ここまでの簡単なまとめ

ここまでのお話のまとめです。把握している方は読み飛ばしてくれても結構です。なぜこんな事をするのかというと・・・

(建前)　現在のこの作品は複雑化しているのではないかという懸念があります。そこで様々なシーンを最適化する事で、主にニューカマーユーザーのメソッドにスムーズにこの世界観にコミットメントしてもらえるようにしようと考えました。

(本音)　なんかあれこれあっちこっち (思い付きで)色々書いてしまって、作者自体が混乱してるので整理します。あれこれフラフラしすぎなんですよね、私。

桑名方面

北畠具教　(五千)　対　斉藤義龍(二千だが一万程に偽装)

鳥屋尾満栄　　　　　　竹中重治

○斉藤義龍自ら陽動として桑名方面に進出。北畠具教はこれに引っかかり、主力五千を持ってこれを迎え撃つ。

小牧山城に斉藤家の主力が迫っている事はまだ北畠具教は知らない。

小牧山城

守備側　　　　　　　　　　攻城側

蜂屋頼隆(二百～三百)　対　斉藤龍興(八千)

　　　　　　　　　　　　　日根野弘就・不破光治

○斉藤龍興の軍勢は、瞬く間に国境を突破し小牧山城に迫る。城攻めは直ぐにでも始まる。

尾張の他の勢力

雪姫・細野藤光　(千五百)→小牧山城へ。

○もともとは蟹江城防衛の為に編成された軍だが、細野藤光が進軍を止めさせる。斉藤龍興の動きを聞き、急いで小牧山城に戻り始める。

森可成　(約百人)→小牧山城

○三河松平家の備えとして兵を残す必要があり、森可成は少ない手持ち兵を工面し、小牧山城に向かう準備を始める。

亀山方面

北畠具親　(兵数不明)　対　六角義治　(二千～三千)

○六角家は斉藤家と呼応する形で、北伊勢進出を伺うべく挙兵。だが六角家内部はこの挙兵にあまりやる気がない。

志摩方面

木造具政　(四千弱)　対　九鬼浄隆　(約千人)

○田城城に籠る九鬼浄隆を木造具政・柴田勝家らの軍勢が取り囲む。斉藤義龍が桑名に向かっている報告を聞いても、木造具政は動かない。

他家の動き・・・小説として書こうと思いましたが、全然小牧山城の戦いに入っていかないんで思い切って割愛しました。

基本的には、六角家以外は兵を動かす勢力はないと思ってもらって結構です。

六角家・・・斉藤家と同盟

浅井との「野良田表の戦い」に敗れ、そして当主が変わったりしており混乱中。

六角義治は斉藤家と組み、北伊勢進出を目論むが、家中は統制を失いつつある。

そんな中、後藤賢豊は必死に家中の取り纏めに動いている。

今川家・・・北畠家と同盟

今川義元死去の後、国内の混乱はまだ続いている。今川義元の母である寿桂尼が実質的に運営を行っている。

他国侵攻どころではなく、とにかく三河松平家を抑え込む事に腐心している。

松平家・・・中立

桶狭間の戦いのドサクサで三河を牛耳る。今川家の三河侵攻をもっとも恐れており、尾張には手を出す予定はまだない。　(下手に動くと側面を突かれる)

あわよくば、北畠家と組みたいと思っている。

浅井家・・・中立

六角との「野良田表の戦い」に勝利をしたが、国力の回復に専念しており動く気配はない。

斉藤義龍の秘密協定を蹴り、中立の立場を貫いている。

三好家・・・北畠家寄り

北畠家との関係を重視しつつあるが、家中の主導権争いが激化。この戦いにはノータッチ。

以上です。今後ともこの作品をよろしくお願いします。