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Trick 12  True

兵法の古典、孫子から引用すると、「上兵は謀を(うつ)」とある。

敵の陰謀を察知して、それを封じるのが最善だと。

『戦わずして勝つ』である。


次いで、「交を伐」

敵の同盟関係や外交を封じるのである。


それでも止められない、仕方ない場合にのみ、戦争は起こる。

しかし、敵の城(都市)を攻めるのは最低の手である。



前述の足止め遅滞作戦など、敵に付け狙われてから逃げるとき、やむなく行う策。


現代、ネットではさまざまなニュースが飛び交い、なにがフェイクやらつかめなくなっている。

ここは慎重に構え、なにか裏があるかせめて考えてから、自分の意識の持ちようを確かめるしか個人に打てる手はないか。


デマ、フェイク、流言飛語。古代でいう偽書疑心の計である。

いまやこの策が、スマホ一つ持つ個人、誰にでもできる社会となった。

愚かしいが。



数学的には、なにが正確かの確証は、少し誤情報が混ざるとそれが拡散していく過程で、真偽が半々の確率まで情報は劣化していく。有力なサポート情報がない限りはそうなる。



これだから、常識的な判断が求められるのだが。たいていのひとは、確率をあまり正しくは扱えないのだ。概算でざっくり、〇割りくらい正しいかな、なんて判断ができないとね。


なまじ数学を知らない人ほど、「概算なんてふざけるな。事実とコンマ1%でも外れていたらすべてがでたらめだ!」なんていうけどね。


こればかりは人類最高の知能とされた、フォン・ノイマン氏でも、ギャンブルではまるで勝てなかったとされる逸話からしてどうしようもないのかな。



だから考え、もう少し踏み込んでみよう。あたりまえのことに思えて、会話ができること、読み書きができること、計算ができること……これらはできない人からすれば、恐ろしい力を持つ魔法なのだ。〆

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― 新着の感想 ―
 一切血を流さずして平和的に勝つのは理想的、されどそれは本当に優れた者にのみ実現可能なそれであり、結局は玉石混淆で全てを含めて灰塵と化すのが最も手っ取り早く悩まないで済む。後悔は後からするべきものです…
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