法に詳しい人って言ったら恐らく宮廷魔法師の人だと思うぞ。まあ、呼び方は適当だからどう呼ぶかは知らないけどな」
「どうなんだろうね。僕も気になるよ」
そんな話をしていると知らない声が聞こえた。
「この国では国に仕える魔法師は王立魔法師団と呼ばれています」
「「「うわぁ!」」」
「おっと。驚かしてしまいすみませんでした。私は王立魔法師団の副団長を勤めているクロード・ソメヤと申します。気軽にクロさんと呼んでくださいね。そして、私が魔法の先生です!」
クロードの見た目は黒髪に青い目をしていて日本人と外人のハーフって感じの見た目をしてる人だった。日本人の血が強めかな?って感じ。
「クロード・ソメヤ‥‥?名字がソメヤって‥‥もしかして‥‥?」
「はい。ハクヨウ様の考えてる通りです。私は初代の英傑であるシノブ・ソメヤ様の子孫です」
「え?ということは‥‥シノブさんは元の世界に帰らなかったということですか?」
「そうですね‥‥元の世界に帰還した英傑様もいればこの世界に残った英傑様も居たらしいですし、代々の英傑様方もそのような感じだったと言われております。実際にはどうだったかは分からないのですがね?」
「そんな事言っちゃって良いのかよ‥‥」
「ま、昔の話ですしね~今の私たちには関係ありませんよ」
「おおぅ‥‥昔の英傑の子孫だからもっと歴史を重んじる人かと思ったらそうでもないんだなぁ‥‥」
「アオイ様、私と私の家が異端なだけですので。他の奴らは酷いですよ?英傑様の子孫だからってやりたい放題です。偉大なる初代英傑様の血が流れてるんだぞ!とか言って‥‥この状況になっても我が道を往くって感じですよ」
「「「「うわぁ‥‥最悪だ‥‥」」」」
「でしょ?ついでに、この国の貴族は腐りまくってて女王様も大変なんですよね‥‥まともな貴族はごく少数なんですよね‥‥この国には貴族家が30程あるんですがね‥‥こんだけ腐れ貴族いたらこの国終わりじゃね?って感じだね‥‥おっと。愚痴っぽくなってしまいましたね。すみません。これから魔法に関する授業を始めるとましょう」
「「「「自由だ‥‥」」」」
凄く自由な人が来てちょっと不安になるけど王立魔法師団?の副団長になる人だから魔法に関しては知識豊富なんだろうな‥‥さて、この世界の魔法がどんなものか教えて貰おうか。途中で寝る可能性が高いが。
約半年振りの更新だったのでほとんど覚えてませんでしたがそんなに沢山更新してた訳じゃなかったのでなんとかなりました。




