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殲滅再び

 更新しました。次かその次にダンジョン終わらせます。

 ゴブリンの殲滅が終わってから2年という時間が経過した。現在、俺がいる場所は32階。この階は1階と同じで全く敵が出てこない。しかも、空はあるし草原もある。ダンジョンの中だというのを忘れそうになるくらいのどかな光景だ。


「ここの階層に来てそろそろ1ヶ月かぁ‥‥最近は戦闘が多かったからのんびりしてたけど長居しすぎたな。そろそろ次の階に降りようと思うが‥‥」


 このダンジョンは20階を突破した辺りから凄く広くなった。敵もどんどん強くなってきた。最近、やばかったのは剣士オーガだ。30階の階層主だったがギミックだったのかは分からないが剣でしか戦えなかった。しかも、魔法は身体強化しか出来ないようになっていた。オーガなだけあって力は強いし剣の腕も凄かった。勝てた理由が剣の性能の差だったから勝てたと言えるのか微妙な気分だ。


「このダンジョンって何階まであるんだ?100階だったらまだ良いんだけどなぁ‥‥エルが大体20年位を想定してたのだとしたら200階とかか?2年で32階が早いのか遅いのか分からんのがきついな~」


 考えてたら頭が痛くなってきたのでこの先どれだけ続くのかを考えるを止めた。


「33階は‥‥半月前くらいに1回降りてみたけどなんだか肌寒い感じだったから‥‥もしかしてアンデッド系が出る?それなら簡単で良いんだがな~最近は神聖魔法を上手く使えるようになってきたしな!」


 俺は、この2年でかなりの成長をしている。星魔法と神聖魔法をそれなりに使えるようになった。空間魔法もそこそこ行ける。エルから貰ったアイテムバッグより容量は少ないがアイテムボックスを使えるようになった。空間魔法での攻撃は練習をしているが難しい。


 俺のステータスは最近見てないが最後に見た時には〈剣士〉が〈剣王〉になってた。MPも10万を突破しており、レベルは120になってた。このステータスは‥‥RPGだとラスボスを余裕で倒せそうな感じがするな‥‥


「さ、行くか!」


 俺はそう言って階段を降りて33階に着いた。階段の近くに居てすぐに降りれるようにしていたのだ!

 

「やっぱりここは肌寒いな‥‥とりあえず、自分の周囲の温度を少し高くしようかな~」


 まずは、神聖魔法で結界を構築してから結界内部を風と炎を使って温度を大体5℃上昇させた。


「うん。これでオッケー肌寒さが無くなった。ちょうど良いな!‥‥はぁ‥‥1人で喋ってるの寂しいな‥‥」


 少し悲しい気持ちになりながら歩き始めた。そしたら、アンデッドが登場した。動く死体って感じだ。神聖魔法での結界の強度を確認しようとアンデッドの攻撃を受けたらアンデッドは魔石を残して消え去った。


「アンデッドが消えた‥‥神聖魔法だけど結界なんですけど‥‥結界貼ってるだけでこの階の攻略がただの散歩になってしまう?ヤバいな‥‥神聖魔法の結界じゃなくて光魔法に闇属性を薄く追加した結界に変更しよう‥‥」


 光魔法は基本的に結界を構築出来ないのに闇属性の魔力を薄く混ぜると構築出来るのを最初の方に気が付いて無かったら俺は何回か死んでたな。


「よし、上書き完了!これで敵をイリスで倒せる!まあ、イリスも半神剣だから聖属性が強いだろうけど問題無いよな!剣は使ってるし!」

 

 そう言いながらわらわらと出てくるアンデッドを切り伏せてたが1時間も止まらずに向かってくるのでだんだんやる気を無くして来た。


「イリスでアンデッドを切り伏せるの面倒になって来た‥‥もう、神聖魔法を全力で使ってこの階層を浄化する!」


 そう叫んで俺はイリスを使って神聖魔法を超広範囲に発動する事にする。イリスは光、聖、神聖の効果をかなり強化する事が出来るようになっていたのだ!


「よし!発動!エリア浄化!」


 発動された神聖魔法の力によって33階のアンデッド系の魔物が全て浄化された。久々の殲滅だったな‥‥けど階層全ては初めてだ。俺も凄く強くなったなぁ‥‥と思いつつ何も出なくなった階層を歩いて階段を探す事にした。


 しっかりと更新!15話か16話辺りで葵君を異世界に連れてきたいなぁ‥‥行けるかな‥‥

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