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今後の予定

 更新しました。やっと21話目ですよ。どれだけサボってんだよ!って感じです。

 部屋の探索をあっさりと終わらせた俺達は荷物を置いて部屋を出た。


「あ、やっと出てきたね」


 部屋を出てすぐに星宮に声を掛けられた。


「荷物を置くだけのつもりだったんだが、部屋が予想外に凄かったから雅と一緒に部屋を探索してた」


「あはは‥‥確かに凄かったね‥‥でも、部屋の中を軽く見ただけなのに探索って言うのは変な感じがするけど‥‥」


「そうか?ま、そんな気分だったとでも思ってくれ」


「なるほど‥‥?分かったような分かんないような‥‥」


「別に分かんなくて大丈夫だろ」


「そうかい?まあ、その話は置いておこう。なかなか部屋から二人が出てこないからどうしたのかなって」


「それは‥‥すまんな」


「ごめんなさーい」


 俺と雅が謝ったので星宮は苦笑いしている。


「行きましょうか」


「うぉ!メイドさん、居たのか‥‥」


「ずっと居たのですが‥‥?まあ、良いです。食事会を用意してある場所に案内します」


 そう言うとメイドさんは歩き始めた。そして、俺達はその後ろを着いていく。


◇◇◇◇


 少し歩いたらメイドさんが玉座の間への扉程ではないが豪華な扉の前に止まった。


「この先は王族の食事所です。ここに英傑様方の食事を用意してあります。では、私は元の職務に戻りますので」


「ありがとうございます」


 星宮がしっかりと感謝を述べたので、俺達も感謝を伝えた。


「いえ、仕事ですので」


 そう言ってメイドさんは元の職務に戻る為に俺達から離れた。


「星宮、とりあえず入ろうぜ。白羊さんも多分居るだろ?会わなかったし」


「そうだね。そうしようか」


 軽く星宮と言葉を交わしながら、両開きになってる扉を押し開けた。なんで、こんな開けにくい扉を使ってるの‥‥?


 扉を開けた先にはかなり広い部屋があって真ん中にとても大きい長方形のテーブルが存在している。その上には見た事が無いような料理が出ている。


「来てくださったんですね‥‥良かったです。遅かったので来ないかと思いましたよ?ハクヨウ様はすでに待ってますよ」


 一番奥に座っていたアリシアさんが声を掛けてきた。


「すみません、俺と雅は部屋をじっくりと見てたら遅くなりました。星宮は俺達を待っててくれたみたいなので‥‥」


「ふ~ん?そうなんだぁ~‥‥」


 白羊さんがなんか怒ってる雰囲気出してる‥‥


「え、と‥‥白羊さん?どうしたの?なんか、怖いよ?」


 俺は、白羊さんによく分からない恐怖を感じてる‥‥そして、星宮は震えてる。雅は何故か勝ち誇ったような顔をしてる。


「私は、荷物を置くだけにして~アリシアさんの待ってる所に速く来たのに~葵君達は部屋をじっくりと見てきたんだぁ‥‥?」


「あ、はい。すみません」


「本当に思ってる~?」


 白羊さんが追及してこようとした所でアリシアさんが手を叩いてから声を掛けてきた。


「はい。そこまでですよ?食事の所で煩くするのは止めて貰える?貴方達が英傑様だからって‥‥怒らない訳じゃないのよ?」


 その一言で俺達全員が固まった。アリシアさんから威圧感が出ていた。


「静かになって良かったです。さ、座ってください。食事をしながら今後についてのお話をしましょう」


 そう言われて俺達はゆっくりと近くにある席に座った。


「皆さんが揃ったようなので頂きましょうか。英傑様方の習慣に合わせてこう言いましょう‥‥いただきます」


「「「「いただきます」」」」


 いただきます、ごちそうさまの文化はある程度あるんだな~昔の英傑が教えたんだろうなぁ‥‥まあ、そんな事を考えてないで食うか。まずは‥‥目の前にあるステーキをいただくか。何の肉だろうか‥‥牛?豚?


「ん。美味しい‥‥」


 俺の隣にいる雅が美味しいと呟いてるのが聞こえた。俺と同じようにステーキに手を出したようだ。さて、俺も食おう。


「うっま‥‥なにこれ‥‥牛肉っぽい味だけど微妙に違う‥‥なんだこの肉‥‥さらにソースが醤油ベースの味付けになってて絶妙だ‥‥」


 そんな事を呟いてたらスキルが反応した。鑑定じゃなくて〈神域の料理人〉が。俺に肉の種類とソースの仕込みの方法を教えて来た。肉はタウロスロードとか言う魔物肉だった。ソースの仕込み方法は‥‥別に再現がしたい訳じゃないのでソースの味を楽しむだけにしたいのでスルー。再現したくなった時には普通に再現出来るけど。


 そして、俺達が食事を楽しんでいるとアリシアさんが食事の手を止めて話しかけてきた。


「英傑様方。食事をしながらでいいので聞いて下さい。今後の方針についてです」


 アリシアさんに食事をしながらで良いと言われたので食べながらも耳を傾ける。


「明日からの午前中は戦闘訓練を行い、午後は昼食を取った後にこの世界の魔法についてを学んで貰います。これを1ヶ月程続ける予定です。そして、1ヶ月後にはダンジョンで実戦を経験して貰う事になります。さらに、そこから1ヶ月ダンジョンを進んで貰います。1ヶ月経過したら、攻略階層がどこまで行っていたとしてもそこでおしまいです」


「ですが、懸念もあります。ゾディアクが2ヶ月も静かにしているか、です。今は、何故か侵略を止めていますが侵略再開がいつになるか分からないですので」


「最悪の展開としてはゾディアクが英傑様のいるこの城に攻撃を仕掛けてきて英傑様を殺害に来る事です。その様な場合でも逃げる事が出来る程度まで強くなって頂きたいので頑張ってくださいね?」


 ゾディアクの強さってどれくらいなんだろうか‥‥異世界に来たんだからのんびりスローライフが送りたい。だから、俺がゾディアクを倒してしまうのもありかな?とは思ってる。ま、最終手段だけど。

 この物語は主人公がスローライフを始められたあたりから本格的にスタートかな?って思ってるので、タイトルはスローライフを求めるではないよなぁ‥‥って思ってますがタイトルが思い付きません‥‥

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