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妖怪百物語  作者: keikato
1014/1053

1014 銭貸し

 銭貸しという妖怪がおります。

 これは徳島県三好市に伝承があり、節分の夜、銭の入った袋をかついで、神籠岩ひもろぎいわの奥にある四つ辻に現れたといいます。

 このとき頼めば、銭貸しは銭を貸してくれるのですが、次の節分の夜に返さなければ恐ろしい目に遭ったといいます。

 あるとき。

 某男は返す金を用意できず、ある智恵者に相談したところ、腹の上におわんを乗せて待てと言われました。

 節分の夜。

 男が教えられたとおりにして待っていると、そこへ銭貸しがジャラジャラと銭の音をさせてやってきました。

 銭貸しが男を見て問います。

「何のまねだ?」

「見てのとおりです」

 銭貸しは一言残して立ち去ったといいます。

「ハラワンか……」


・ハラワン=腹の上におわん=払わん

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