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妖怪百物語  作者: keikato
85/1053

85 コサメ小女郎

 コサメ小女郎という妖怪がおります。

 和歌山県田辺市に伝承があり、南方熊楠著『南方閑話』に次のような話があります。

 これは紀州龍神村の淵に棲む魚が長い歳月を経てなったもので、美女に化身し、男を淵の中に誘い込んで食べていました。

 あるとき。

 小四郎という男を誘ったとき、「7年間飼った()にはかなわない」と漏らしたことから、小四郎が7年間飼った鵜を連れていって水の中を探らせたところ、鵜に目をえぐられた大きな魚の死体が浮かび上がり、腹から7本のナタが出てきました。

 この7本のナタは7人の男が誘惑に負け、コサメ小女郎に喰われたことを意味しました。

 このコサメ小女郎。

 鵜を見るとおもわず声を上げました。

「ウッ!」


・ウッ=うっ=鵜

・ナタ=斧、包丁、鎌、刀剣以外の大型刃物を総称

・南方熊楠(みなかたくまぐす・17867~1941・民俗学者)

・『南方閑話』(みなかたかんわ・随筆)


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