おまけ ハロウィンの時にあったかもしれない会話
会話のみになります。そして短いです。
佐藤「星崎。もうすぐハロウィンだな」
星崎「そうですね。ハロウィンなので、蕪の浅漬けを混ぜ込んだおにぎりを作りました」
佐藤「……ハロウィンと言えば、普通は南瓜だろう?」
星崎「ハロウィンの起源は古代ケルト――今のアイルランドあたりですね。今日にまでに日本に残っているハロウィンは意外な事にアメリカ式なのです。ハロウィンはアメリカに伝わる事で南瓜に変わりましたが、古代ケルトのハロウィンで使われていたのは南瓜では無く、蕪になります。つまり、蕪もまた正解なのです」
佐藤「……そうなのか?」
星崎「そうですよ。ですので蕪のおにぎりをどうぞ」
佐藤「それでは松永が食べている、あの南瓜プリンは何なのだ!?」
星崎「あれは大林少佐と一緒に作った分の残りです。ちなみにあれが最後の一個です」
松永「他人の部下に甘味を強請らないで、さっさと帰ったらどうですか?」
佐藤「……」おにぎりを持って、肩を落として帰る。
飯島「それでお前は握り飯を食っているのか」説明を聞いて呆れる。
佐藤「そうだ」
飯島「星崎がお前のあしらい方を覚えてくれて助かったな」うんうん頷く。
佐藤「どう言う意味だ!!」
飯島「そのまんまの意味だ!」
後日
佐藤「ハロウィンと言えば『トリックオアトリート』と言う言葉が在ったな!」
星崎「はい。確かに存在しますがその言葉には続きが有りますね」
佐藤「……」嫌な予感を覚える。
星崎「今日に伝わるアメリカ式のハロウィンでは『トリックオアトリート』と言ったあとに、何かしらの一芸を披露してからお菓子を貰うのが慣例です」
佐藤「……」
飯島「一芸、一芸か」
松永「ふふふ、それは是非とも、一度見てみたいですね」
星崎「ちなみに成功させないといけないそうです」
佐藤「……ハードルを上げないでくれ」
松永「自ら撃墜されに行くとは無様ですね」
飯島「全くだ」
佐藤「お前ら、追い打ちを掛けるな……」一芸出来ずにお菓子ゲットとならなかった。




